スレ一覧
┗146.ネヘレニアの涙ひとつぶ(背)

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1 :黒子テツヤ
2013/02/21(木) 22:53






たびびとよ、わたしのうでにだかれてねむれ

いとしのなみまにみをなげてしまわぬように

なみだでぬれたそのみてを、わたしがなくしてしまわぬように




※規約厳守
※半完混合
※交流歓迎

>>0,3
>>0,4

>>0,27



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39 :黒子テツヤ
2014/01/24(金) 13:22



うつくしい言葉をいつでも口ずさむ人が憧れで、優しいことばをいつでもかけてくれるひとが嬉しくて。
傍にいたいと願ったこともたくさんあるけれど、そのためには自分が少し汚れすぎていて。

ふわりふわりと揺蕩っていられるのならそれが幸せで、でも、それではいつまで経っても吐き出す息は濁ったまま。

とくべつでなくてもいいから、
こころがすてきだとおもうものたちに囲まれて暮らしていたい。
少しでも心が豊かになれるなら。
透明なものを、瞳に携えて、いきていけるように。
そうすれば少しでも、あたたかなものになれるでしょうか。


(あけましておめでとうございます。)




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40 :黒子テツヤ
2014/02/20(木) 02:52



しんしんと降る積もる雪の世界はしずか。
真新しいシーツに皺を着けるように、真っ白な雪のじゅうたんへ足跡を刻むのは少しだけ、背筋がふるえます。
うつくしいものをうつくしいまま、残しておきたいと思うのだけれど。
うつくしいものに、じぶんの世界を刻み付けたい。
うつくしいものを、自分の世界へ刻み付けたい。
そんな我儘がボクの心を綯い交ぜにして、踏みしめる足先が小さく凍るんです。

例えば暖炉のなかで、薪が爆ぜる。
例えば降り積もった雪の重さに耐えられず、冬の小枝がしなる。
例えばちいさなこどもが走り回る、歩道に張った薄氷が割れる。
冬に散りばめられた音の数々は、しずかで、やさしくて、それでいてうつくしい。
この季節はとても冷たくて痛いのに、開いてみれば暖かなやさしさに包まれています。
その愛おしさに胸が軋んで、冬の朝は少しだけ、泣いてしまうんです。



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41 :黒子テツヤ
2014/05/06(火) 23:58



うつくしいだけの言葉なんて欲しくない。
飲み込んだ時に喉が焼け付くような。
飲み込んだ時に喉に突き刺さるような。
飲み込んだ時に、息が詰まるような。
苦くてつらくてくるしくて寂しくて涙が出て、それでも飲み込むのをやめられないような、そんな言葉が欲しいとねがいます。

ああそれを、人は中毒と呼ぶのでしょうか。

あまい言葉も、きれいな言葉も、あやすようにボクの頬を撫でていくのに。
嘘、うそ。辛い言葉なんて欲しくないなんて思っていて、それでも指先を伸ばしてしまう。

辛辣な言葉で突いてほしいとおもっても、涙をぬぐうあまやかな言の葉に身を委ねたくなるのも、本当なんです。


(さらさら、流れていく。あまいやさしい、夢のような。やわらかな絹の繭に。)
(おはようの時間には、まだ早い。)
(ほんとう?)




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42 :黒子テツヤ
2015/02/03(火) 10:26




――嘆く心臓の彩深く、爆ぜる心音の砥色淡く、ああ、世界がとけていく。


(触れる太陽はいつだって眩しくて、
虹彩にきつく刻み込まれるその色はいつだって優しくて、
指先を重ねてじくりと染み渡る温度はいつだって身を焦がす)

(ぶくり、ぶくりと吐いた息が水面へと吸い込まれていく。
うまれた波紋はなにを思うのだろう、
空高く見下ろす鳥のはばたきがきこえる。
ああ、その大海をうつす硝子の瞳はボクを映してくれる?)



――静かに、静かに。

(あなたが土を踏み締めるその時を、今か今かとまっている。)

(ことばをたべる、おろかなさかなのボクは。)





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