綴一覧
┗2668.Eine silberne Kette(110-114/143)
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110 :
石田雨竜
2011/09/04(日)15:56:48
まさに「入れ違い」という言葉そのままなタイミング。
綴りでそれはわかっていたのだから気にしなくてもいいものを、律儀に連絡を受けて、心配とは別につい「らしいなぁ」と笑みも零れる。
暫しの猶予をおいて追記された現状は、最寄とは言えないまでもまだ近しい地でもある為に、春先の東の地の異変よりも入ってくる情報は多く、しかも身近故の理解度もあり、いたずらにおろおろと動揺することはないけれど。
個別でなくあちらに一報記す形を取っているのを考えれば、こちらも携帯に伸びそうになる手を押しとどめ、こちらよりの声を。
先ずは基盤たる日常を最優先に。
もしも何か助け手が必要な折には遠慮せずに一報を。
どれほどの時が隔たれようとも、信頼は揺らぎはしませんから───と。
110910
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111 :
石田雨竜
2011/09/04(日)15:57:04
人は、決して不変ではなく、日々何かしらが変化している。
剥がれ落ちていく細胞、過ぎていく時間・日常───あらゆるものはそこにとどまってはいない。
それに伴う形持たぬ心や記憶も。
新しい何かが刻み込まれれば、
時間の流れの理に従って、失われていくのは先ずは古きもの。
それでも。
変わらない何か、も───確かにある。
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112 :
石田雨竜
2011/10/07(金)23:20:28
仕事や副業
地域の活動
そして、肉親の縁の薄い僕を包み込んでくれた温かな人達との時間
様々な環境が多種多様に変化して、その忙しさに文字通り心を無くすような状況に陥っていた。
自宅へと帰る控えめな街灯に照らされた夜の道で、ふと甘い香りに足をとどめる。
匂いのもとを辿ってみれば、出がけに出会う近所の老夫婦の家の庭先。毎年小枝を手折っては分けてくれていた金木犀が、今年もまた小さな可愛い花をつけていた。
甘い香りを暫し楽しんで、少しばかりの寄り道をして、暫く行っていなかった自然公園へ。
夏の色鮮やかな花達は、役目を終えて秋の彩にバトンタッチしていた。
うつろう時間
うつろう季節
どんなに忙しくても
心を無くしたくはない
癒しは、世界に満ちている。
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113 :
石田雨竜
2011/10/07(金)23:21:29
Trick or treat.
すっかり恒例となった教会主催のハロウィンパーティー。
様々な仮装に工夫を凝らした子供たちの、無邪気な笑顔と差し出される小さな手に、色とりどりのフィルムに包まれたキャンディを落とす。
ジャック・オ・ランタンが照らす仄かなオレンジの光が、君達を迷うことなく導くように。
111031
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114 :
石田雨竜
2011/11/14(月)00:27:27
>半なりにつき閲覧注意
自分より年上の人間が先に逝ってしまう事は、時間軸で単純に考えれば至極まっとうなことだ。
それでも。
その最期をみとる瞬間は、叶うならばもっと遠い未来であってほしかったと願わずにはいられない。
もともと肉親の縁は薄かった。
そんな中で新たに恵まれた絆に、どれだけ助けられてきたことか。
絆は、血の繋がりではなかったけれど。
これで正真正銘、書類上は天涯孤独の身の上、だ。
どうか安らかな眠りを彼と彼女に……
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