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┗2668.Eine silberne Kette(85-89/143)
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85 :
石田雨竜
2011/03/04(金)00:04:11
日付が変わってしまいはしたけれど。
桃の節句と云えば女の子の為のお祭りであるのと別に、邪気祓いの行事でもあるのは周知の事。
どうりで。
色々な意味ですっきりした。
───まあ、どうせちょっとの間なんだろうけど。
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86 :
石田雨竜
2011/03/04(金)00:04:48
>ひいなの祭りによせて
小さなちいさな掌が差し出される。
そうして手渡すのは、やはり小さなまぁるい色とりどりのあられを包んだ紙包み。
群がる子供たちは、男の子も女の子も満面の笑顔。
女の子が主役の、お祭り。
同時に、邪気を祓う由緒正しい行事。
この子供たちの笑顔が、いつまでも守られる未来を築いていけますようにと願いつつ。
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87 :
石田雨竜
2011/03/04(金)00:11:48
>春の足音の聞こえる“あの日”へ
帰りの道を急ぎつつ、ふと、視界の端に過る景色に足を止める。
梅の花が春の兆しを指し示し、
桃の花がその気配を濃くし、
桜の花が、春の訪れを告げる。
出逢ったのは───暦は春だというのに、まだ寒さを残した“あの日”。
この掌の中の、珠玉のような一日。
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88 :
石田雨竜
2011/03/13(日)20:55:39
>半
東の地でのその被害のリカバリを果たす為、自らに出来ることを最大限にと、某所に缶詰めになって作業に明け暮れること二日。
その間、携帯を持ち込むことのできないそこでは、舞い込む連絡にすら目を通すことも遅れ、友人達に心配をかけることになってしまった。
解放されてから漸く心配をかけたことを詫びるとともに、此処の綴りで何人かの友人の安全を確認し、綴りでもメールでも無事を確認のできていない何人かに急ぎメールを飛ばす。
>白の代行
───君が無事で良かった。
声が届くという事の、なんと恵まれたことか。
>打楽器
取りあえずは無事だとわかって安心した。きっと僕と似たような状況だったのかな、と。
>腐れ縁の蟷螂
君が状況的に見て一番心配だ。
無事でいてくれと、ただ祈るしかできないけれど。
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窮地に立たされている人々を案ずる気持ちは、きっと皆同じ。不安に思う気持ちも。
けれど一番苦しんでいるのは、連絡を取ることもできない状況に立たされている人達に他ならない。
それを思えばどんな事だって我慢できるし、無事な僕らには僕らにしかできないことがある
義援金然り、ボランティア活動然り、物資送付然り……
一人の力は小さくても、集まれば大きな力になる。
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89 :
石田雨竜
2011/03/21(月)01:05:32
埋もれていた言葉を読み返す。
───それは、贈られていたことに気づくことなく半年近くもの間、この世界の片隅に置き去りにしてしまっていた想い。
思いがけず、
そして、僕が感じ受け止めているよりも研ぎ澄まされた感覚で、僕に押し付けるでもなくしたためられていた言葉───想いのたけ。
ああ───
世界はこんなにも愛に満ち溢れている。
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