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┗1906.揚雲雀(96-100/169)

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96 :朽木白哉
2009/04/07(火)20:12:36



雨に、打たれたい。


唐突に、そう思った。桜の下で、花を散らす雨に打たれたい。


冷たい雨が肌を伝う感覚は、心地が良い物。瞳を閉じて、ただ、雨に身を委ねる。
雨音に耳を傾け、同化してしまいそうな程に感覚が遠退いていくのだ。


嗚、呼…。


どうしたものか…。

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97 :涅マユリ
2009/04/07(火)21:04:35

鋭い切っ先

――流る 紅


疼く一筋

――滾る 朱



揺らぐ視界

――澱む 赤




>暗転


何もしてはいないヨ。当たり前だろう。

声が、掠れるだけの事だヨ。



其れだけの、コト。

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98 :朽木白哉
2009/04/08(水)17:00:50


蒼く 昏い 海


深く 儚く 潜って行く



纏う水は冷たく

最早何も聞こえない


進めば 進む程

光は届かず

蒼く見えた海が

昏く見える



液体が咽を詰まらせ

声を奪う

暗闇が光を遮り

瞳を奪う



成る程、深海魚とは善く出来たモノ



揺蕩う 水


猶予う …



何処に流れ

何処に留まるか




流れ行くモノの行方は

誰にも解らぬと云うのに…



ただの、戯れ事

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99 :朽木白哉
2009/04/09(木)00:10:13

足りない睡眠。
知りながら眠れぬ葛藤。
何が足りないか、…考える事さえもう億劫だ。


怠惰に過ぎる時間。
時折酷く軋む其れに強い違和感を感じながら、遣り過ごす。


意識的に口にしない言葉。
…空虚に成る程、己の中で朽ちる感覚。

何を強要された訳では無い。
けれど、口にしないのは私の虚勢。


何を招くか。


何れ、識る事になるのだろう。

今まで一度も口にしなかった別の言になって、吐き出すやも知れぬ。

私が私で居られなく成るだろう其の日が、どうか訪れない事を儚く願う。



穹が、遠い。

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100 :朽木白哉
2009/04/10(金)09:44:37




無駄に背中が痛い。
(咳のし過ぎだとは承知済み)



羽根が、翼が生えれば良いのにと真剣に思う。

羽撃いて高く舞い飛び、あの広い穹を行ければ……。


(一人では飛べぬ事もまた、承知済み)

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