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┗薔薇を摘んだ野獣の噺(1-5/25)
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5 :
英
06/04-20:31
#野獣の夜について(not健全/閲覧注意)
処理しても処理しても遠慮なく運び込まれて来る書類に拘束され、仕事のある時はほとんど擦れ違いになることが多い。
あいつが起きる前に出て、あいつの寝る頃に帰る生活。
仕事に休憩がないわけではない、ないけど、それでも会いに行かないのは……耐えられなくなるからだ。何がって?ナニがだよ(真面目)
あいつのことを考えるだけでも堪らなく恋しいのに視界になんて入れて見ろ、絶対襲うに決まってる。
少ない時間で堪能できるわけがないし、中途半端は何より辛い。
だから敢えて会いに行かない、というか行けるわけがない。
それに加えて、仕事を片付けて帰ってみれば
俺のシャツを着て俺の枕で寝てるあいつがいるわけで。
……………………。(据え膳か)
まあそこは紳士的に、始めこそ微笑ましくてキスだけで留めていたわけだ
でも、紳士も男なわけだ。
しかも野獣にこんな無防備な姿を毎日晒すあいつは危機管理が足りない。
そんなわけで
目の前の据え膳にほぼ毎日、毎夜手を付けている。
もちろんあいつは寝てるから気づいていない。
(「寝込みを襲う」ってのは紳士的にどうなんだと思っていた俺は生涯ログアウトしました)
そして今夜も、もちろん…おいしく頂く予定だ。
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4 :
英
06/04-00:01
さてと、何から書いていくべきか
書きたいことは山ほどあって、そのせいで逆にペンをもつ手は止まってしまう。
真っ白い紙に、無駄にインクが落とされて滲んで黒くなるばかりだ。
紙に滲んだいくつかの黒いインクの跡は、彼を摘んだ時にその棘で引っ掻けた指先、そこから滲んだ赤い血を思い出す。
雪がまだ溶けないその季節に出会って、甘い香りから逃れられなくて伸ばした。
その時に傷付けた血が、真っ白い雪と真っ白な花弁を鮮やかに染めたのを覚えている。
そういや、お伽噺にそんなお姫様がいたな。
この雪のように白い肌
血のように赤い唇
黒檀のように美しい黒髪
世界で一番美しいと言われたお姫様
まあ、だからどうしたというところだろうけど。
俺の薔薇は黒檀ではなくて、花の蜜のような金の髪をしているし、大人しく王子様を待つどころか自分から進んでやってきていた。
あんなに積極的なお姫様もそうそういないな。(ちょっとばかり世間知らずというか、無垢すぎやしないかと思うこともあるけど)
それなのに、今見てみれば……だ
いつの間にか俺がこうもぐずぐずに、盲目的に愛してしまってる。
気付いたとして、もう手遅れだ。
もう硝子ケースからは出してやれない。
だから、お前のその蜜は俺だけに
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3 :
英
06/03-23:56
予備確保
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2 :
英
06/01-04:14
#野獣≠俺
ずっと触れていたい、愛したい、深くまで俺を感じさせて、あの甘い声で鳴かせて、咲かせて、何度も散らしたい
彼から離れたくない、繋がっていたいとそればかりを24時間365日考え続ける末期症状。
俺の目は彼の全てを愛でる為に。
俺の耳は彼の声も言葉も嬌声も全て聞くために。
俺の鼻は彼の香りを堪能するために。
俺の唇は余すところなく、彼の全てに口付けるために。
こうしてる今でさえ、愛したいと心が叫ぶ。
#白薔薇≠彼
俺の愛する人。
積極的に香りを寄越して誘ったかと思えば、消極的に触れようとしたその手を引いたり。
初々しいと思えばベッドでは乱れ咲いて俺を誘ったり。
頑なに特定を作ることをしなかった俺を揺らがせ、落として、ここまで甘ったるく盲目にさせた張本人。
>囚われた薔薇に囚われた
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1 :
英
05/23-00:56
>あるところに 呪われた野獣がおりました
>ひとり 戯れに入り込んだ森の奥 泉のむこう
>どこからか 芳しい甘い香りに誘われて進んだ先
一輪の無垢な白薔薇がそこに
>呪われたこの身 この手で触れることに戸惑いながら
>それでも誰かに摘ませたくないと考えた野獣がその手を伸ばし
>やがて 一度花弁に触れてしまえば理性とはかくも容易いもので呆気なく
>綺麗な薔薇を独占欲のままに手折ってしまった
>透明な硝子のケースに囚われた薔薇と、甘い香りと蜜に溺れた野獣
砂時計の砂はもう落ちきって溢れている
さて、ティータイムをはじめようか
#Attention#
◎半完混合 ◎惚気
◎病み ◎上司話題
◎キャラ崩 ◎裏内容含
◎乱入不可 ◎……その他増えるかもしれない
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