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┗2511.蒼紫-aoshi-(124-128/177)
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124 :
檜佐木修兵
2010/04/27(火)00:48:59
正丁下す幼女の思想を
唯、空に雲は流れ行く
何時かの空を求め
まだ見ぬ空を探し
喜笑の数は微々たるが
悲壮な数もさして差なく
喜と悲の間を占める
つかの間を時の多くを支配す
小さな空間での別れ
外へ向く意は出会う
必然なのか、例外と下すか
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125 :
檜佐木修兵
2010/05/04(火)19:13:08
閉ざす故に我無し
交じり故に我在す
壊の表に芽吹き在るが
創の裏には枯渇し得る
万事が一に為らず
故に蒼は常に在らず
>辺際に開き奏賀
世界も幾らか常に無い
仮初め公を逃る為に赴き
奥は哀に満ちると嘆き
情に遠ざかる個を恐れ
己にさえ己の幻想を被る
なんて、キリが無ぇ
苦情を感じる時でさえ
幸福を前に向かうから
闇しか見えない奴がいるなら
出口なんて探さねぇ筈
当たり前だがそんな事を
滑稽ととるか、どうか
事象は変えられねぇ
時間も逆には戻らねぇ
窮屈で迫る今に逆を突くなら
考え方に全て委ねられてる
そういうことだろう?
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126 :
檜佐木修兵
2010/05/04(火)20:15:23
>南柯夢
己呑まれて尚浸るは美酒
醒めて残りし空箱に
時は等しく在ったと歎く
日も温かくなった最近
縁側に入り浸る俺。
これこそ風情、あわや哀れか
まぁ言っちゃなんだが
なんつーか、少々日差しが
キツイ気もするんだよな
鋭い女と日光は嫌われる
なんて言うもんだぜ?
床の冷たさが無くなる
日に屈する温度に触れながら
それも恩恵ととるしかねぇ
人の身体かと溜め息ついて
酒じゃねぇが熱い茶を啜る
また終いに進む時は等しく
俺と日差しを追いやり尽きる
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127 :
檜佐木修兵
2010/05/10(月)20:17:24
>薄二藍
離るに逆らう掌を浸し
一つの塊と成り下がる
目が後ろにあったら
手がもう一本あれば
仕事も捗るじゃねぇか
疲れが溜まったのか奴ら
そんな事を言いだした
できる事が増えりゃ
望まれる事も大きくなる
変わりゃしねぇさ
そう言ったが少し
自分の手に視線を落とす
>…変わらないっすよ
っ…わかってるよ
ただ俺は…
>変わらない事が嬉しくて
ただ少しだけ、頬が緩んだ
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128 :
檜佐木修兵
2010/05/11(火)20:03:50
風が走る 風と走る
雨が歌う 雨と歌う
走る足が透ける時
震える喉が消える時
>全ては流球に還り尽く
周りは常に歩ける土がある
周りは常に跳ね近づく空がある
世界は縦横に常に広がる
唯目に力が無い故に
存在が消され見えず
唯声に勝る音が在る故
届くはずの声に気づかない
視野を広げても限りがあり
常に縦横を持つこの球は
常に空間と共に在る
>見えない事に意味を為す
それも生す者の理か
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