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┗146.ネヘレニアの涙ひとつぶ(背)(23-27/42)
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23 :
黒子テツヤ
2013/09/10(火) 22:28
広い水底をゆらり、ゆらり。 吐き出す息はまっすぐに、きらきらひかって、水面へ触れる。 このまま海底に沈めて、大事な大事な宝箱のなかへ。
愛しい言葉の潮流が、なにもかもを攫ってしまう前に。
はなして、繋いで、はなして、ふれて。
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24 :黒子テツヤ
2013/09/13(金) 23:11
水底を、染める浅葱の深い靄が、霞がかった山吹の、きみの瞳を隠してしまう。
(きらきらとひかるこの水槽のなかはとても生温い水温が満たしていて、小さい泡が渦を巻いて水面へと。)
真綿でくるりと包まれた、この場所はとても気持ちがいい。
(そばにいてくれる、その指先を離すことがとても難しくて、眩しい朝陽のなかで閉じたままの瞼のよう。)
水底をたたくのは? (尾鰭に触れるのは?) やわらかな鱗を撫でるのは? (どうしても、笑い合っていたいのでしょう)
(ぐるぐるぐる、流れた涙が掌へ、くぼみにおちた水滴が、ゆるりとたまって海になる。)
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25 :黒子テツヤ
2013/09/13(金) 23:16
傷だらけになってしまった愛しいらくがき帳を久しぶりに開いてみました。 ぶわりと舞う、花弁のような言葉たちが、足元に落ちていくのがこわくて、慌ててページを閉じて腕の中に閉じ込めます。 少しだけかたちを変えたこの場所に、残した小さなボクの居場所に、また少しずつ、言葉遊びを残していきたい。 撫でて、触れて、愛おしいんだ、言葉をたべていきるさかなのように。
どうか、よろしくお願いします。
(日記が浮上するようになっていたのには、少し驚いて、少しだけどきどきしてしまいました。)
>>>>>>>> 耳をそばだてて、やさしくあわく色づいていく、 愛しい言葉の潮流が、心地よく掠めていくこの水底が愛おしくて、 ぽたりぽたりと、涙を流すのです。
(あたたかくて、やさしくて、時々深く刺さって、涙がこぼれても、それでも人は) (それでもひとを愛するひとのこころは) (いつだって、やさしくて、ぼくのしんぞうをゆっくりとつらぬいていく)
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26 :実渕玲央
2013/09/14(土) 20:02
難しい言葉は得意じゃないの。 複雑に絡んだひとのこころはだいすきだけど、衣をまとうっていうのも簡単なことじゃないのよ。 絡まった糸のさきになにがあるか、想像するのも素敵よね。 ねぇ、貴方のその瞳の奥には何が見えているのかしら。 覗き込んで、じっと見つめて、ゆっくりと微笑んでくれたら、きっと私の心臓は止まってしまうのね。
これだから、人の心ってすきよ。 沢山の色に彩られて真っ直ぐで、それでいて奥底には深く絡まった、きれいな布に包まれたものがある。 その布を爪弾いて、綻ばせて、くるくる辿った糸のさき。 そこには、なにが待っているのかしら。 とってもどきどきしちゃうわね。
(思った以上に、この水底は賑やかなのかしら。) (とっても辺鄙なこの場所を、見つけてくれるひとがいるのが嬉しいわ。) (小さく歪んだこの瞳から、流れる涙の泡を浮かべて。)
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27 :黒子テツヤ
2013/09/17(火) 12:49
おはようございます。今日も一日がんばりましょう。
こんにちは。今日のお昼は、なにを食べましょう。
お疲れさまです。ゆっくり休んでくださいね。
……おやすみなさい。今日もすてきな1日でした。
(あなたへ、きみへ、ひとつでも。)
(ひとりのじかんをすごさないように。)
(水底から、小さな泡をこぽり、ふわり。)
(とおくの、ちかくの、どこかのあなたにひとつでも。)
(とどいてほしいと、いのります。)
(深くてくらい海底の、ちいさなちいさな言葉をそえて。)
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