一覧
┗
Ringwanderung
┗383,384,385,387,388
383 :
独
06/21-21:29
#20180621 21:29 -Leben-
明日59務に励めば一先ず休息が取れる。予報だと週末の天気はあまり良さそうではないが、休めるだけ良しとしよう。掃除はやるとして…何かやる事を探さないとまた時間を持て余してしまいそうだ。
>最愛ともゆっくり話が出来るといい。
#昨晩、最愛が唇にキスをくれた。
彼奴の元へ帰ってきて14日程経つ。その間に彼奴の方から唇にキスをしたのは昨晩が初めてだ。頬や瞼にされることも喉を噛まれることもあったが、やはり唇へのキスは俺の中では特別な位置にあって、昨晩の彼奴からのキスはとても嬉しかった。おかげで、おやすみと言った筈なのに暫く嬉しさと興奮で眠れなくなってしまったくらいだ。思春期の餓鬼みたいな有様だからここだけの話にしておくが…。
>心を鎮めるのにとても苦労した。
そんなことでと思うかもしれないが、
こんなことでも俺には十分過ぎるんだ。俺の気持ちが伝わっていると確信できたことも彼奴が触れる手の熱も、全て愛しくて仕方がないのだからな。
#本当にお互い不器用な性格だと感じる。
しかし、俺たちには其れが合っていて、この世/界で共に歩んだ歳月は確かに其処に根付いていたんだろう。雨風に晒されてすっかり土に埋まっていた様だが、確かに其処にあったんだ。腹を探り合い、噛み付き合いながら互いの存在を確かめた末に、漸く抱き締めた彼奴という体温があまりにも幸せに満ちていて、柄にもなく目頭が熱くなる。
>噛み付くのは愛情表現なんだ。
>お前も俺もよく似てきた。
アーサー。
お前の心が落ち着くまでこれからもたくさん話をしよう。どんなに他愛もないことでも構わない。お前とこうして話ができるだけでとても俺は幸せだ。
>Du bist mein Schatzt.
- - -
23:45
また一つ本が消えていた。胸を締め付けられる様な文面の其れに、俺は勝手ながらいつかの自分を重ねていたのかもしれない。もう直接言葉を交わす事も叶わないだろうからな。此処にそっと言葉を残す。そしてどうか、不器用な貴方の恋が報われることを願う。
Gute Nacht.
[
返][
削][
編]
384 :
独
06/22-23:15
#20180622 23:15 -Leben-
予報外れの雨が常だった近頃の空と変わり、今日は予報通りの曇りが続いた1日だった。朝から忙しなく積まれる書類と予定になかった突発的な会議への強制参加、予定通りに行かない事が続くとどうにも苛立ってしまう。昼食を取っていれば、珍しく最愛から手紙が届いて俺は放棄しかけた冷静さを取り戻した。
>何をしても彼奴には敵わない。
#ゆっくり止まった時が動き出す。
遠く離れていた温もりが腕の中にある幸せを感じさせてくれる毎日に柄にもなく安堵している。最愛からの好きという言葉も温かなキスも欲してやまなかったものだ。だから、彼奴が感じている以上に俺は態度と言葉で気持ちを伝えたいと思っている。俺にとってArthurという存在が如何に特別かを伝えたい。
>口下手なりの努力をするつもりだ。
#空腹の猫には餌が必要だが、
#空腹の狼にも餌が必要なんだ。
アーサー。
俺にだって嫉妬心や独占欲がある。
お前が思っている以上に強烈なものだ。本当ならば控えめな痕を一つ残す程度では足りないんだ。悪い虫が付かないように、俺の嫁だと見せ付けてやりたいくらいだ。だが、一つだけ言っておく。一度足りともお前の浮気を疑ったことはない。家猫は帰る家を間違えないと昔、お前が言っていたからな。
>Gute Nacht, Bis morgen.
今夜もお前の平穏な日々を願っている。
[
返][
削][
編]
385 :
独
06/23-22:50
#20180623 22:50 -Leben-
兄貴とローデリヒと三人で食事をした。久々に酒も用意しての席だったんだが長らく禁酒していた身体に入る酒は予想以上に美味かった。久々だからというよりは、酒が美味いのは楽しかったからに他ならないのだろうな。それにしても、相変わらず兄たちは恐ろしく酒が強い。顔色一つ変わらないんだから…あの人の肝臓の底が知れない。
今日は一日雨だった。
傘が手放せない季節だが俺の傘も長いこと使っているせいで水捌けがとても悪い、そろそろ買い替え時という奴だろうが気に入っていると手放し辛いな。防水スプ.レーでも試してみるとしよう。
#最近、最愛に触れる度に思う事がある。
俺は貪欲だ。何とか理性を効かせてはいるものの最愛に触れれば触れる度、もっと欲しいと願ってしまう。だが今はまだその時ではない。駄目だと言い聞かせながら自制している。俺の理性はいつまで保つんだろうか。彼奴に触れているだけで熱くなるとは…まだ俺も若いということか。
>空気の読めない身体が本当に嫌になる。
今夜もお前の平穏な日々を願う。
[
返][
削][
編]
387 :
独
06/24-19:33
#20180624 19:33 -Leben-
最近、口を開けば天気の話ばかりしている。面白い話もこれといって特にないのが現状だが…あるとすれば、先日、酒に酔った針.鼠が二匹保護されたくらいか。針.鼠が酒に酔うご時世とは良い時代になったものだな。
今日も天気は不安定だ。
元より出掛ける予定のなかった午後は久々にクーヘンを焼いた。昔、最愛と一緒に食べたのを思い出して作ろうと思った。俺にとっては思い出のアプフ.ェルクーヘンだ。
>これで彼奴の淹れた紅茶もあれば最高だ。
#実際のところはそうもいかない。
俺たちは時間があるようで二人でゆっくりする時間というのは1日のうちでも僅かな時間しかない。一緒にクーヘンを食べるなど夢のまた夢に近い。結局、一人で食べ切れず兄貴にあげてしまった。あっという間になくなったのは言うまでもない。
#折角の記念日だから、
柄ではないが彼奴に花束を用意したんだ…長らく祝えてなかったといえど少しはしゃぎ過ぎてしまったな…俺はあまり花に詳しくないので、花屋に話しをして選んでもらったものだ。ついでに花言葉も添えてくれた。
お前は花に詳しいから、
聞いたことがあるかもしれないが…花は赤いのがアネモ.ネ『君を愛す』、ピンク色の変わった形の花がクル.クマ『あなたの姿に酔いしれる』、その周りに控えめにある丸い花がブ.ルーレー.スフラワー『無言の愛』だそうだ。今夜、お前にちゃんと渡せると良いんだがな…。
> Arthur, ich liebe dich.
今日もお前の平穏な日々を願う。
---
今夜は彼奴の帰りを待てそうにない。
朝、今日を祝えて良かった。
あの花は…まあ、またの機会にしよう。
Gute Nacht.
[
返][
削][
編]
388 :
独
06/25-19:25
#20180625 19:25 -Leben-
昨晩、床に就いて休息を取ろうとして呼び出しを食らって朝まで執務室詰めにあった。上司の計らいで午前中のうちに帰宅できてよかった。最愛と休みが重なったおかげでゆっくり話をすることができた。
>良いこともあるものだな。
今日は彼奴にずっと伝えたかったことも話した。怒られることはなかったんだが…あんな顔をさせるつもりはなかった、といっても俺に弁明の余地はないな。彼奴との約束もある。もっと気を引き締めて59務に励まなくてはな。
それから先日の花束は自室の花瓶に生けることにしたんだ。そのままにしておくわけにもいかないからな。昔、菊から水に食器洗剤を混ぜると長持ちすると言っていたんだが…本当だろうか。試してみるか…いや、それで枯れてしまうのはな。しかし、菊の話だ…信憑性は高い。
>とりあえず少し調べてみるしかないな。
今日もお前の平穏な日々を願っている。
[
返][
削][
編]
[
戻][
設定][
管理]