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┗2285.[時計の針を亡くした時計](71-75/177)
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リロ
71 :
黒崎一護
2009/07/05（日）22:50:41
今は夜になれば少しは涼しい。
だが、今になって思えば、八月にはもっとこれより暑くなるんだって事か。
……暑いな。
そういや、もう直ぐ七夕だっけか？
彦星と織姫の話か。
…まあ、俺には関係ねぇか。
遊子と夏梨の為に、親父が笹を買ってくるらしい。
(え、マジで本格的に七夕祝うのかよ。)
二人が何をお願いするかワクワクしている間にさりげなく混じってるルキア。
(意味も判らずワクワクするな、ルキア。)
七夕。
どうやら、賑やかな家族パーティーになりそうだ。
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72 :
阿近
2009/07/06（月）23:01:59
>明日は七夕。
まぁ、俺には殆ど関係ねぇ話だ。
織姫と彦星の話だか何だか知らねぇが、今の願い事なんざ、西瓜食いたい程度だしな。
何を願えば良いかわかんねぇってのもある。
七夕なんてのは、昔は豊作だか織物産業だか何だかの祈願の為の日だってのは知ってる。
(何だったかは忘れた。)
そこから織姫と彦星の伝説に準えて作られたんじゃなかったか？
…願いを祈る、ってのは変わらねぇか。
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>少しでも、誰かの願いが叶うように。
(誰だ、短冊に“世界征服”って書いた奴は。)
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73 :
阿近
2009/07/07（火）20:41:24
>七夕
晴れて良かったな。
…俺には昨日に引き続き、関係ねぇ話になっちまうが。
今日は死ぬ程暑い中で、他隊舎に行くのは自殺行為だ、と思った。
第一、俺は研究室に居たり、暗い部屋に居る事が多い訳で。
こんな暑い中、外に出ろなんて…。
溶けて死ぬ、って初めて思っちまった。
七夕というイベントをいい事に、飲みまくってる副隊長達(一部隊長)を見かけた。
既に檜佐木副隊長は服を着ていなかったのは、俺の見間違いか？
(最近視力落ちたからな、うん。)
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>あ、風が涼しい。
結局七夕関係ねぇ話でシメ。
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74 :
吉良イヅル
2009/07/08（水）20:16:36
>先日の暑さ、最悪でしたね。
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僕は頑張って耐えましたが、十番隊の隊長の執務室はとても涼しかったそうです。
良いなぁ、日番谷隊長が涼しくしてくれたんでしょう。
…良いなぁ、隊長かぁ…。
別に隊長が羨ましいとか、そういうのじゃないですよ。
僕も隊長代理ですからね、何時までもそんな事を言っていたら、部下に示しがつかないですから。
ああ、でも、涼しいのは羨ましいですね。
風が生暖かい日だとか、風が無い日は凄く羨ましい。
そんな事を言っていたら、阿散井くんがかき氷を食べに連れていってくれたんだけど。
半分位で僕の胃腸がやられてしまった。
阿散井くんは三杯も食べてたのに、僕は半分。
阿散井くんの胃腸が少し羨ましいとか、思ってしまった。
(日番谷隊長と阿散井くんが同等みたいな書き方だなぁ。)
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>今度心太を食べに雛森くんを誘ってみようかな…。
(ああ、でも、二人きりは少し照れ臭くて誘えないから、阿散井くんに頼んでみよう。)
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75 :
黒崎一護
2009/07/09（木）00:03:48
>Answer that doesn't exist in test
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白い紙。
俺達学生はそれに答えを書き込む。
正解はほぼ一つ。
それ以外には赤い記号でバツを付けられる。
俺は答えを知らない事が多過ぎた気がする。
その答えは、近くにあった筈なのに、くだらない答えで締め括られていて。
最後には大きなバツを書かれて終わるんだ。
真っ赤な、バツ。
返って来た答案用紙。
答えを知りながら、書いた事は無いんだ。
(答えを知らないフリをしているんだ。)
だから答えはテスト上には無い。
手を伸ばして手に入れられるだけ書いた答えは、全て無意味だ。
本当の答えを知っているんだから、書けば良い。
けれど俺はそれをしない。
テストのマルかバツだけで、計れない。
だから、答えは何時までも書けないんだ。
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>テストにない答え
(あの時なら、テストに書いていた。)
そんな純粋さは、今はもう無い。
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