三月が眠った今のうちに、ずっ…と後回しにしていた愛読御礼を。遅くなってすまない。
ご覧の通りと言うべきか、非常に読み難く独特な内容であることが多い自覚はある。それでも鍵を掛けずにいるのは”人目がある”という事実そのものが俺たちにとって良い刺激になるからで、その実、お互いが読むことしか考えていない散文ばかりだ。目を通してくれている者には感謝が尽きないが、本棚からの出し入れに気遣いは不要であることを改めて記しておく。
#白3 雲漢 宛
雲上の大河が由来らしい、天の川の別名である題から風情と言葉選びの粋を感じている。本棚に収めてくれたことのみに留まらず、丁寧な所感まで添えてくれて感激した。素直に甘える、というのは中々どうして難しいが、相手に受け止めて貰える幸福はひとしおだな。稚児の如き振る舞い……勇気は要るが、俺も試して……みる、かもしれない……機があれば。
#白1 Oishii 宛
随分遅くなってしまったが、本棚に収めてくれてありがとう。何故俺たちの日記を入れてくれたのだろう…と不思議に思ってしまったことを正直に告白しておこう。実は、俺たちも以前は君たちの世界に居たことがある。折角なので連れてきて礼を……と考えていたんだが、鈍った感覚では逆に失礼になるかと諦めた。夏が終わり、実りの秋が来れば更に美味しいものに巡り会える機会は増えるだろう。更新を楽しみにしている。
Dan Heng