綴一覧
┗2746.Oscuridad(61-65/174)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
61 :
ウルキオラ・シファー
2011/01/10(月)19:57:06
どれ程多忙だろうとも、
帰還が遅くなろうとも、
唯一の戻る居場所が在る事。
夜毎言葉を交わし、温もりを分かち合い一日を終える事。
今では当たり前の様な其の繰り返しは実は当たり前では無く、慕情やら思い遣り、相手への想いが互いに在ってこそなのだと。
其れを忘れる事の無い様に、此れからも大切にしていきたいと、改めてそう思う。
疲労や眠気で頭が働かん儘に言葉を紡ぐ状態を何とかしたいと、何時だったかそんな事を言っていたが。
其れは俺とて同じ事。
微睡みながらに鼓膜を揺らす、お前の眠た気な声音は俺を和ませ、
同時にお前への慕情や飢えを強く自覚させる。
──…甘く、心地が好い。
[
返信][
削除][
編集]
62 :
ウルキオラ・シファー
2011/01/15(土)19:47:22
現世から帰還したばかりの俺の手は、氷の様に冷たい。
唯でさえ、石膏で出来ているかの様な見て呉れだというのに、まるで血液など一滴も通っていないかの様に。
此れでは、お前も凍えてしまう。
[
返信][
削除][
編集]
63 :
ウルキオラ・シファー
2011/01/19(水)18:38:15
問題を感情で考えぬ事だ。
嘆き、憤り、情念に任せ声を荒げた処で事態は何一つ変わらない。
感情では無く、理性。
冷淡で在る事と、冷静で在る事とは違う。
だが、如何な事象にも表と裏が在るという観点から言うならば、其の為には感情も不可欠だとも言える。
物事を感情でも捉える事だ。
他者の視点を慮る事が、即ち冷淡では無いという事。
感情に因って傷を負うからこそ傷付けられる経験を識り、他者を傷付けぬ事を知る。
其の点では、ヒトは鉱物にも似ている。
研磨されるという意に於いて。
[
返信][
削除][
編集]
64 :
ウルキオラ・シファー
2011/01/22(土)23:28:57
癪だが、睡魔にだけは俺も勝てない。
慈しみたいと思い
甘え倒してやりたいと思い
貪りたいと思い
血肉も霊圧も呉れてやりたいと思う。
[
返信][
削除][
編集]
65 :
ウルキオラ・シファー
2011/01/29(土)08:19:46
現世が荒天であろうとも、
虚圏が砂嵐だろうとも、
俺の眼には、
何時もお前の蒼が視える。
[
返信][
削除][
編集]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
[
戻る][
設定][
支配人の部屋]