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┗1999.因果応報に委ねて翳す落首の花(凍結)(21-25/154)
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リロ
21 :
グリムジョー
2009/01/03(土)15:02:17
三十一日と、二日に見た夢が視点を変えただけで「一緒」
二日に見た夢は確か現世では初夢にあたるんだったか。
年明け前と変わらねェ夢ってのは、昨年と何ら変わりのねえ年を送りますって事に違いねェ。
そいつは退屈だから勘弁しちゃくれねーモンか。
見上げた空は何ら変わらず、肌を裂くような寒々しい風だけが異質に感じる本日。
要らない腕なら斬っちまえ!
と、先日第5十刃…通称トラちゃんが言ってたな。
その通称は恥ずかしくねェのか、不思議に思えてなんねえが…本人がディ・ロイに対して拒絶も否定もしねーから、俺も便乗。
──…やっぱ止めだ!言う側が気持ち悪ィぜ。
取り敢えず、俺が腕を失うその時にはディ・ロイが歌う妙な歌に合わせて斬る、とか何とか。
何だっけか?昨年現世で大流行した「エアー○やや」の真似しながらディ・ロイが歌う、みてーな事ほざいてた気がするぜ。
その「ズバッと」に合わせて第5十刃が切り落とすらしい。
なんかよォ……、黙って斬られんのが嫌になるぜ。
せめて普通に切り落とせねーのか!あ?
アイツ等にとっちゃ遊び。
俺にとっては死活問題。
体の一部を失う=行動制限。
行動制限=行動範囲の縮小、対人の縮小。
対人の縮小、即ち、俺の出番は無し。
その時を、まだかまだかと息を潜めて待ちわびる二人の姿は、血と殺戮を求める獣の如し。
俺の喉元に食らいついて息の根を止めるのは、テメー等か其れとも市丸に命を下した__か。
だが、彼処に身を置くアイツ等が俺に情報を漏らしたっつう事は、その情報に信憑性があるのは間違いねえ。
兎に角、今は「逃げ」に転じろとの事。
本当に、新年から穏やかじゃねーな、俺の周りはよォ。
退屈よりは、マシか?
死神の女を起こした事によって、確実に歯車が狂いだした。
俺がこの世に生を与えられた理由は__から死神の女を逃がす為。
作戦は成功、そして鎖の対象は俺。
あの二人+死神一匹のお陰で俺は代償なく鎖を断ち切ったが、死神の女が目覚めた事実が危惧していた通りにあの野郎の目に触れやがった。
連れ戻せ。
てっきり死神の方を連れ戻すンだと構えてたが、連れ戻す対象となった名は「俺」で。
ま、新年の挨拶が市丸から来た時点で薄々気付いちゃ居たがやっぱり良い気分じゃねえ。
───
人間の女へ。
テメーに言う事は何もねェ。
のちに、テメェ等のモンは消す。
元気で居ろよ、女。
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22 :
グリムジョー
2009/01/03(土)16:03:02
訂正が入った。
ディ・ロイ曰わく「エアー○ややの真似をする人の真似」らしい。
ンなモン、どうでも良くねえか?
つうか真似をする人の真似って…クソ野郎、余計分からなくなったじゃねーか!
どっちにしろテメー等にとったら「おふざけ」には変わりねェだろうが、取り敢えず訂正として書いとく。
あー…俺って親切。
また「昼間」に制限された時間の中でしか出歩く事の出来ねー日常が始まる。
一人羞恥プレイの開始は、誰に行かせりゃ良いんだ。
俺か。
死神か。
死神代行か。
昼間なら市丸に捕まる事もねーだろ。
始めるぜ、新年度の鬼ごっこ。
赤い眼をした鬼は狐の化身にしか見えねーが、尾に、捕まる。
鬼さんこちら、手の鳴る内に。
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23 :
グリムジョー
2009/01/03(土)20:45:04
新年の挨拶はすっ飛ばして、今年が退屈のねェ一年になる事だけを神様ってモンに叩き付けて来た。
新年の挨拶は、第五十刃の従属官が代弁してくれたからな。
俺が自らする必要は無ェ。
神様なんざ、端から虚偶だと云う概念故に一方的な望みを吐き捨てるだけだ。
二通目の宛先の無い手紙。
喩えば、の話。
喩えば、その手紙を読まずに破り捨てていたなら。
今宵、早々に逃げに転じる事ァ無かった。
『鬼の尾に、可哀想な獲物が捕まるまで。
優しいボクは猶予をあげる。沢山の優しさで沢山の余計なお世話をしてあげる。
忠告:深夜の長居は禁物や。
だってボク、夜行性やから。
嗚呼…それと、新しいお友達とも程々にせなあかんよ?
不幸を味合わせたくは無いんやろ?
夜はゆっくり、お休みや』
確実に見張られている。
確実に、じわじわと獲物を追い詰める、このタチの悪りィ赤目の鬼は接触を計るよりも前に心理を揺さぶる。
喩えば、宛名の無いその手紙を毎日受け取る事になるとして。
封を切るか切らねーかは、自己責任。
だが…封を切ろうと切らざるも。
確実に迫る、鬼の手は阻めない。
喩えば。
鬼に捕まる前に俺から彼処に出向いたならば、何かがかわるのだろうか。
アイツの言葉は蜘蛛の糸。
喩えばの話、二通目終了。
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24 :
檜佐木修兵
2009/01/04(日)23:36:01
年始早々、痛い出費。
一気に懐が寒くなった。
俺の貯金が…いや、貯金なんてそんなに無いんだけどな。
無いからこそ、痛いんだよ!
あー…やべぇ。
どうしよう。
どうしようもこうしようも、もう手段はねェけど。
勢いって怖ェよ…マジで。
あーっ、もう寒々しい俺の懐事情!
だが、楽しみの為なら仕方ねェ!
頑張れ、俺!
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25 :
グリムジョー
2009/01/05(月)08:36:56
裏切り者
大いに結構。
そう思わせるまでに心に巣くっていたと云う事だろう。
恨み辛みを吐くモンじゃねぇ。
テメーの株が下がるぜ。
俺からの忠告。
宛先の無い手紙、三通目。
これは読まずに棄てた。
読む必要が無ェ、と感じたからだ。
捨てた。
さて、何通目が招待状になる?
俺は誰の運命に作用すンのか。
極力、人に関わりたくはねェんだよ。
どんな終わりを描いても、俺は俺の思うように動く。
後悔は好きじゃねえ。
微温ィのはもっと好かねえンだ。
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