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┗1762.愛し金糸雀(67-71/165)
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67 :
市丸ギン
2008/11/07(金)06:23:30
ふ、と
目が覚めれば雨音
ぼんやり、
意識が覚醒するのに数秒
軒先の干し柿を思い出して飛び起きる
慌てて雨除けを置いた
布団に戻れば無邪気な寝顔の愛し子
おやすみを言われへんかったお詫びに、
接吻を一つ
キミの寝顔、もう少し眺めとってもええですか。
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68 :
市丸ギン
2008/11/07(金)17:45:32
><昔話>
昔ある人に飼われていた鴉は、飼われる心地良さを知っています。
けれども、捨てられる怖さも知ってしまいました。
ある日、主人は『行って来ます』、いつも通りにそう言って家を出て行きました。
鴉は、『行ってらっしゃい、気を付けて!』そう高らかに一声鳴いて見送りました。
でも、帰って来る筈の時間になっても主人は帰って来ませんでした。
鴉は待ち続けました。
待って、待って、待って。
ある日、気が付いたのです。
『自分は捨てられてしまった』のだと。
鴉は、主人と暮らした部屋に漆黒の羽根を一枚置いて飛び立ちました。
そして、各地を転々としてその日一夜の宿を、温もりを求めていきました。
渡り鳥の真似事もそろそろ潮時か、そう思っていた時に、
鴉は金糸雀に出逢いました。
金糸雀は美しく鳴いてくれました。
鴉の冷えた心を癒してくれました。
そして鴉は、金糸雀に心奪われたのです。
>昔々の、お話。
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69 :
市丸ギン
2008/11/10(月)06:05:22
時々、此の身が憎うなる。
まだまだあの子と話したいんに、そうさせてくれへん。
いつも心配掛けてしもて、堪忍な。
今日のおやつには、干し柿使うてみよ。
この間味見したさかいに、多分大丈夫。
干し柿が苦手なあの子の為に、お菓子に混ぜて。
気に入ってくれるとええんやけど…
>今日のおやつは干し柿入りのクッキー。
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70 :
市丸ギン
2008/11/10(月)14:34:12
>今日のおやつ。
朝に仕込んだ生地でクッキー焼いた。
まぁまぁの焼け具合や。
お皿に盛ったら、お部屋に持って行こう。
焼き立てのクッキー、一番始めにあの子に食べてもらわなね。
感想は恥ずかしいから言わんでよろし。
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71 :
市丸ギン
2008/11/13(木)21:19:05
明後日でこの綴り始めてから半年。
つまり、あの子に出逢うてから半年。
長いようで、短い気もする。
半年、色々あった。
少しばかりの喧嘩もあった。
いや、周りから見たら喧嘩言う程の事やあれへんか。
ボクが勝手に怒っとっただけやから。
それから、何度もあの子の事泣かした。
それでもあの子はボクに着いてきてくれた。
ホンマに、ええ子。
ボクには勿体無い程のええ子。
ボクは、これからも愛しいあの子を大事にしていきますわ。
さて、阿呆らしい事に最近気が付いた事があります。
この綴り見てくれとる方が居る、て事。
いや、公の場に書かしてもろとる辺り当然ではあるんやけど…
ボクも色んな方の綴り拝見してますし。
しかし驚いたわ。
よう見てた綴りの子が此処見てはったやなんて。
えらいおもろい檜佐木君と、その可愛らしい伴侶さん。
いつもおおきに。ボクも御二方の綴り、よう拝読さしてもろうてます。
お互いを想い合う気持ちのあったかさ分けてもろたり、檜佐木君の少ぅしヤラしいとこには共感したりな?
いや、キミとは話弾みそうな部分仰山ありますわ。
そんで、ボクの金糸雀さんと同し姿の伴侶さん。
キミとボクの金糸雀さんはよう似たはる。
ホンマに可愛らしいわ。キミを伴侶に迎えた檜佐木君は幸せ者やね。
御二方、これからも御幸せに。
蔭ながら応援しとります。
ばとん、云うんは近い内にやってみよう思いますわ。
あんまりやった事あれへんさかい、至らん部分も出て来そうやけど…
とにかくな、ボク等の事見てくれておおきに。
さて、これから『準備』始めましょか。
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