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┗1999.因果応報に委ねて翳す落首の花(凍結)(16-20/154)

|||1-||||リロ
16 :朽木ルキア
2008/12/31(水)23:05:41

大晦日の夜に、一番古株の私が起こされるとは何の因果か。


起こすな、危険



の貼り紙は彼奴の前では何の意味も持たぬ、ただの紙切れでしか無いという事を改めて思い知らされたぞ。


今宵散るは赤か透明か…さあ、喜劇と悲劇の幕開けだ。

何にせよ、貴様の所為で目覚めずに終わる筈の私が目覚める事となった。
私が目覚める事で狂い始める歯車を、止める術など無いに等しいというのに。

覚悟は出来ているな?など、端から聞くつもりは更々ない。


事実を前に、貴様が望む真は意味を成さん。

事実を前に、貴様など身動きもとれまい。




甚だ、腹立たしい。

私を起こした罰だと思え。
今宵散るは、貴様の好きな赤だ。



此処に抜刀を禁ず。


彼奴の意志をお前の脳髄にまで叩き込む。



今一度言う。

貴様の斬魄刀の使用を禁ずる。


抜刀は貴様の最期に相応しい時、ただ一度。

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17 :グリムジョー
2009/01/01(木)20:32:39


キミは、人を不幸にする才能にだけは長けているね。



久し振りに見た夢はあの場所に身を置いていた時に、彼奴に言われた言葉と情景。
流れ込むように浮かんでは目覚めと共に消える事なく脳髄にまで刻みつけられた。

強ち、間違いじゃねェ。
新年早々、人を傷付けたのはどういったモンだろうな。
俺に関わる奴は悉く報われる事はないと、改めて知らしめられた。



──…あァ、目が回る。
胃が暴れ狂ってるみてーに、気分が悪ィ。


死神の女を起こした代償は、新たな枷を。



暫く誰も話し掛けンな。






脳内整理だ、脳内整理!
無意識の産物程、恐ろしいモンはねぇ。



いつでも戻っておいで。
逃げ出す場所を用意している其の言葉は甘い誘惑。
身を沈めちまったら、旅に出る前と何ら変わっちゃ居ねえ。
その鎖には手を伸ばさず、俺は俺の足で立つ。


逃げる?
其の選択肢は、この地に舞い戻った時点で存在しねェ。

そうだろ?__。


少しの休養の後はまた、俺の出番だ。





取り敢えず、此処見てンだろ?
ディ・ロイ!
ちっとばかし、テメーのツラと時間を寄越せ!!
──…、呑むぞ。

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18 :朽木ルキア
2009/01/01(木)23:34:11

喩えば。

舞い込んだ一通の手紙。
宛先も差出人の名も無いものが己の郵便受けに配されていたら。
お前は中を開くか、否か。


私達は『開く』


内容を抜粋

『訪れる其の時に向けて、キミが関係した昔の綴り帳を見返してみたらどない?

──…嗚呼、これは優しいボクの、勝手なお節介。
優しい優しい鬼さんから、獲物となった憐れなキミに対する余計なお世話。

キミの翅の話、好きやで。』


赤い眼をした鬼さんの、優しさという名の意地悪。

昔の綴りを見返すなど、破面曰わく「微温ィ」事はしたく無いそうだ。

そう。
したく無い一番の原因は、モノクロの思い出を鮮明に変えてしまえば、其れは「訪れる其の時」に、私達の、破面の、__を確実に蝕む_みだと理解しているから。





喩えば。
宛先も差出人の名も無い手紙を受け取った時。
「開かなければ」…如何なっていたのだろう。


過去の綴り。

人というのは愚かなもので、見たくないものを見たくなる習性が有る。
果たして──…。
見ずにやり過ごすのか、見て何かを考えるのかはまた新たな『喩えば』の話となるだろうな。




鬼ごっこは確実に始まった。




1月3日 17:46
喩えば、の話

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19 :グリムジョー
2009/01/02(金)00:51:03


新年早々、シケた顔してるー!グリムジョーの女ったらしィ!!


新年早々、その挨拶で登場した同胞の頭蓋を砕いてやろうかと思ったのは久し振りだ。
確かに呼んだのは俺だが、新年の挨拶には気を付けやがれ。──…刻むぞ。
あと、何で第5十刃まで居ンだよ…。
面倒臭えのが増えた飲み会は、最終的に三人揃って窓をぶっ壊して終了。
俺は足で、ディ・ロイは全身で、トラの野郎は其の馬鹿でかい武器で。
その後は三人列んで「新年早々スイマセンでしたー…」と意味の無え謝罪。
正しく酔っ払いの行動。
つーか、ディ・ロイ曰く「トラちゃん」は俺を見る度に猫、猫とウルセー。

豹だ!


くだらねえ事をしてたら幾分気持ちも和らいだ、つー事にしておくか。
第5十刃が俺に似合いだと現世の曲を持って来たから、取り敢えず後で聴いてやるぜ。

本日の再確認
「俺の構造は複雑。逢いたい奴に逢う勇気のねぇ、臆病が_0%…残り_0%が自尊心」

いい加減、俺が全力で惚れた彼奴にはケリをつけねーとなァ。
手を伸ばす事さえ、出来ねえ腕ならもう要らねーよ。
彼奴は彼奴の道を歩むだろう。
だから俺は常の高い位置から見下ろし続けてやるしかねぇ。


───

以下、死神宛。

声を掛けるなと書いた筈だ。
だが、昨日の礼も兼ねて此処に返事を返す。
先ず、俺に与えられる暇は暫くの間、明確には分からねえ。
俺の昔話をするには未だ、時期じゃねえように思えるぜ。
ただ一つ言える事は、女が俺に色恋の感情を抱いている間は女を呼ぶ事はねえ。
見えない鎖に雁字搦めにされていた昔話をする事もねえ。


…気の利かねえ台詞で女を傷付けたのは事実だ。
気に病むな?
──…ハッ!病まねえ奴が居るなら是非逢ってみてえモンだぜ。



兎に角、全ては女の心次第だ。
死神に話す価値もねえと判断したら、俺は話さねえよ。




最後に。
頚の傷はテメーが勝手に負っただけで俺は関係ねえ!

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20 :グリムジョー
2009/01/02(金)13:48:27

侵食。

枯渇、迷い、躊躇い、監視下…他。



枯渇以外は総て、俺が持つべきでは無い感情。




感情か。
──…ハッ!我ながら笑える。



俺の本能は何処だ。

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