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1 :
閻魔あい(地獄少女)
2009/05/30(土) 21:33
彼岸に花が、また一つ。
ぽつり、ぽつりと誰かの怨みが花開く。
∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
見たのね……。見たからには…素通りは出来ないわ。貴方が一話語るまで……貴方は此処から出られない。
決まり事だけ、説明するわ……。
#実体験でも良し、聞いた話でも良し…。現実では考えられない様な不思議な話や恐怖の体験を…聞かせて。ただし……誰かに対しての非難や中傷は駄目よ……。それから…名前の後ろには簡潔でも良いから作品名前を。
貴方の怨み、恐怖………私に聞かせて?
∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
(/不必要や相応しくない場合は即削除致します)
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76 :
仁王雅治(庭球)
2014/11/23(日) 16:54
あー…語らんと出られンとか、無いじゃろ。
真田が怒ると怖いンぜよ。
まぁ、平手と説教は回避するがな。
──────さて、此れは俺の実体験よ。耳かっぽじってよォく聴いときンしゃい。
ありゃ、中学に入って間もない頃。
親も誰も居らん、一人で家に帰って来た時の噺よ。
その日は帰っても誰も居らンけェ、親の代わりに風呂掃除をせンとならンかった。
普通に風呂の掃除を終わらせて、泡を洗い流そうとしとったンよ。
そしたら耳許で…
>────お兄ちゃん…
と、聞こえたンじゃ。
聞いた途端、一瞬息が止まった。
返事すら出来ンかった。
返事をしたら連れて行かれる、と思ったきに。
有り得んだろ、家と道路の間にゃ誰のか分からん畑が有るから、こっちに話し掛けるとしてもある程度大きな声を出さんと届かん。
なのにその声は小さな声で囁き掛けて来たンじゃ。
そしてその声は家族の誰とも違う、五歳位の女の子の声だったンじゃけェ。
─────俺の噺は此処迄よ。
やっと部活に行ける。じゃーな。
ああ、そうそう。
#怪談は冬場にすりゃ、夏より多く霊が寄って来るそうナリ。
(蝋燭一本吹き消し、扉を開けて立ち去り)
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75 :
セバスチャン(黒執事)
2011/12/10(土) 12:22
おやおや、ちょっと気になり入ってみたもののさっそく後悔してしまいました。
このまま扉を蹴破れば問題はないのですが、坊ちゃんに叱られるのは目に見えてますし、返ってきては嫌ですので私の体験を一つ…。
あれは学生時代の頃。
部屋にポスターや写真を貼っていたんです。大きなポスターから小さいのまで。写真なんかは親しい友人を―…ほら、外国など皆様も部屋に貼っているでしょう?
暫くしてからよく金縛りに合うようになりましてね。それも毎日。ゆっくりと足先から這い上がってきたり、体が重かったり息苦しかったり…
声は出しているのに実際は出してなかったりととにかく散々でした。
さすがに気が滅入り友達に相談したんですよ。
そうしたら
「壁に貼ってる写真とポスターを向かい合わせに貼ったらだめ」
と、助言を頂きまして家に帰ってから速攻でポスターや写真を剥がしました。
すると、不思議とその日から金縛りにあっていません。
皆様も、ポスターや写真を向かい合わせになるように壁に貼らないように注意して下さい。
それでは私はこれにて――…。
蝋燭を一つ消させて頂きますね
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74 :
森ひろし(座/敷/女)
2011/06/26(日) 05:33
おー、あったあった。
どこ行ったかと思ったぜ。
出られないとわかっていながら
この部屋に入る俺。
自分でちょっと心配になる。
じゃ始めるぜ。
今回は俺の実体験な。
でも、夢かもしんねぇ。
まだ高校生で、
実家暮らしだったころ、
夜、自分の部屋で寝てたんだよ。
ちなみに俺の部屋は2階な。
下から階段を「トントン」って
上がってくる音がしたんだ。
「母さんか~?」とか思いながら
眠ぃから寝てた。
でも、よく考えてみりゃ
俺の母さんの足音はどっちかっつうと
「ドシドシ」なんだよな。
「あれ?」って思ってると、
気配が俺の部屋に入ってきた。
で、
ベッドの横で立ち止まってる。
ジーーーっとだぞ。おかしいだろ。
それで意識ハッキリしてきて
でも心の中で
「なんだよ~何の用だよ。
母さんだとしても、そこに立って何してんだよ~。」
とガクブルしてたわけだ。
そしたらさらにおかしいことに、
> 俺のベッドに上にあがってきやがった。
俺は怖くて目をつぶってたけど、
ベッドが、そいつが乗ったほうに沈むんだよ。
正直ビビったぜ。
こいつぜってぇ母さんじゃねぇ。
それからそいつは俺の胸の上に
またがって座りやがった。
「なんだよも~、何すんだよ、どっか行けよ~。」
と念じてたら、
> じわぁ~って首絞められた。
ま、そこで寝たんだけどな。
「えええ」とか思いつつ。
起きたら朝だったぜ。
結局正体はわからずじまいだし、
夢だったのかもしんねぇけど、
俺の実体験はこんなとこだ。
じゃ俺は寝るぜ。
くぁ……眠ぃ~。
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73 :
スウェン・カル・バヤン(C.E.73 STARGAZER)
2010/12/21(火) 20:53
中佐、御呼びだと………――部屋、間違えたか。
呼び出しに遅れるなど、あってはならない…!
…話をすれば、出られるんだな…了解した。
……そうだな、幾つか候補はあるが…一つ。
あれは、いつかの任務の帰りだったな…。
天候は最悪、酷い雨降りの夜。
あるトンネルに入る前、ふと傍らの川の存在を思い出した。
身投げの名所で、上流から身を投げ出す者が後を絶たないと言われて……いる、今も。
川の最終地点はダムのようになっていて、其処は身を投げると遺体が上がって来ない場所だと聞いている。
霊感があるのか何なのか、普段は何も感じないものをその時だけは嫌な感じがした。
そのままトンネルを通れば良かったものを、態々トンネルを避けて脇道に入った。
…数分進んだ所だ、一つの電話ボックスが視界に映った。
その近くには東屋があり、一人の女性が座っていた。…東屋の屋根があるとは言え、激しい雨の中にたった一人。場所が場所なだけに身投げするんじゃないかと車を停めて声を掛けたが、…彼女は薄く笑うだけ。ただ不気味で、悪いとは思ったが早めに其処を離れる事にした。
…もうすぐ広い道に出る、そう思った時だ。
不意に、ハンドルを取られた。
右側から強い力で圧力を掛けられたような、不可解な感覚に思わずブレーキを踏んだ。
何とか車は止まったが…ルームミラーに見てはいけないものが映り込んだのを今でも覚えている。
>東屋に居た、あの女性だ…。
相変わらず薄く笑って、ミラー越しに此方を見つめていた。
思わず、咄嗟に車を降りて愕然としたな…。
>…あと少しで、例の川に車ごと落ちる所だった。
後日聞いた話だが、あの川には昔…鉄道があったそうだ。
過去に大きな脱線事故があり、被害者はかなりの数だったと。…あの女性は、被害者だったのかもしれないな、…寂しかったんだろうか。
因みに遺体が浮いてこないのは、川の中に幾つもの穴が空いているからだそうだ。…其処に引っ掛かってしまうんだろうな。
…こんな所だ、あまり怖いものではなかったか。
#――スウェン、何処行ったの!遅れるわよ!
う…――い、今行く、そう怒るな…。
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72 :
日番谷冬獅郎(脱色)
2010/12/21(火) 11:11
冬に怪談…ってのも悪く無いな、怪談ってより不思議な話だが。俺の実体験だ、まあのんびり聞いてくれ。
まず人間の視界ってのは馬なんかと比べりゃ狭い。当たり前だな、前を向いてたら後ろが見える訳がない。
ただ時々…本当に時々なんだが、自分の後ろが見える時がある。まあ見えるというか感じるだな。
例えば後ろの人が床に落とした物。落とした音がしないのに振り向けば頭に浮かんだ物が落ちていたり、後ろから来る車のナンバーが分かったり…。
自分としちゃそれが見えた瞬間、確認せずにはいられないからつい見ちまうんだが…ある日それが外れた事があったんだ。
後ろから酷く覚束ない足取りのおっさんが来てたのが見えて…いつもの様に確認すると後ろには誰もいない。
何だろう…と向き直ったその瞬間、目の前に不自然に身体が傾いた…そうだな、左肩だけに重りが乗ってる様な体勢のおっさんがいた。
声も出せず後ずさるとおっさんはそのまま見えなくなった。あれは俺の見間違えか?…分からないが、それ以来人が見えた時は確認しない様にしてる。
だって見えたのが本当に人間か…なんて確証無いだろ?
さて…ロウソクは消しとくぜ?
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68 :
みーくん(嘘壊)
2010/10/04(月) 05:50
怖い…って言うより腕とか首とかをガリガリ掻き毟りたくなる内容だけど。
結構有名な話。
ある処に大変仲の良い青年が二人おったそうな。で。A君はある日、何時になく真剣な様子でB君に相談を持ち掛けました。最近自分は誰かに大変気に入られていて、一つ例を挙げるなら家に帰って来るとテーブルに置いてあった物とかゴミ箱とか、注意していないと気付かない物の配置が変えられてるって言うんだ。B君もそんな彼の様子は滅多に見ないものから、じゃあ出掛けてる時に自分の部屋撮影すりゃ良いじゃんと提案したんだって。で、翌日。
「あ、もしもし?今帰って来て再生してんだけどさ。」
『うん。で、何か写ってんの?』
「あー……―――ぅ、ッわ!やば、女映ってる女!つーかこれ…バイト先の奴なんだけど。めっちゃ部屋漁ってる…。」
『いやいやいや、怖っ!つーかそれ警察持ってきゃ逮捕じゃね?カメラごとで大丈夫っしょ。』
「そーするわ…、ンだよこれ。押し入れとかも漁ってんだけど。」
『うーわー…。』
「…は?こいつ中入って戸ォ閉めやがった―――…て、…え?」
「…俺、帰って来た……。」
…うん。例えば引っ越したばかりのアパートとかマンション。ちゃんと鍵、交換してる?それから仕事場でも貴重品の管理はしっかりしておかないと。
幽霊とかUMAとか災害なんかよりもっと身近で新鮮な恐怖って、外でごろごろ生きてるものだよ。経験者は語る。嘘だと良いなぁ。
ふぅっ…とな。
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