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スレ一覧
┗119.龍兎相和(101-105/300)

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105 :白珠の手記(崩壊:スターレイル)
2024/09/11(水) 01:22



曜青から羅浮に向けて出発することになった。天風君からの手土産の量に龍尊は貢ぎ癖でもあるのかと、軽く目眩を覚えそうになったがそもそも味の濃い品々は羅浮で好まれるのか否か。ああでも秘蔵の酒も包んでくれたのは有り難かった。あたしでは買うことの出来ない──というより天風君御用達の一品で、いつか呑んでみたいと思っていたから良い手土産になったと思う。天風君に丹楓のことをやたらと聞かれ、またあたしもどんな気持ちか聞かれたことからあの方にも想う人がいるのかもしれない、なんて漠然と思った。

賜った土産は丹楓が手配してくれた四隻に乗せて、あたしが乗る星槎はあたし一人で乗ることにした。だってどうしようもなく嫌な予感がしてしまった。羅浮に帰る道中、何かと遭遇したりとか、もしかしたらいつものように星槎を墜落させてしまうような、そんな予感。一人でも星槎は乗りこなせるし、誰もいない方がいい。もし何かと遭遇したらあたしが囮になれば済むし、帝弓はあたしを見放さない気がした。

尻尾の手入れは欠かさずしたお陰で、丹楓がくれた香りのままだ。この香りも好きだけれど、でも何か物足りない。寂しがる彼にすぐだなんて言いながらこんなに恋しがっているのだからどうしようもない。


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Bai Heng


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104 :椒丘(崩壊:スターレイル)
2024/09/09(月) 14:33

気が付いたら将軍の腕に抱かれ、その胸で寝かされていました。

……いえ、言い方に語弊がありますね。ほぼ力尽くでした、ほぼ。か弱い医士に拒否権などなく……熟睡しましたが。寝惚けて胸を…という話、何故もっと早く教えてくれなかったんです???今朝は大丈夫でしたよね?



その心音をいつまでも聴いていたい。
あと何度打つか分からないから恐ろしいのに、それでも今動いている、その心の音に安寧を覚えてしまう。

僕が医士だから、だけではないのですよ。

寝際に聞こえた言葉が本心なら嬉しいけどね。あたしの心臓は最期のときまで動き続ける。余程でない限りそれを聴くのは椒丘、あなたの仕事よ。ところで、羅浮でお酒が販売されなくなったんだけど、折角満喫しようと思っていたのに酷いと思わない?モゼに頼んで調達して貰おうかしら。
今日破壊した庭園の修繕費用請求書を見てからにしてください。


Jiaoqiu


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103 :丹恒(崩壊:スターレイル)
2024/09/08(日) 04:02

明日は三月の修行も休息日で二人揃って予定が無いのをいいことに、酷い夜更かしをしてしまった。最早ほぼ朝だ。……こんなことは滅多にないので、記念に残しておく。

俺との時間を楽しみにしてくれていたことも、それが削れたことに落ち込んでくれることも…それから、本心を明かしてくれたこと、沢山話してくれたこと、俺の我儘を叶えてくれたこと。感謝してもし足りないほど、お前に愛情を注がれている。

いつもありがとう、三月。
…さて、何時に目を覚ますことやら。



何とか正午を過ぎる前に起きられた。
……今日は一日、お前の全ては俺のものだ。

愛してる、三月。

朝起きて丹恒が隣にいるのすごく幸せなんだ、夜更かしも楽しかったよね!
だーいすき!


Dan Heng


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102 :丹恒(崩壊:スターレイル)
2024/09/07(土) 02:47

三月が眠った今のうちに、ずっ…と後回しにしていた愛読御礼を。遅くなってすまない。

ご覧の通りと言うべきか、非常に読み難く独特な内容であることが多い自覚はある。それでも鍵を掛けずにいるのは”人目がある”という事実そのものが俺たちにとって良い刺激になるからで、その実、お互いが読むことしか考えていない散文ばかりだ。目を通してくれている者には感謝が尽きないが、本棚からの出し入れに気遣いは不要であることを改めて記しておく。

#白3 雲漢 宛
雲上の大河が由来らしい、天の川の別名である題から風情と言葉選びの粋を感じている。本棚に収めてくれたことのみに留まらず、丁寧な所感まで添えてくれて感激した。素直に甘える、というのは中々どうして難しいが、相手に受け止めて貰える幸福はひとしおだな。稚児の如き振る舞い……勇気は要るが、俺も試して……みる、かもしれない……機があれば。

#白1 Oishii 宛
随分遅くなってしまったが、本棚に収めてくれてありがとう。何故俺たちの日記を入れてくれたのだろう…と不思議に思ってしまったことを正直に告白しておこう。実は、俺たちも以前は君たちの世界に居たことがある。折角なので連れてきて礼を……と考えていたんだが、鈍った感覚では逆に失礼になるかと諦めた。夏が終わり、実りの秋が来れば更に美味しいものに巡り会える機会は増えるだろう。更新を楽しみにしている。



Dan Heng


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101 :白珠の手記(崩壊:スターレイル)
2024/09/07(土) 02:09


どうやら漸くあたしからの贈り物に気付いたらしい。どんな反応をするのかわからなかったけど、送られてきた文章から察するに喜んでくれているといいのだけれど。将軍の謁見も終えてもうやることも殆どなくなった。あとはみんなへのお土産を買うだけなんだけど、そこが悩みどころだった。何をあげれば喜んでくれるのだろう。それを悩みながら時間だけが過ぎて行く。流石に帰る時間がこれ以上長引くのはあまり良くないだろうと謁見を終えて、ぶらぶらと散策した。丹楓が気に入るものはなんだろう。鏡流には何が良いか、応星にも景元にもお土産を買って帰りたいけどまだ何も決まっていなかった。お酒にしてもいいけど折角なら何か残るものがいい気がする。あたしの大切な友人達へ、心の籠もった贈り物をしたい。

鏡流には髪飾り、応星にはカンパニーの最新の通信機、景元には曜青で流行っている快眠枕を選んだ。丹楓にはどうしたらいいのか、きっと何でも喜んでくれるけど一番はあたしがいいと言いそうだった。悩みながら選んだ贈り物は大切にしまって、これで本当にやることがなくなってしまった。沢山の荷物を乗せて来た星槎はまた荷物を大量に積まれ、天風君の本気を感じた。冗談ではなかったらしいのに溜息が漏れる。どうして龍尊は貢ぎ癖があるのか、博識学会で研究すべき内容だった。

明日の昼には曜青を発つことになった。いよいよ帰るとなると少し寂しい気がする。生まれ育った場所だからこその葛藤。でもそんなものより早く羅浮に戻りたかった。尻尾の手入れをして、沢山愛でて欲しい。独寝はやはり寂しいので、その腕の中で夢路に向かいたくて仕方ない。あたしはいつからこんな風になったのだろうか。寂しがりやなんて揶揄出来なくなりそう。

ああ、早く会いたい。



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Bai Heng


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