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┗ばらいろのひび(66-70/92)
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70 :
日◇
11/17-10:50
部屋に漂うルイボスティーの香り
>蜂蜜色の接吻け
>掠れてもよく通る声
>絹擦れ
ワイルドローズの香り
#風邪をひきました。
結局、今日の会議と明日の視察は延期させて頂きました。
>“私”が居なければ意味の無いそれら。
>いつかの私なら這い擦ってでも赴いたであろう場所。
>あなたの上着を羽織ったまま、ぬくぬくと布団に包まって、不意に昔のことを思い出す。
>私には“私”という立場は向いていない。
>あの日も、あの場所に必要だったのは“私”でしか無かったのに。
なのに、
一緒に布団に包まって、いつかと同じ表情で笑うあなたを見ていると、
私は一寸の罪悪感すら失くしてしまうのです。
出先で倒れるなり悪化させるなりしてあなたの笑顔を曇らせる方が余程辛いだなんて事は
私とあなただけが知っていればいい。
#書いちゃいましたけど。
>「…何か作って下さってるんですか?」
>『作ってねぇよ。残念だったな』
*
>『飲めよ』
>「やっぱり作ってたんじゃないですか」
>『髭に貰ったって言ってた菓子も食うか?』
>「…お布団で一緒に食べたいです」
>『…ちょっと待ってろ』
まるで人の様なワガママが、許されているうちに。
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69 :
日◇
11/06-11:05
>視界いっぱいに広がる薄い桃色の花弁の記憶
>翻る天使の羽根の様な
>それから
>温度を革手袋に隠して笑うあなた
玻璃のばらは気に入って頂けましたか?
>黒ばらが散ればお庭は閉じて仕舞うのでしょう。
>その前に少しだけ、あなたと歩けて良かった。
気に入って頂けた様で良かった。
選択を誤ったかとひやひやしていたものですが。
どうやら悪戯は成功した様です。
>貝殻に刻まれたばらの彫刻は
>あなたがいつか下さった桃色の水晶の指輪によく似て
>薄い桃色の花弁が舞い上がる
>記憶を呼び戻す
>この船が沈む時も手を離しはしないと、とうに誓ってしまった。
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68 :
日◇
10/26-08:15
>私は今眠っているはずですのに、おかしいですね。
>何故起きてしまっているのか。
>それでも。
口内を満たした甘い蜜の味と、そこに混ざるささやかな苦みと柔さは
私の膝を折るには充分でしたから。
まだ眠ったフリをしていましょう。
>あなたの傍に居られる事が、本当に幸せなので、
>どうかまだ、この細い首を、潰してしまわないで下さい。
>失うのが恐ろしいのは私も同じなんですよ。
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67 :
日◇
10/24-06:21
昨朝は本当に馬鹿馬鹿しい程
怒りと悲しみに支配されておりました。
某ヤンデレヒロインの様に目の前に落っこちてやろうかと屋根に這い上がってみるぐらいには。
>冗談ですが。三分の二は。
漸く端末を変えたという優しい方に連絡を入れて、甘えて、甘やかされて、眠りに就いて、おかえりなさいを伝える頃には早くも桑色の針は逆回りしたようで
明日には貴方のお陰ですと簡単に紡げてしまうこの唇を縫い合わせてしまいたい。
>何故って治らない傷を負ったのは紛れもなくあなたなのですから。
>私にはそれが必要なのだと
>独り優しい旋律を抱いて眠る愚かな私を
あなたはどうして愛してくれるのでしょうか。
>未だに笑えやしない私を
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66 :
日◇
10/12-05:19
…こんなに詰めて片付くのでしょうか。
>先月の平和ボケし過ぎていた私を呪ってやりたい。
忙しい、と言うよりは
こころに余裕がない、が正解なのは分かっているところで。
>私の悪い癖でもある。
>要点から目を反らすこと。
恐らくは一ヶ月経ったところで、何も解決していないであろう山積みの問題と、
冷えてしまうであろう私のこころ。
>今年中に動けたとなれば御の字でしょうか。
私は変われない。幾年を重ねようとも。
誰の手も届かない凍った湖の底
あなたの声だけが揺らめいて、私は静かに眠りに就くのです。
>(私の至上の歌姫)
どうぞ息を、こちらへ。
>(水の下でいくら手を叩いたって、何も聞こえやしないけれど)
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