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┗2511.蒼紫-aoshi-(146-150/177)
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146 :
黒崎一護
2010/12/15(水)06:34:30
情けねぇ
許すアンタが俺は悔しい
もう一度立ってみろ
脚はちゃんと使える
十も承知での軋みに
今更なにを驚いた?
踏み込んだアンタは
既に判っていた結果
もう一度、立ってみろ
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147 :
檜佐木修兵
2011/01/02(日)01:50:46
とうとう軋んできやがった
空気が通る道の伸縮が
骨を押し上げて痛みが走る
自然と背中を丸くし
びくつきながら吸い込む
>夜更けの空気は冷てぇ
もう少しの歩みを俺に
例え夜道の風の中でも
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148 :
檜佐木修兵
2011/01/05(水)08:17:40
身を裂く心地、なんて
生温いもんじゃなかっただろうな
心が叫ぶ事と真逆、反する
行動するって痛いんだな
何度目だ、また繰り返してる
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149 :
檜佐木修兵
2011/01/07(金)07:41:25
>独立独歩
孤高に聳える白罪の塔
真眼を潰すは白明の陽
焦がれ崇めは落ちる隣
昇る己は許し歩めど
沈む己を生かすは成らず
全ては円、丸いのか
自ずから生まれたもん
なんてのはねぇのかも
ただ違うのは返り事に
嗚呼、と頷ける前置きの
心当たりに感謝できるか
何故、理不尽と不服置き
気付かぬ不足を沈めるか
俺は圧倒的に後者だと思う
見合った分を望むなら
余る重ねが必要だろうな
理解がその頭に届く時
その足は手は動かどうか
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150 :
檜佐木修兵
2011/01/16(日)16:15:04
何時振りだか、昼からの非番
抱えたコイツと留守番中
手足鼻口白い他は真っ黒な
大人しすぎる風変わりな猫
昨夜日付も変わる頃
家に戻れば見知った背中
縁側の下を覗いては何か
もぞもぞと動く…危ない
>嗚呼…落ちないで
思い引っ込めて傍へ向かう
寒そうだから作ったのだと
笑顔で言われては頬が緩む
この人だなぁと実感と確認
忘れない俺への言葉は少し
>………っ、
耐えようにも甘すぎて困る
猫とじゃれるというよりは
大人しさに無理やり遊ばす
なんとか慣れてくれた奴を
膝に置いては大きな黒髪に
目を向け直せば突然の注文
>恥ずかしい、けど
俺が言えるきっかけを得た
分かって言ってくれたのか
その真意は分からねぇけど
猫に抱くのは小さくはない
確かな、確かな恨めしさを
出来るだけ綺麗に包み直す
まぁそんな昨夜は過ぎて今
腕の中には小さな黒い訪人
寒いのは苦手か、調度良い
>湯たんぽは箱の中にあるぜ
不動の黒色に話し掛けても
返り事もないが動きもない
>俺は、譲ってやったんだ
優しいだろう?優しさが
だから今はお前にくれた
あの人の優しさを感じる
お前を抱いて温まらせて
>寒いんだよ雪に袖無しは
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