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11 :
阿散井恋次
2010/03/13(土)22:48:40
先週の日曜の昼、朽木隊長と現世のホテルの梅園に梅の花を眺めに行った。
朽木隊長と一緒に此の梅園に来るのは此れで三回目だ。
初めて朽木隊長に逢った丁度三年前の三月に翌年の三月、そして今年の三月。
三月は梅園に行くのが恒例になってるなァ…、何て倖せな恒例行事なんだ。(笑)
凄ェ久し振りの逢瀬。
朽木隊長は銀鼠色の着流しに高下駄と云う、凄ェ綺麗な井出達で来てくれた。
折角の花見なのに生憎の雨、でもそんな綺麗な朽木隊長と一本の番傘で所謂『相合傘』で歩ける事が本当に嬉しくて。
俺が隊長を雨露から守る為の寄り添えば、隊長からも寄り添ってくれる。…うぅっ、倖せだァ。
カラン、カラン。
雨に濡れた道でも鳴り響く隊長の高下駄の足音を心地良く感じ乍ら辿り着いた梅園は、一年前と何も変わっていなかった。
見目美しい紅、薄桃、白の花弁、鼻腔を擽る梅香、全てが変わってなくて。
でも、隣で梅の花を見上げる朽木隊長は日に日に変わっている。
俺に向ける眼差しの中には愛情が増してるし、口調も以前より柔らかくなってる。
昔から色気のある人だなァって思ってたけど、以前より益々色っぽくなって来てる。
…確実に、朽木隊長は俺色に染まって来てるんだって実感出来る。
静かな梅園の中、聴こえるのは愛しい隊長の声。
俺が真っ直ぐに隊長への想いを伝えたら、『莫迦者』と照れ乍ら悪態を吐く隊長が凄ェ可愛くて。
朽木隊長って照れた時には必ず『莫迦者』って言うんだよなァ、一寸した発見で嬉しい。
綺麗な花達に囲まれて、俺等は抱き締め合い、口付けを交わす。
折角の梅の花なのに、俺は朽木隊長ばかり見てたし、朽木隊長もそうだ。
お互いしか視界に映さず、只管に心を通わせていた。
こんなに穏やかな気持ちで貴方と過ごせたの何ヶ月振りだろう。
此れからもずっと、こんな風に隊長と穏やかに過ごせれば良い。
こんな倖せが、何時迄も続く様に。
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12 :
阿散井恋次
2010/03/14(日)22:42:30
>名前バトン
>1.あなたの名前は?
阿散井恋次。
>2.あなたの名前の由来を知っていたら教えて下さい。
小せェ頃に両親が居なくなっちまったから名前の由来を知る事が出来なかったが、名前の『恋次』から想像出来るのは、色恋は二の次に、勉強や仕事を頑張れって意味だったのかと。
でも今の俺は、任務を頑張るのと同じ位ェ…否、其れ以上に朽木隊長との恋愛を大切にしてるぜ。
>3.あなたのあだ名はなんですか?
普通に『恋次』。
偶に『犬』呼ばわりされる事もあるが、此れは渾名じゃねェよな。(笑)
>4.こんな名前が良かったという名前があったら教えて下さい。
特には無ェかな、朽木隊長にも『恋次、恋次』って愛でて貰ってるし。
…あ、でも個人的には朽木隊長の『白哉』とか京楽隊長の『春水』みてェな綺麗な名前は心地良くて好きかも。
あと、俺が若し女なら雛森の『桃』っつー名前が可愛くて良いと思う。
>5.自分の子供につけたい名前を教えて下さい。
うーん…、『白次(しろじ)』も『恋哉(れんや)』も変だしなァ…。…うーん。(悩)
>6.好きな苗字はなんですか?
朽木!
>7.あなたのまわりにいる他にはあまりいないような名前
やっぱり『涅マユリ』とか『更木剣八』は珍しいよな。…っつーか、俺の周りは皆珍しい名前ばっかだけど。(笑)
…って、俺の名前も相当珍しいか?(笑)
最近では現世でも結構珍しい名前が流行ってるらしいな。『慈温』とか『七望』とか…一体何て読むんだ?っつーのも結構あるらしい。
あと、知って吃驚したのは『侍刃』って名前。名付けた親が時代劇とか歴史好きだったんだろうなァ。
>8.バトンをまわす人の名前(何人でも可)
俺の朽木白哉。
朽木隊長以外の奴でも答えてェ奴は好きに持って帰ってくれ。
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13 :
朽木白哉
2010/03/16(火)00:01:22
夜毎に交わす蝶。
飽く事無く交わされる其れに添えた声が喩えよう無く愛おしい。
>羽音、声、薫、言葉
ありふれた日常でさえ、お前とあらば恋しいと思う此の心、私は何に喩う可きか。
言葉に出来ぬこの想いの全てを映すのはどうする可きなのか。
>鳥は歌に、獣は牙に、
>ならば私はこの双腕に、
『愛している』以上の想いをのせて、
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14 :
阿散井恋次
2010/03/18(木)21:09:50
朽木隊長に初めて伝える話。
一月の終わりから二月の中旬頃…俺が朽木隊長の手を離しちまってた期間。
俺はある綴りを読み、朽木隊長の其の時の心情を知った。
朽木隊長の哀しみや孤独感、時には悲痛に歪む感情や隊長には似合わねェ汚い言葉。
俺は其れを読んだ時、酷く心が痛んだ。
自分の不甲斐無さから朽木隊長の手を離し、隊長の想いや期待に応えられ無ェ自分が凄ェ嫌だったし、何よりも隊長に不安や哀しみを与えてる事に酷く後悔した。
深夜に書かれる言ノ葉は不安で夜も眠れ無ェ隊長の心情を表していたし、何よりもこんな俺を其れでも諦め切れ無ェと云う強い想いが伝わって来た。
そんな隊長の言葉の数々を読んで第一に思った事。
『朽木隊長に、こんな哀しい言葉を綴って欲しく無ェ。』
『朽木隊長に、こんな汚ェ言葉を吐いて欲しく無ェ。』
『朽木隊長に、安心して眠って欲しい。』
自分の所為で朽木隊長を苦しめているクセに、消しては新たに綴られる孤独な言葉に俺自身も苦しめられる。
如何して俺は、朽木隊長を苦しめるだけの存在になっちまったんだろう、と。
一度そう思っちまうと、俺自身も如何して良いのか解らず、朽木隊長の気持ちから目を背けちまってた。
朽木隊長を俺から解放してやる事が、朽木隊長の倖せなんだと勝手に決め付けて、隊長から逃げ様としていたんだ。
そして、其の行動こそが俺自身も苦しみから解放されるのだと思ったから。
だけど、そうじゃ無かった。
其れでもずっとずっと、朽木隊長は根気強く俺を待っていてくれた。
時には不安を吐露し乍らも、弱音を吐き乍らも、其れでも強い想いを綴り乍ら待っていてくれた。
…そんな言葉があったから、俺はもう一度朽木隊長と向き合う決心がついたんだ。
俺も隊長と同じで、アンタが好きだからこそ苦しんでいるんだって気が付いた。
俺達死神は肉体的には強くても、精神的…特に好きな相手の事となると途端に脆くなる。其れは人間だって同じだろう。
だから、弱くても良い。そりゃ、強ければ其れに越した事は無ェけど…其れより大切なのはきっと相手を『好きだ』っつー想いの強さ。
想いが強ければきっと相手に届く。きっと伝わる。
届いたからこそ『今』がある。
伝わったからこそ、今此の瞬間、アンタを素直に好きだって言える自分が居るんだ。
だから俺は、此の帳面で自分の想いを目一杯伝えて行こうと思う。
良い事だけじゃ無く、嫌な事や哀しい事、不満も全て隊長に届く様に。
自分一人で抱えずに隊長に伝わる様に、自分の全てを此処で晒け出します。
だから隊長も、もう彼処じゃ無く此の帳面に色んな事を綴って下さい。
アンタの言葉ならどんなモノでも受け止めてみせますから。
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15 :
朽木白哉
2010/03/19(金)21:49:40
>名前バトン
>1.あなたの名前は?
朽木白哉。
>2.あなたの名前の由来を知っていたら教えて下さい。
全て語るのに小一時間程時間を要するが構わぬだろうか。
>3.あなたのあだ名はなんですか?
『白哉坊』、『びゃっくん』。
…断じて認めぬ。
>4.こんな名前が良かったという名前があったら教えて下さい。
名は体を表すという。
この名で無ければ私は私ではない。
…とはいえ、それでは答えにはならぬか。良い名だと思うのは男なら『恋次』、『海燕』、我が祖父の『銀嶺』などは響きが良いと思う。
女なら不本意ではあるが『夜一』。
>5.自分の子供につけたい名前を教えて下さい。
これは…気恥ずかしい故恋次に直接。
>6.好きな苗字はなんですか?
『阿散井』、『志波』。
>7.あなたのまわりにいる他にはあまりいないような名前
これは恋次と同じ答えだな。
だが群を抜いて『阿散井』は珍しい、というか読めぬ。
>8.バトンをまわす人の名前(何人でも可)
興味のある者は是非。
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