日記一覧
┗brb

||次|OLD|NEW|検索|記入
1 :南健太郎
2013/09/30(月) 12:56:20



Be Right Back

log|life|question|and more..
fiction and lie 100000000%

詳細 他未定




[日記削除][編集]

366 :南健太郎
2025/06/03(火) 01:14:08



:: 価値観

"中学生の健太郎には残酷な話かもしれないが、誰かと10年付き合おうが別れる可能性があるし0日で結婚する事もある。"

最近結婚した親戚のお姉さんが真面目な顔で俺に言った。選択を"どこで"踏むか。どこというのは場所であり時間であり人でありつまり万物だ。人生の選択に限ったことではない。生きていたら常に何かを選んでは捨てている。

「後悔をしてもいい、どうせまたすぐに次の選択がやってくる。なにせ、生きる事は死ぬまでの暇つぶしなんだ。楽しんだほうがいいに決まっているし、自分を一等可愛がったほうがいい」

お姉さんはたまにとんでもない価値観をぶつけてくる。中学生には頭が痛い。分からないから考えることをやめてテレビをつけたら可愛い動物特集をしていたので、それに集中していたらあっという間に話は終わった。これも"選択"なのだろう。

>

価値観とは、そう変えられるものではない。例えば、自分の日記を読み返しても自分の書いた事にとんでもなく納得がいくことが未だに多い。あの日の俺、よく分かるぞって首を縦に振ってばかりだ。



[削除][編集]

365 :南健太郎
2025/06/02(月) 00:40:35



:: テスト

英語の小テストを受けた。
教科書に出てきていたものがそのままだから、そこまで問題はなかったけれどいつもドキドキする。なんとか安心したところで後ろの席のクラスメートが不服そうに背中をつついてきた。
曰く"間違ってなんていないはずなのだ。"

本文
It was dark, clouds were hanging over us.
〜〜〜中略〜〜〜
Empty streets, looking like we already lost.
But we never gave up.

【問1】
Itが何か答えなさい。
(      それ      )

そんなわけないだろ。だとしたらそのカッコの大きさなわけないんだよ。本人はいたって真面目なんだろうけれど、思わず顔を伏せてしまった。

>

オープンセサミ、開けゴマ。アブラカタブラ。いつの世も願いは同じ。まじないに頼りたくもなってしまう時がある。俺も逆三角形に書き込んだ文字列を持ち歩くべきなのか。

>

まあ、そんなに悩むような出来事もない。





[削除][編集]

364 :南健太郎
2025/06/01(日) 15:14:24



:: 

転校する友達と会える最後の日だった。相変わらずなんともない話をして、またいつかどこかでとも言わず、別れの挨拶もせず、頑張れよって言って終わった。そんなものだ。

>

将来の夢を描く。そのための計画を逆算して立てる。中学生の可能性は無限大だけれど、逆に言うと"無知"が故に選択肢が無い。成長する過程で様々な世界を見て、自分がやりたいことへの道のりを探す。道が見つかればいい。見つからずに、諦めて目の前にある道の中から選ぶ人が殆どなのだから。そのために努力できる人は格好良い。いくつになっても、成長できる人間でありたい。

>

いつか自分の人生に誇りを持てる、そんな大人になりたい。



[削除][編集]

363 :南健太郎
2025/05/31(土) 05:52:25



:: 再会

最近、よく観る映画ジャンルはホラーかもしれない。結末を知りたいわけではなく、辛いものを食べたいのと同じ理由で。だから怖いものは"苦手"でもある。その"恐怖"を体験したくて映像に手を出すのに、その殆どが期待に満たないから"怖くない"んだ。

>

約束を果たせるのか?

>

追記
果たせた。どうしたって相変わらず楽しそうに、少しけだるげな姿に安心して、猛烈に寂しくなった。

>

unbreakable
ぴったりな表現だ。どうか、後悔し続けない明日を選択し続けて、折れずに。お前は強いから大丈夫。




[削除][編集]

362 :南健太郎
2025/05/31(土) 01:23:12



:: 

社会科の先生が言っていた、"夢は覚めるまでその人にとって唯一の現実である"という言葉が忘れられない。つまり俺は巨大なパンに追いかけられたことも、洪水の中パンをこねたことも、俺が起きなければ現実だったということ。

>

言葉には責任が伴う。中学生の俺には、恐ろしくて一文字でさえ口から出てこないんだ。俺は子供で、世界を知らなくて、目の前の部活と受験に向き合うことで精一杯だからどんなに耳馴染みが良くても、柔らかい表現だったとしても相手が安心すると分かっていても、言えやしない。何かあった時、その責任を取るのは俺じゃなくて父さんと母さんだ。中学生という立場は弱い。一つの価値観として、俺が重んじている感性とも言える。

>

どんなに恭しく、且つ饒舌に述べたところでこれは"今の俺"の主張でしかない。そこには"なんの根拠もないからだ。"俺に何が分かる?
「目に見えないから信仰は生まれ、形のないものを具現化して共通言語にしたがるのが人間という生き物なんだよ」とあの子は言った。それは人間にのみ与えられた権利とも言う。俺からすれば「義務も果たせない子供が権利だけを主張するなんて」ちゃんちゃらおかしい。のかもしれない。

夢や希望を語るなと言うわけじゃない。俺に自信がないだけだ。



[削除][編集]

361 :南健太郎
2025/05/30(金) 16:37:59



:: 昔話


自分語り


忘れられない人がいる。正確にはいつもは思い出さないけれどたまにふと頭をよぎる人。今でも鮮明に覚えている。好きだったところ、苦手だったところ。最後まで素直になれなかったところ。憎まれ口ばかりだった。相手の優しさに甘えていたのだと思う。今思えば愛情に変わりはないが親を慈しむような、そんな感覚だった気もしているんだ。

>

愛情に、時空はない

>


ファーストコンタクトがなんだったかなんて忘れた。何で好きになったのかも覚えていない。気付いたら一等、特別な感情を抱くようになっていた。顔が好みなわけでも、声が好きなわけでも、とりわけ性格が合うわけでもなかったのに。好きに理由なんて必要ないのだと気付いたのはこの時だったはず。結局、"何でこの人が好きか分からないが、この人以外有り得ない"という感情が一番強い。

それでも、段々と優しさに触れたり、決して上手くない歌を一生懸命歌ってみたり、ふざけてみたりする姿が可愛らしいと思うようになった。

面白いことに、自分は腹が立つのに、同級生からお前の恋人は〜と言われるとその同級生に腹が立った。お前に何が分かるのだと。理不尽の極みだよな。同じことを俺も思っているのに。

でもその時に、この感情が"まるで親を取られたくない子供のようだ"と自覚した。

長すぎたのかもしれない。気付いたら、家族のようになっていた。間違いなく、あの頃俺達は"そう"だった。

長い間一緒にいたけど、やっぱり最後までこの感情がなんなのかは分からず仕舞いだ。今思い出しても、結局のところ感謝しかない。

>

もう戻れない、旅立ちだ

>

暑い日の日中、たまたまコンビニで遭遇したことがある。帰り道に奇跡的にタイミングが合ったらしい。冗談でアイスを買ってくれよって笑ったら、教えたこともないのに俺が好きな味を手に取って買ってくれたんだ。カラカラと、楽しそうに笑いながら「好きなもの、なんでも分かる」なんて言う顔が忘れられない。
あの日、好きになったのかもしれないし違うかもしれない。きっかけは思い出せないのに、こうしてしょうもない日常だけが溢れ返す。情けないとも言う。それでも確かに幸せだった。

>

また会いたいか、また出会ったら恋に落ちるのかという問いが目の前にあったら間違いなくノーと答える。やり直したいわけでもない。出会い直したいとも思わない。

 幸せでいてくれたらいい。どんな形でも。

そうして、俺のことは忘れて欲しい。そしていつかふと、何かのタイミングで思い出して欲しい。"Hero"でも聴いた時がいいな。


>




また会う機会がどうしても訪れてしまったら?その時は、お互いが幸せでいることを心から喜びあえるんじゃないか。胸を張って。





追記
長さの感性は人それぞれだけど、干支を一周しないくらいだからきっと短くはないと思う。それでも過ぎてしまえば一瞬で、感情の移ろいとは残酷なものだ。隣にいるのが当たり前だったのに、トリガーがなければ思い出す日もなくなってしまうのだから。





[削除][編集]

360 :南健太郎
2025/05/30(金) 03:03:43



:: 間話

どんなに時が経っても、一瞬で思い出せる。鮮明に。色褪せないと思っているのは俺だけで、あの子の中では過去の"経験"でしかないのかもしれないけれど。
あの日、初めて小テストで赤点スレスレを取った日。胃が痛くなって保健室に駆け込んだらあの子が先にベッドで寝ていた。俺が勢いよく扉を開けたから目が覚めたらしい。情けない理由を話したら「何度間違えたって良い、そこでちゃんと学んで"本番"で間違えないための時間なのだから」と微笑まれた。

>

さうし〜…流れたのは俺のせいじゃないだろ、でもなんていうか、言いたいことは凄く伝わって来た。て、言うかな!お前に言われるままこの時間に恋〜聴いてとんでもない気持ちになったあと、まんまと千石の思惑に乗せられた…って更に行き場のない気持ちを抱えるハメになったんだが!ここ最近の天気も相まって、感情が簡単に揺さぶられている、気がする。から、元気になるやつすすめとく。か/まって/ちょう/だい。いや、元気になるかは分からないけど。あとおかしいってなんだ、おかしいって。日記も!楽しみに!待ってるかな!気長に!地道に!




[削除][編集]

359 :南健太郎
2025/05/29(木) 01:08:31



:: 特権

図書室の前、真新しい張り紙に書かれた「今月の新刊」3年間、意識したこともなかったけど学年が上がって図書室が近くなったからなのかもしれない。どんなものが置いてあるのか気になりだして、4月、5月と新刊を数冊借りて読んでいる。本を借りられる時間には制限がある。俺は部活があるから、決まって昼ご飯を食べ終えた後、貸し出し担当になっているらしい図書委員にカードと一緒に本を差し出す。4月はなんともなしに借りていたのだけれど、通うたびに何曜日に誰がいるのか、なんとなく把握して来た気がする。

そしてそれは相手もそうだったようで、さすがに2ヶ月足繁く通ったためか「来月の新刊、これですよ」と張り出し予定の紙を先に見せてくれた。ほんの少しのリードタイムでしかないのだけれど、少しだけ特別扱いをして貰った気になって、来月は何から借りるかネットであらすじを検索してしまった。



[削除][編集]

358 :南健太郎
2025/05/28(水) 16:50:00



:: 間話

おーー、久しぶりに千石聴いてるシリーズ。ありがとな、踊り子聴いてみる。ちなみに俺のおすすめはバイ・マイ・サイ。珍しく国内。歌詞は英語だけど。で、もって。何回画面上でやりとりして揉めてた事も一度会ったらすんなり解決してしまったりするから。それもありだと思う。

>

寂しい思う感情がもう少し湧くと思っていた。転校していく友達の反応はあまりにも普通で、これからもっと遠くへ行ってしまうというのに。まるで来週もここで会えるような気がしてしまった。そんなはずはない。あとは、数日後先生が今日で転校する〜〜くんです。と仰々しくアナウンスをして終わりという、あと数回しかない放課後を特別にも思えない心情が勝るあたり、俺もまだまだ子供なのかもしれない。現実より未来の可能性を信じたいんだ。今は。



[削除][編集]

||次|OLD|NEW|検索|記入

[戻る][設定][Admin]
WHOCARES.JP