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┗ｉ(6-10/17)

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10 :本田菊
12/04-13:32

時たま貴方の姿を見掛けます。
貴方の左側は何時も同じ人で埋められていました。つい最近まで彼の左腕は私のモノでしたのに。


もう貴方を見たくなくて、外へ出る時は下を向いて歩く事にしました。

幸せそうで、何よりです。

[返][削][編]

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9 :本田菊
12/04-10:34

>>1を見ればわかる通り、この日記のｉと言うのは数学で出てくる虚数ｉのことを指しているのですが、何故こんな実態の掴み難い物を題名に起用したのかと言いますと、それは単に彼の方の言葉が忘れられなかったからです。


>「数学には愛がある」


彼の方は数学を愛していました。

「数学者は変わり者で人間らしくないと思われがちだが、それこそ俺達の偏見に違いない。　　　　　の定理なんかは凡そ二百年掛けて人間がリレーしてきたからこそ証明されたもので、そこにはロマンも愛もある。それに、ｉがあるなら愛もあると思う。」


私は彼の方の様に知的ではありませんのでどうすればまた自身に目を向けて下さるのかわからず、彼の方の愛する文字になりました。

犬猫だって無機物だって、彼の方の優しい視線を受けられる何かになりたかったのです。

[返][削][編]

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8 :本田菊
12/03-20:04

私には他者を惹き付ける魅力がありません。くれるのならば欲しいです。
ユーモアセンス、話術、包容力、寛大さ。貴殿方が私にくれたとて、元より沢山あるのですから一つくらい失っても気付かないでしょう。

何かにつけて劣等生で、劣等生でいる優等生で、どうすれば良いですか。貴方が愛する私が好きだった。何にも無い私は、只の空箱です。がらくたです。私の事をがらくたと思って捨てたのなら、もっとがらくたの様な扱いをしてほしかった。そうすれば私は私を彼の唯一と思うことは無かったのに。

[返][削][編]

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7 :本田菊
12/03-13:34

蟠りが一つ無くなると、こんなにも気分が晴れるのですね。


繭程度の蟠りで此の晴々しさを手に入れられるのなら、貴方を忘れた時は目の前の霧が全て消える上におまけに虹も掛かるのではないかと思います。

しかし此の命が在る内に貴方を忘れるなんて事があるとすれば、其れは私にとって今世紀最大の不幸になるでしょう。

忘れる未来を不幸とするなら、貴方を夜毎思い次に進めない不幸は、不幸ではないのかもしれないと思いました。
貴方を忘れないだけ幸せなのだと思うことにしました。


私は幸せです。貴方と出会った瞬間に、此れから先の幸せは保証されたのですから。
貴方という存在は欠けていますが其れを補ってくれる記憶や思い出を頂きましたから、だから貴方は居なくなったのでしょう。


私が其の存在や思い出を忘れないという事自体、彼の方にとっては決して幸せな事ではないのかも知れません。知れません、なんて濁してはみたものの此れは断定して言える事です。

>貴方は今も私の支えとなっていますが、今も私は貴方を不幸にする事しか出来ていない。

[返][削][編]

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6 :本田菊
12/02-18:32

題名が長くてまどろっこしかったので、単純なものに変えました。


ｉも愛も目に見えなくて存在するのかしないのかわかりません。

でも、そうですね。
愛は確かにあると思います。

[返][削][編]

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