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┗1999.因果応報に委ねて翳す落首の花(凍結)(26-30/154)
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リロ
26 :
グリムジョー
2009/01/05(月)11:44:02
どうも夜更かしできる体じゃ無くなったのか、夜中に出歩こうモンならその時、若しくは翌日に決まって気分が悪くなる。
胃が痒くなる。
飯を食う気が失せる。
…あァ?医者に見せろって?
ウルセーよ、ほっとけ。
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27 :
阿近
2009/01/05(月)21:48:42
冷たい雨粒が体を抉るように、ポツリポツリと。
誰の涙だ?
肌を伝い落ちる滴が、赤く濁って見える。
誰かの命を代償に生き長らえるなんざ、アイツには向かねえのに誰も彼もが手前勝手な行動を取りやがった。
一つ、また一つ、荒野に蹲る体。
事実が情報と云う軽さに変わり、此方の手元まで回ってくる。
…あの馬鹿が、お前達の犠牲の上でのうのうと生きていけると思うか?
戦士と認めてくれたんなら、お前さんがたと共に戦いたかったろうに。
飛び出したいのに飛び出せない。
この分厚い壁は容赦がねえ。
第6十刃様の焦燥感と嘆きにも似た咆哮だけが、俺達に痛々しさを物語る。
反乱分子は一人で良かったんだ。
…良かったんだとよ。
本当に救えねェ馬鹿は、お前さん達だったらしい。
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28 :
グリムジョー
2009/01/06(火)22:41:39
確実に寝不足。
足取りが重いのは常の事だが、今日は本当に無理だ。
余所見をしていたワケじゃねーが、虚夜宮の廊下で左肩を強打。
挙げ句に茶を煎れようとしていた手元を火傷。
……俺の今日に喧嘩売ってンのか?
利き手を火傷しちまって文字を綴るのも一苦労。
今日が俺に喧嘩を売ったのか。
見境なくぶっ壊すぞ、クソが。
あー…ヒリヒリするぜ。
意味なく背中も痛ェしよ、欠陥だらけだ。
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29 :
朽木ルキア
2009/01/13(火)03:15:41
彼奴が決めた事ならば私達は其れを見守るだけの事。
もう二度と戻れまい。あの方を相手にして戻れる筈が無い。
刃の先が喩えその喉元に向いたとしても、あの方を守る為ならば、彼処を守る為ならば今までの仲間達はきっと彼奴を敵とみなし、総勢で彼奴の生を奪う。
あの方が自ら手を下さずとも、な。
私が目覚めた代償は、初めから決まっていたようなものだったのだ。
それでも彼奴はきっと最期まで抗い続ける。
代償を払う覚悟を、していた時点でな。
…皮肉なものだ。
それでも彼奴は、最期に至るその時まで今日の事は忘れまい。
大切な過去は忘れまい。
焦がれ続けていた者には逢えずとも、第三者を通じて焦がれ続けた者からの言葉に勇気を得た。
感謝を覚えた。
彼奴に唯一の過去を与えてくれた名も知らぬ破面に、私からの感謝を。
本来ならば、その腕が刀を抜く前に。
肢体が機能しているこの時に…お前を腕に抱きたかったと、意地張りな彼奴の口に出来なかった最期の願い。
これをもって、この綴りから彼奴は消える。
さあ…時間だ。
宛先の無い手紙はもう十通を越えた。
思う存分、暴れて来るが良い。
散るには相応しい散り方で…。
───
馬鹿者。
本当に…馬鹿者の集まりだ。
彼奴の行動があの様に貴様等の命を揺るがす事となろうとは…何も出来ぬ事が斯様にも悔しいのだと初めて知った。
悔しい。
戦士達の無事を祈るしか出来ぬ事が、凄く悔しい。
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30 :
朽木ルキア
2009/01/16(金)21:11:38
戦士たちの戦いの行方など、初めから解りきっていた居た事。
それ故に、其の戦いに参加できなかった彼奴は悔やむ。
様々な犠牲の上に成り立った自由、幾多もの命の上に存在せねばならない義務。
彼奴は解放された今、その葛藤に悩んでいる。
助ける事の出来なかった、数多の戦士たちの犠牲の上に成り立つ己の存在。
存在せねば、彼らの命に、願いに、報いる事は出来ぬ。
考える事を放棄し、ただ呼吸を繰り返すだけの器と成り果てた彼奴は「存在」しているだけのモノ。
日の光を浴びようとも、誰かの声を聞こうとも、新しい世界を其の眼に映そうともしない彼奴はもう、生きた屍同然よ。
時間が全て。
今の彼奴は誰にも会わず、会おうともせず、そして私達も…あの事実を前にのうのうと足を踏み入れる事は叶わぬ。
今は、この両手を合わせて祈るのみ。
どうか彼等が安らかな眠りを得られるように、と。
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