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┗1999.因果応報に委ねて翳す落首の花(凍結)(61-65/154)
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リロ
61 :
グリムジョー
2009/02/18(水)22:01:02
あー…今日の任務の忙しさはいつもより三倍増し。
折角任務先に知ってる連中が来てくれたってのに、顔見せる事しか出来なかったとか…クソったれ!!
風邪引いて薬で頭ン中はモヤモヤしてるし、視界は晴れねえし、温かい筈なのに寒ィし、忙しいし。
まあよ、全部ひっくるめて生きてるって事だよな。
生きてるって事の再確認をした日だぜ。
そうやって全てをプラスに傾けて、マイナスに働く思考を持たねェ俺は随分と要領が良い生きモンだ。
取り敢えず、薬飲んで寝る。
死ぬほど寝てやる。
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62 :
朽木ルキア
2009/02/19(木)23:05:02
気付いたら、我々にしては随分とこの綴りを書いている。
大方は面倒臭くなって放り出すのが何時もの事なのだが、これもまた成長という事か。
もう60を越えてしまった。
最初は50も認めるつもりも無かったのだがな。
此処の綴り手で一番の回数を誇る破面は、今宵優雅に他の者と茶会だそうな。
過日、散々に闘った相手を前に、刀も持たず暢気な表情で出て行った。
警戒心が無いのか、そのギリギリを愉しんでいるのか。
――…アレは一族で一番の変わり者故、其の意図は掴めず終い。
まあ…我ながらアレに気に入られた奴が可哀想とも思う。
散々な虐めにあうぞ、きっと。
気に入った奴は苛めずにはいられない、そんな中学二年生な思考の男なのでな。
アレの相手は中々難儀な事だろうて。
だが、良い存在になってくれれば嬉しいものだ。
アレが腕を伸ばして必死に護ろうとしていたものが全て無くなった今、アレの興味を掻き立てる存在が居るだけでアレは生き甲斐を覚える。
自分の為と豪語したところで結局は誰かに必要とされねば生きていけぬのだ、我々は。
今まではその存在が此処にも彼処にも居た。
故に我々は生を紡ぐ事が出来た。
だが、今は彼処には居ても此処には居らぬ。
そんな折、出会えた名も知らぬ破面に我々は礼を言いたい。
アレは、確実に自らの足で地を踏み。
自らの目で先を見据え。
自らの口で言葉を紡いでいる。
…――生きている。
一瞬でも、僅かな時であろうとも、これが長きに渡る縁になろうとも。
楽しいと思える時間に偽りなど無い。
その時間一つ一つを大切に…。
というか、そろそろ私も出歩いて良い気がするのだが…何故破面が出張ってる!!
私に出番が無いではないか!!
―――――
黒い巻紙。
甘い紫煙の香。
……まさかソレを嗜む輩が居るとは、驚いた。
長きに渡って愛煙していたソレも随分と普及してきたものだ。
――…そうか、貴方か。
生憎、此処の六番隊の副隊長殿は姿を見せる事が出来ませぬ。
否、貴方に姿を見せませぬ。
返事をする事も致しませぬ。
ですが、一言だけ。
「元気そうで何よりッスね、先輩」と。
それだけで御座います。
…厳しい言い方をすれば煙草と同じように、同じ軽さで依存されては困る、と。
ああ、これは私のお節介な豆知識。
是非試してくださいませ。
あの煙草の種類には黒の他にピンク、灰色、あとは新発売の白。
白は有り難い事にメンソール、らしいですぞ。
今、彼奴は黒と白を嗜んでいる、と此処に報告。
だが、殆どソレは嗜まず今は一般のものを使用中。
揃いじゃなくて悪かったな、と笑っております。
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63 :
グリムジョー
2009/02/20(金)05:56:51
項から肩に掛けての曲線。
黒目がデカい。
良い感じの括れ。
上記は俺的に譲れねえ、好み。
世間一般に言えば「フェチ」って呼ばれる目線のポイント。
誰だ、そんなのどうでも良いっつった奴!!
俺には重要なんだよ!!
とまあ、ンな事は置いといて自宮に帰還。
優雅に茶会?
――…の予定だったんだが蓋を空ければ、そんなモン無え。
危うく殺されるところだったぜ…まあ、俺の相変わらずな虐めの対象になった挙句の事で責める事ァしねえ。
俺の頸にくっきりと残る指圧の痕。
それに上塗りされるように、従属官風情の血も付いてる。
咽喉が痛ェ。
んで、胸を数回殴打されて痛え。
更には背中を強かに打ちつけて、其処も痛え…。
服はトマト塗れだし、臭ェし。
総じて、優雅な茶会とは無縁。
あの野郎、直ぐに噛み付いて来やがる。
「俺が揶揄するから、俺の所為」みてえな事を言ってたが、其れは責任転換だろ。
俺より数倍も頭の良いあの野郎に、果たして本当に「揶揄」が原因なのかを考える時間を与えなきゃならねえ。
取り敢えず、お持て成しとしてチョコを貰って帰ってきたが…今は取り敢えずトマト塗れの現状を如何にかしてえモンだ。
臭い。
――…別に、あのまま頸を圧し折ってくれても構わなかったンだよ。
あの野郎なら、別に良い。
刈ってくれて構わねーんだよ、事実。
だが…悪い事をしてきた奴は生きて償わなきゃならねえって言われてるし、生きながらえたなら罪を背負い歩みを進める。
そんでも、死んだなら死んだで…俺の人生に悔いはねえンだ。
そうやって毎日を生きてる。
こうやって俺の頸に指圧による鬱血痕が残るのは二度目。
一度目は、誰だったか。
鬱血痕なんて日を追えば薄れて消えていく。
何の証にもならねえ。
最低な俺は、二度目の今宵…頸を絞め付けて来るあの野郎に要らん影を重ねてしまった。
俺を蝕むのは、罪悪感。
故に眼を閉じた。
だから、抵抗を止め「判断を相手に委ねる」という最低な駆け引きを。
それは俺を刈れるのかの度胸試しでもあり、相手の中身を知る為に必要な事。
今日の茶会は、至極有意義。
……トマト塗れになっちまったが、仕方ねえ。
食いモン粗末にする奴は食いモンにゴメンナサイをしなきゃならねえぞ。
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64 :
グリムジョー
2009/02/20(金)21:57:40
――…眠ィ。
十刃が揃ってる会議の最中にうっかり寝ちまって、消しゴムが飛んできた。
ああ?見事に額にぶち当たったぜ。
普段から話の内容なんざ聴いちゃいねえが、一応起きてる俺にしては初めての居眠り。
消しゴム投げた犯人は対面して座ってた第四十刃。
蹴って起こせよ…モノ投げんな!!
最初は狐面あたりが投げたのかと思ったが、何食わぬ顔で「消しゴム返せ」と言われて犯人が判明。
……、そんで会議が終わった後にみっちり説教…つうか嫌味言われた。
良いじゃねえか、偶に居眠りするぐれぇ…。
大体、テメエが消しゴム投げた所為で俺の居眠りが全員にバレたじゃねえかよ。
あんまり寝てなかったからなー…
睡眠摂ってねえと、頭は回んねえわ苛々するわ、序に大事な会議で居眠りするわ……。
――…クソッタレ!!
今日は自宮帰って取り敢えず寝るぞ。
丸一日だって寝てやる、死ぬ気で寝てやる。
煙草の消費率が半端ねえと、死神が嘆いていたが…ンな事知るか!!
止められない止まらない、だったら潔く吸え!!
肺がんだろうが肺気腫だろうが、先のことなんざ知るか!!
取り敢えず、頸に残る鬱血痕は付いた其の日より一日経過すれば一層濃くなる。
そんで、徐々に消えていく。
……鏡を見ながら想う。
「髪型崩れてる…」マルのち笑い。
俺はマゾヒストじゃねえが、こういう痕は大好きだ。
病んでると思う位置に付けられる傷や痕、其れが酷く心地よい。
ある意味マゾヒスト?
――…違ェな、キチガイだ。
俺の添える紅蓮は全員に届いたか?
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65 :
グリムジョー
2009/02/21(土)13:10:33
丸一日寝る計画、実行ならず。
自然と目が覚めちまって、寝溜めも出来ず一応起きちゃみたが…。
暢気に紅茶を啜りつつ久しぶりに昼間に出歩くか無理矢理寝に入るか思案中。
あんまり寝過ぎると体質的に頭が痛くなっからよォ。
…どうすっかなー。
と、悩んだ挙句散歩は止めた。
手前の頸に指圧の痕が残ってるのを恥かしいとは思わねえし、そういうのは逆に誇りとも思うんだが。
何も知らねえ第三者が見たら不快に感じるかも知れねえだろ?
だから、出歩くのを止めた。
止めだ、止め。
消えるまでは出歩かねえ。
明日も忙しいし体力は温存しとかねえとよォ。
他の連中に出歩く機会をやっても良いが、そいつが仲間にしたいと思う奴が出来ると俺の出番が減る。
――あァ?五月蝿ェよ。
今は俺が主導権握ってンだから、俺の好きな時に跳ね回る時間が減るのはゴメンだぜ。
…って、主導権握ってんのは嘘だ。
あくまでも俺は控えメンバー。
此処で本当に主導権を握ってんのは死神の女。
取り敢えず今は、便所行きてえ。
追伸:現世でチラッと耳にした世に言うストーカーによる事件。
あれ、当の本人じゃねえと分からねえ恐怖ってのがあンだよ。
サラッと流し見してると、その当事者になった時の対処に困る。
恐怖心ってのはどんな思考よりも勝る「人」の本能。
……、なんてなァ。思っただけ。
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