・新しい大量の本向上心があるのは良いことだ、何事も継続した鍛錬が実を結ぶ……とは言え、あまり軽率に他人からの入れ知恵を許すのも如何なものか。これはお前への苦言ではない、キャストリス。お前に余計なものを吹き込んで遊ぼうとする輩に対しては…然るべき対処をしておく。
もう充分過ぎるほど俺を魅了しているにも関わらず、未だ満足出来ずにもっとと何度も口にする。その初心で健気なさまはひどく愛らしい。そうまで言うのなら弛まず精進することだ、俺を満足させてみせろ。
沢山学んでモーディス様のことを喜ばせたいです。・首の痕自分も付けたいと言うので許した。拒む理由もない。…が、眠りから覚めた門の刻、鏡を見て探しても見当たらなかった。……吸う力があまりに弱すぎたのだろう。これもいずれ上達するか?
精一杯頑張ったのですが、…次は頑張ります。・”恋人”?曰く、俺のものであるという自覚はあれど、恋人と云う響きには一切の自覚がなかったらしい。そうは言っても、俺とてこの呼び名はしっくり来ん。
念の為と再確認のような話はしたが、詰まるところ俺のものであるという自覚さえあれば良い。そして、逆も然りだということを決して忘れるな。
…はい、決して忘れません。嬉しいことですので、忘れようがないのです。▼
女神の残した頁に応える術がなく、歯痒く思っている。…無邪気な悪戯に心を射抜かれた。やはりお前は俺を喜ばせるのが上手い。
女神様の悪戯がお気に召して何よりです。Mydei