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┗ゆらりら、
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1 :
日◇
01/10-19:38
答えを求めて
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28 :
日◇
06/30-01:22
終わりの言葉。
なんとはなしに寂しくて、彼の日記を読み返しました。私の記帳はお気持ち表明ばかりで読み返しても一向楽しくないのですが、彼の方の日記はやり取りした言葉や出来事が具体的に綴られていて。あっという間のようでいて、月日は確かに折り重なっている。そんな当たり前を、その質量を、コンパクトに纏まった思い出を一枚一枚紐解くことでようやく、実感出来た気がしたんです。
この感覚を例えるならば、秋の夕暮れ時に踏み入った埃の積もる屋根裏部屋。しんしんと温かく、けれど何故だか泣きたくなるような、あの情景。要するにエモです。エモエモです。
……ええと。結局なにを言いたいのかといえば、そんな日記を今後は私も書きたいなあと、思い立ちまして。
貴方から貰って嬉しかった言葉や、面白い出来事。悲しいこと、寂しいこと、ときめいたこと。薄く層を成すように、二人だけしか知らない場所へひっそりと積み重ねていったらどうなるか。ふふ、想像しただけでわくわくします。
ですからこの日記はここでおしまいです。……恐らくは、きっと。
大好きなこの場に集った皆さまのご多幸を、人知れずそっと願っております。それでは。機会がありましたら、いつかまた。
(2021.9.1)
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27 :
日◇
06/08-20:39
置いていかれるくらいなら。
訳も脈絡もわからぬまま、唐突に訪れる別れというのは筆舌に尽くし難いものがあります。悲しい、もどかしい、辛い、苦しい。そのどれでもあって、どれでもない。激しい衝撃と行き場のない感情に打ちのめされて、けれども何にも出来なくて……ああ、本当に。なるべくならもう味わいたくないものです。
藪から棒になんの話かといえば、こちらの日記の今後についてです。
……あれはいつだったでしょう。玄関が消失し、この場へ来れぬと気付いた時の鈍器で殴られたような衝撃たるや。必死に調べ周り、細い糸を手繰り寄せること叶った時は本当に嬉しかった。私の故郷はまだ失われていなかったのだと。ですが、このままではいつかそのうち、同じことが起こるのでしょう。そうしてきっと、今度こそなんの痕跡もなくなってしまう。
置いていかれるのは辛い。どうとも出来ないあの虚無を、再度味わうくらいならば。その日が来るより先、無理矢理にでも心の整理を付けるほかない。出来る限り自分のタイミングでお別れがしたい。ようやくやっと、そんなふうに思えるようになりました。
とはいえどうにも思い入れが深く。此方は私を変えてくれた場で、未だにお世話になっていて……ぐっ。もう暫く、暫くだけ。
時代の移り変わりというのは寂しいものですね。
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26 :
日◇
05/13-22:40
どうにも言葉を残したくなって。
とはいえ何か書きたいことがあるわけでもなく。彼の方への愛でも綴ろうかとぼんやり思考したところで気付いてしまったんです。
たぶん私はその…あ、貴方といちゃいちゃ、したいんです。
あ、あ、違いますよ!?R指定的なことではなく!くっついて、目を見て、呼吸を合わせ、時間を気にせず。ゆるりと互いの気が済むまで言葉を交わす。ただ、それだけのこと。ですがそんなことでさえ、今はとても難しい。互いに忙しくて。
消化不良なんです、きっと。貴方とちゃんとコミュニケーション出来ていないから。感謝も愛も、駆け足にしか伝えられていないから。ここで、発散しようとしてしまった。……ああ、そうか。寂しいんですね、私。
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因みに。また落ち着いたらいちゃいちゃしたいですねと彼に伝えてみたところ。いちゃいちゃはいつもしているだろうとの言葉が返ってきました。ぐっ……独さん(仮)の朴念仁!鈍感!どうせスキンシップさえしておけば安泰だとでも思っているんでしょう?!そんなところも好きです!!
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貴方の惜しみない優しさは、リトマス試験紙を思わせます。私の理性が、善性が、結果的に試されている。際限なく受け止めて下さる貴方だからこそ、そんなことをさせてはいけない。今日もそう、気を引き締めた私なのでした。
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25 :
日◇
03/27-17:46
この方が最後の。
想いを通じ合わせるたび、毎度そう確信するのですが。ひとつ恋を終えてもなお、消えることも、1人を貫くこともなく。こうしてまた、私は愛に溺れている。
そんな自身に落胆したこともありましたが、今になって思うのは。
過去に身を寄せ合った方々の知る私はもうおらず。それならば彼らを愛し、彼らに愛された当時の私にとって、やはりそれは最後の恋であったのではないかと…些か強引に過ぎるでしょうか。
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なんとも我ながらこう、スカしてるんじゃありませんよこのすっとこどっこいと頭をぺーんと叩きたい文なのですが、己の恥部と向き合う訓練を兼ねこのまま残すことに。
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