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┗1919.PETROUCHKA(31-35/168)

|||1-||||リロ
31 :グリムジョー・ジャガージャック
2008/10/28(火)21:30:52

───チッ、明日の戦線から外された。
温情掛けられちまう程見苦しい戦い方してたのかァ?
自宮でダラダラ出来んのは嬉しいが、起きてんのか寝てんのか判らねえ半端な状態での休息日ってのは時間を浪費してるみてえでどうにも勿体無え気分に陥る。
思考がもうちょいマトモに動きゃァなァ……アレ、頭ン中じゃもう出来上がってんのによォ。
そのお陰で脳ミソがスゲー事に成ってんだが。しかもキープ状態。……キッつ……。
あー……それでまた発熱してんじゃねえのこれ。
つうか何熱だこの場合。脳ミソ勃起?体力低下で抜きてえのに抜けねえ症候群?手ェ貸せテメェッ!とか叫んだら愉悦面で掻き回しそうだが、何かもう相当なアレ具合。何だこの症状。成った事無えよ。
今脳ミソ絞ったら果汁100%遥かに越える超濃厚ジュースは採れ立て新鮮パッションフルーツ。情熱の飲み物。
色は限りなく紅に近えエグイドピンク。
間違いなくトロピカルな味じゃねえだろうが、飲めねえ事はねえとは思うぜ。恐らく。
あァ……味見してみたら柘榴だこれ。似合いじゃねえか。罪のジュースで乾杯するか。

妙な方向に沸いたアタマで訳の解らねえ事ほざいてたら本気で怒られそうだ。
ほんの少しだけアタマの熱抜き。
ああ、ちゃんと寝る。心配すんじゃねえ。
肝心なモン待たせちまってすまねえ。

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32 :グリムジョー・ジャガージャック
2008/11/01(土)03:06:08

>>Transition.
>-----「DUENDE」~31.Oct.'08

La colina de un DUENDE.

腹までの食道。
唇まで運ぶ舌。
胸の深淵、そして核。
魂の流涕と歓喜。


体裁を繕わず、
虚飾を纏わず、
胸の内を語る勇気を養え。

迷路を彷徨い、
言葉を探し、
腹に、胸に、落ち着く場所を見極める。

直感に忠実に、
衝動に従順に、
自覚までの螺旋を辿れ。


>-----「Las emociones Zarcas.」~31.May.'09
水色の情動。
>Petrouchka esta bajo la siesta. 
血染めの靴は足首ごと傍らに。
腐った子宮の揺り籠で。


>-----「Åphotic lullaby.」~a moment.
無光層(深海)の子守唄。
正しいスペルはAphothic.
Å-オングストローム、光の波長。
光の射さねえ深海で孕んだ皮肉にのたうつ。


>-----「PETROUCHKA」
>Judgment Bell. >>65




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33 :グリムジョー・ジャガージャック
2008/11/01(土)03:16:05

直後ってのは何よりアレだクソったれ!
脳内ホルモン過多のピンキーな脳ミソは現状バーンアウト気味。相当重症。
なんつうか綴帳でさえテメェで何吐いてんのか解らねえ微妙なシロモン化途中幼虫寧ろ妖虫。あァ……妖虫は彼奴。───何の話だァ?……まァ良い。
腹の底には色々沈殿してんだが、カキ掛け途中でどーにもヌキ切れねえわ。
妙に見事にカラッケツ、腹減った(だ・か・らロイは要らねえ!)、糖分寄越せ。

絶不調真っ只中。
何でまた選りにも選ってんな時に。風邪菌?風邪菌?……流石にもう違ェだろカス。
この出不精を何とかしてリハビリしねえとマジで。
ロルってのはピアノと一緒だなァ……。ちっと触らねェとバイエルさえ弾けなくなっちまう。短時間でもコンスタントに廻さねえと集中力と瞬発力に影響絶大。アタマん中で構築途中に瓦解、雪崩、突風上等。キャサリンとジェームスにニャンニャン背負って来訪されちゃァ纏まんねえし拾えやしねえ。
……あ?ニャンニャン?
悩みのタネは長考と省けねえシンドローム。
あー……マジ痛えアンチクショウドモ。

あァ……糖分。
アタマん中にノイズ。
暫く休息。
インスパイアハンティング。
深海で砂糖掘りとか。

……………。






>Der mitternachtliche Mond
また尻の重てェ状態に戻っちまってんだがあん時の様子がずっと気に掛かっちゃァいる。
つってももう随分前だからなァ、気ィ向いたら何時でも気軽に声掛けてくれ。もう大丈夫だってんなら何より。
適度な距離の丘の上で寝そべっとくぜ。

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34 :グリムジョー・ジャガージャック
2008/11/02(日)13:19:58

>Empty room

テメェの強さを試されてるみてえだ。



>Lady Jane

犯して来た罪を問われてるみてえだ。

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35 :ウルキオラ・シファー
2008/11/05(水)21:52:19

>Mind crime.



ひとつの種を手にした。



土もあった。

水もあった。

凍て付いた月から降り注ぐ陽射しでさえ疾うの昔に忘れ去った常春の面影。



肥沃な土らしい、と。

清き水らしい、と。

神聖な光らしい、と。



総てが、揃い、

祝福すら賜ったかのような廻りだった。



水晶の如く煌いていた生けし種。

青玉と見紛うばかりの尊き若芽。

女神の吐息を運ぶ瑞々しい朝露の珠。



 枯渇し切った心で慈しみ。
>─────────────── 愛でて

 冷え過ぎた両の手で育み。
>─────────────── 愛でて

 軋み続ける魂魄で祈った。
>─────────────── 愛でて


過ぎた渇きと求める欲の等しき愚行。




ゆいつの胤をこの手にした。

────ひと度・は。

過ぎた真綿で腐乱せしめた奇跡の息吹は再び昏い孔の中。



咲く筈だった花の姿は未来永劫知る術は無い。




>-----11/14 04:00

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65 :グリムジョー・ジャガージャック
2009/01/10(土)03:44:01

>Judgment Bell.


ペトルーシュカ、ココロなんざ亡え筈の夢見るヒトガタ。
閉じ込められたカラダん中で藻掻いて足掻く藁人形に呪われた紅ェ靴。
持て余す情熱で伴う事の無え血肉に焦がれながら、いっそ足首ごと切り落として休息してえと願う両極。
自転の捻れたインナーワールド。
歪な球体で飼われている。
均衡を保とうとする愚かさは馬鹿げているか?
脱ぎ捨てても脱ぎ捨てても赦される事のねえ赫ェ脚。
滴る御霊を剥き出しに刄上で踊る終演無き輪舞。
このカラダが朽ちて甦るその狭間、悪夢と苦痛を引き連れて淘汰の音色を轟かせ。


朝焼けは束の間の恍惚みてえに。


きっと、産声に似ている。


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