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┗Ringwanderung(479-483/498)
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483 :
独
11/01-12:52
もう3日も過ぎてしまったが、
改めて記念日に祝えなかった分、
感謝と想いを込めて此処に綴ろう。
回数にして52回目の記念日になるな。
出逢って4年と4ヵ月だ。
秒数にすると単純計算で、
約136,684,800sになるらしい。
実際にお前と過ごせた時間というのは、
この半分も満たないだろうが、
共に過ごせる時間が少なくとも、
気持ちは出逢った頃と然程変わっていない。
寧ろ緩やかに大きくなっている。
最近では、
夫婦らしい事は愚か恋人らしい事すら、
あまり出来ていない。
多少なりとも、
口付けを交わしたりはあっても、
触れる回数は格段に減った。
其れが寂しくもあるが、
やはり仕方なくもあるのが現状だ。
お前という存在が、
手の届く場所にあるという安心がある。
>と同時に其れは確かな幸せだ。
アーサー。
月末にはまた三月程、
お前を残して59務に専念しなくてはならない。
多くを語ることは出来んが長期で視察に行く。
毎日言葉を交わす事は叶わないだろう。
だから俺なりに考えたんだ。
時間が許す限り、
あの場所に言葉を記そうと思う。
前回の出張の時のようにな。
其処には次に時間ができた時、
お前としたいことを書こう。
他愛もないことも書いておこう。
其れから愛の言葉も忘れずに贈ろう。
少しでもお前が寂しくないようにしたい。
其れが例え俺の独り善がりになったとしても、
最善は尽くすつもりだ。
如何に俺がお前を愛しているかを、
言葉としてあの地に、
そしてお前の心に刻もう。
愛してるんだ、アーサー。
誰よりも何よりも、
お前以外は欲することが出来ない程にな。
>今日もお前の全てが愛しい。
改めてこれからも宜しく頼むぞ。
感謝と最上級の愛を俺の最愛の人へ捧ぐ。
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482 :
独
11/01-12:51
#20181101 12:51 -Leben
>体調を崩している間に月が変わっていた。
記念日も祝えず、死人のように眠っていた気がする…59務の時にじわじわと体の不調を感じ、堪らず部下に強めの栄養剤の購入を走らせてしまったくらいには危機的状況ではあった。こういう時に限って、59務というのは忙しさを極める。日頃の体調管理が到らなかった事こそが敗因だ。更に拍車を掛けるかの如く、今回は非常にタイミングが悪かったようだ。
#うちのところでも、
此処数年の間に若者を中心として某行事が定着しつつある。そう言うと、以前、菊には驚かれた事があったな。極東の者には西洋だからやるのは当たり前だと思われていたらしい。我が家の場合、一部の地域ではこの日は某行事とはまた別の行事によって祝日となっていたりする。俺はといえば通常運転で59務なわけなんだが、少しばかり街が賑わっているせいか暇を持て余す程の時間はなかった。
#ふと懐かしい記憶を遡る。
随分と前の話になるが、アルフレッド主催の食事会に呼ばれた事があった。あの時は仮装をしろだと言われ各々仮装をして会に赴いた。偶にはああやって羽目を外す事も俺たちの様な者は必要かもしれない。ただ…何を着るだとかを考えるのは不得意な部類だ。次、機会があったとしても、また兄貴やフェリシアーノに倣って決める様になるだろうな。若しくは最愛にでも考えてもらうとしよう。
>また招かれる事があれば、な。
代わりと言ってはなんだが、
最愛の装いは俺が決める。極力、露出の少ないものがいい。何故か、と問われるならば理由は至極簡単だ。他者に唾を付けられては困るからな。脱衣は俺の前だけで十分だろう…とは言ったもののそんな話題を交わす余裕すら彼奴との間にはなかったな。
もうすっかり体調は回復した。
心配は無用だ。
それから記念日に伝えられなかった事を、
改めてちゃんと伝えようと思っている。
今日も最愛の平穏な日々を願う。
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481 :
独
10/28-06:57
#20181028 06:57 -Leben
>Morgen.
気持ちの良い朝だ。快晴と呼ぶに相応しく空には雲が1つもない。気温も過ごし易い程度の肌寒さで申し分ない。此れから59務なのが惜しい位だ。日曜の朝ぐらい最愛と寝坊なんぞしてみたい所だが、彼奴も早朝から忙しかったはずだ。いつかの夢として今日も59務に精を出すとしよう。
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480 :
独
10/27-20:53
#20181027 20:53 -Leben
>今日一日何をしていたかと振り返る。
朝から慌ただしく動き回り、用事を片っ端から片付けていたら夕刻になっていた。予定を一日に詰め込むものではないな。少々、無理をし過ぎたせいか今夜は睡魔が早めに迎えを寄越しそうだ。
#今日は、
熊のぬいぐるみの日らしい。相変わらずリビングには最愛似の熊のぬいぐるみが一体だけで佇んでいる。自分に似たものを探すのはなかなかに難しくてな。暫くは一体だけになりそうだ。
他愛もない会話の中で、
如何にしても愛を伝えようかと最近は少し俺なりに悩んだりしているんだが、そう簡単にはいかない。手記では饒舌な印象を与えているかもしれない。しかし、実際のところはその手の言葉を相手へ伝えるという事に関しては相も変わらず口下手は健在だ。いつだかそれをへたれだと不名誉な事も言われたが、確かにこんな有様では否定出来ない。
>互いの忙しさを理由にするのは、
>もう辞めにしなければならないな。
今夜も最愛の平穏な日々を願っている。
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479 :
独
10/26-18:56
#20181026 18:56 -Leben
>徹夜明けに見る朝日は目に染みる。
燃えるような朝焼けに目を細めていると同行していた部下に何故だか心配された。思えば、休息を取る暇も無く、こうも59務に翻弄された日は久しい。部下には疲労困憊に見えたのだろうが、俺が感じていたのは疲労よりも充実感の方が勝る。
#などと書き綴ると、
「59務が恋人な奴」とまた最愛に言われそうだ。欲を言うなら彼奴を抱き締めたまま温かい毛布に包まれて半日ベッドで過ごしたいくらいだ。日頃、規則正しい生活を心掛けている俺を良く知る彼奴は意外だと思うかもしれんが、俺にだって怠惰的欲求は多少なりともある。
其れだけではない。
抱き合って唇が溶けそうなくらい深い口付けを交わし、互いの額と視線を重ねながらくだらない会話で笑えたら最高だ。彼奴が俺の言葉で喜ぶように、俺もまた彼奴から貰う言葉はなんだって嬉しい。
#其れから、
そのまま彼奴の身体中に証を施そう。数日後に消えてしまう程度で構わない。それまでは証を見る度に、俺を、そして、証を施す瞬間を思い出せばいい。此の身を重ねる時は彼奴の耳に直接、愛を注ごうと思う。凡ゆる形で彼奴の全てを俺と言うもので満たしてしまいたい。折角、いつも気紛れな猫を此の腕に捉えるのだから、 一度抱き留めたなら俺はそう易々と逃したりしないからな。
>理性の皮を剥げば俺とて欲望の塊だ。
#条件反射の如く、
彼奴が触れた先から俺の体の奥底が熱くなっている事に彼奴自身は気付いてはいないだろう。だから彼奴は無自覚に俺を煽る。そう言ったところで、そんな事はない、と言われるのは容易に想像出来る。
>仮に確信犯だとしたら、
>随分と酷な事をする…なんてな。
彼奴に限って、
とは思うが猫は気まぐれな生き物なんだったな。猫のような彼奴の真意に関しては俺には読めないことがまだまだ多い。此方も同様にしてみたらどうか。少しは猫の気持ちとやらがわかるかもしれん。そうすれば、彼奴も俺のように離れている間もその身を焦がす程、心の臓を熱くして欲してくれるだろうか。
>此れはまた憶測が過ぎたようだ。
#先を期待して己を慰める事はあるか。
こんな野暮な事を直接問う事は出来ない。更に、お前は如何なのか、と問われれば其れについては想像に任せよう。
仮眠後に頭が冴えているせいか、
今夜は少し長く綴りすぎてしまったな。
この辺でやめておこう。
彼奴の帰りを待ちながら、
今日も最愛の平穏な日々を願っている。
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