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┗ばらいろのひび(76-80/92)
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80 :
日◇
02/11-05:35
# “Happy Birthday.”
# “ありがとうございます”
‐‐‐‐‐‐‐
>『お前、眠いだろ』
>「? いいえ?」
>『…本当に?』
>「はい」
>『…お前、__が出てるぞ』
>「、まさか」
>『__の損傷は、一番ヤバい』
‐‐‐‐‐‐‐
私は、静かな森に居た。
森は深く、外からはただの森でしか無いが、その奥には療養所があった。
私はそこに居た。
それぞれが何か特異な病を抱えた者達で、感染こそはしないが、外界とは完全に隔離されており、
そこから出る事は決して許されなかった
>し、出た所で磁石も効かず陽光さえ届かないあの森からどうして出られようか。
>果たして森の外に何があるというのか、毎秒命の灯火が尽きていく世界へ出て何もかもが満たされているこの場所から去り帰れずひっそりと消えていく事を誰が望もうか。
#それはまるで私達が私達という立場を失えない不自由さに似ていた。
しかし私はそこでいくつもの大切な何かを失った。
>何かは思い出せなかった。
何人もの愛しい誰かが虹の麓へ旅立って行った。
>顔は思い出せなかった。
私は一人その場所を後にした。
>何故そう思い立ったのかは思い出せなかった。
ただあなたの輪郭を、
光に透ける髪を、睫毛の先を、
翡翠色の瞳を、
青く血管の透ける白い肌を、
甘い花の香りを、
声を、
体温を、
思った。
>思い出せずに、泣いた。
目を開くとあなたは当たり前の様に隣で寝息を立てていた。
私は、どうしたらあなたを守れますか。
‐‐‐‐‐‐‐
>『悪かったな。変な事言って』
>「、いいえ」
いつまで、一緒に居られますか。
>『__の損傷は、―――
.
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79 :
日◇
01/23-20:36
>おまえが居ると世が狂うのだと
>老人達に_される夢を見た
>朝の白昼夢
『…お前、草の匂いがする』
「草?バッタにでもなってしまいましたかね。…あ、新しいシャンプー。ばらの」
『そうか。ワイルド・ローズだ』
「草ですか」
『そうだ、お前はばらだったな』
> ぼくは、おまえを折るよ
> 野に咲くかわいい小さなバラ
「だって、あなたにだけは言えないんです」
『そんなに俺は信用無ぇか』
「違っ…」
『いいんだよ、__。お前の望みは何だ?お前は何故未だ立ち上がれない?言ってみろ』
「言えない。」
『バレてないとでも?』
> 秒針、鳥の声、高周波音
「___」
『顔を上げろ』
「__、」
『目を逸らすな』
「私を___下さい、____さん」
『やっと、聞けた』
> ならば私は、おまえを刺そう
> わたしを、わすれないように
『ずっと、一緒に居るから』
> あわれな野バラは、少年の手で簡単に手折られていきました。
> そして野原には、もう誰も居ないことでしょう。
.
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78 :
日◇
01/09-00:58
>途切れ途切れの
>_______デイ
確保
.
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77 :
日◇
01/08-04:05
もうずっと
後悔し続けている事がある。
>あの日 私 など
>潔く散って仕舞えば良かった。
結局永らえた、懸命に足掻いて昇って落ちて、もがいて低迷し続けた
今を終着点とするのは愚かだろうが
この先に何があると言うのか。
ただ頼りたい、けれど頼れる誰かなど何処にもいない。
(何故なら誰もが私と同じ様なものだから)
寒い。
(冬だから仕方ない)
如何にかして
感覚を閉ざして仕舞えやしないだろうか。
>誰も推奨しないこと
>私も推奨しないこと
>それでも私には必要なこと
>誰にも気付かれず、そうっと
何せ必要が無いのだ。
何にも届かないこの脳のちっぽけな傷口など、
#治せないなら全て捨てて。
きっと私は初めから不良品だったのだろう。
どうして私は初めから私を持っていて、押し通そうとして、失って、昔も今も壊してしまうばかりで、ねぇ。
>きっと皆 苦しいはず。
>終わってしまいたいはず。
>こんな私では。
.
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76 :
日◇
01/04-09:08
何も見たくない。
(私と来たら何年も前から何ひとつ変わってはいないのです)
(私を 解放してほしい この軛から)
(あなたに)
>けれど決して言ってはいけない事だとも分かっているので 私は
>押し黙るより他になく
やっぱり
最後に残るのは“ごめんなさい”かもしれない。
.
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