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133 :
朽木白哉
2011/02/07(月)03:02:52
共に訪れた場所は
全て心の奥に留めている
二人巡った場所に思い出を求め
独り帰しても
所詮残るは微かな香のみ
四つ脚並べ歩いた石畳
二つ脚をならして歩けども、
響くその音はひとつと孤独
見上げる
狭い狭い空
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134 :
朽木白哉
2011/02/20(日)13:32:27
>迎春花、化け猫へ宛てる
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135 :
朽木白哉
2011/02/20(日)14:05:24
>3月19日
梅の花が咲いた。
我が邸の庭に伸びる幹から白い華奢な花がその細い枝を飾りたてる。
小さな蕾の頃から見守っていた朧は開花した花の様子に首を傾げていたが、その香の良さは理解出来た模様。
お前が帰らぬまま春を迎えてしまった。
時は待ってはくれない。
未だわずか残る寒さのみが、季節が変わるのを拒んでいるようで愛しささえ残る。
今、どこにいるのか。
元気にしているのか。
私のこの声は、兄に届いているか。
きっと愚問なのだろう。
お前の蝶を疑いながらも待ちわびる私を、哀れと嗤うのか。
それとも
嗤う事すら、無いのだろうか。
距離は、果てしなく遠い。
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136 :
朽木白哉
2011/03/11(金)22:18:55
>3月28日
此処への脚が遠退く。
認めたくない現実がつき刺さるようで、痛い。
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137 :
朽木白哉
2011/03/11(金)22:19:06
>半
どうか、無事で。
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やはり連絡は無い。
しかし、きっと地域的には安全な筈。
無事だと信じている。
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