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┗2749.(A)ideologue(191-195/200)
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191 :
毒ヶ峰リルカ
2014/12/01(月)01:16:47
>(可愛い魔女の世界を借りて、)
黄色く照らされる。天国みたいな海の、白い水平線。世界の理の外から心を揺さぶられる。陽の匂いがするわ、窓外を見詰めて、そ。他人事みたいね。ファストファッションのレースを纏って高級ラグジュアリーよなんて云ったら、アナタ、茶化すかしら。嗤うかしら。屹度両方的外れ。満更でもなさそうに接吻を呉れるでしょ、恭しく私の手を取って。
偽物のカクテルグラスでも、アナタがシェーカーを振れば艶かしく呪文を湛えるのよ、安いゴシップ誌もアナタと読めば世界を結ぶ光のpapyrusに成る────ねぇ。アナタは何通りの世界を魅せて呉れるの、
カーテンに背を向けて、艶かしく脚をくねらす。熟れた果実を潰して、ルージュの代わりに口唇に纏う。残滓を胸に垂らして、ベルベットを咲かせて、世界一官能的な名前を勿体振って歌うの。シーツのベールを纏って、桜貝を胸許に踊らせて、月の満ち欠けに身を委ねたら、狂気を気取ってベッドに誘う。海面で揺蕩う小宇宙みたいに、今夜一番御高くとまって囀ずるみたいなキスを落とせたら。虚空も悦楽を溶かすわ、あとはアナタが扉を叩くだけ、そう、──そしたらやっと、アナタの上に跨がるの。
逢いたいときに、私を呼んで。
(ねえ、ホントは…疾く、疾く────)
>────
矢っ張り、私とアナタの世界が繋がってないなんて思えないのよ。
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192 :
久南白
2015/01/18(日)15:32:19
あなたは真冬の蜃気楼、炎天下に降る粉雪、都会の流星群、天空に張る大渦、涙に咲く向日葵、氷上の炎、泥の中の金砂、山の上の人魚姫。
あなたの聲は白の標、あなたの足は白の行方、あなたの腕は白の母巣、あなたの舌は白の希望───…
あたし達の間に紡がれた糸が、今、太く、短く、成って行く。
ありがとう、あたしを選んで呉れて。
ちっぽけで、臆病で、煮え切らない白を選んで呉れて。
あなたが居たから上手く泣けたの。
そして、今日から白を泣かせるのはあなた。
ね。抱き締めても好いよね。
今からあなたを愛します。
(2/2/2015)
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193 :
毒ヶ峰リルカ
2015/03/27(金)00:49:03
あなたを愛せず苦心したのは私の方だった筈なのに、何時しかあなたは私を他の女の子の影に隠した。あなたが明かした胸の裡に、私は今も納得がいかないでいる。
イヤ、イヤと。唯ひたすらにすがれるだけの勇気が無かったから。他人の心なんて押し退けてあなたの袖を掴んで居られる強さが無かったから。あなたは私の涙を拭って呉れなく成った。
あなたが求めた色恋はそんなモノ、だったの。言葉を呉れない理由は其れだったの、って。頷かれた方が屹度ずっと筋が通ってる。私にそんな愛し方が出来ないことは、あなたも最初から知ってた筈なのに。
───明かされた事で、私の心にこびりついた錆が落ちる訳じゃないと思うの。だって、私はそんな愛し方を肯定する事は出来ないから。詭弁だと云われようが、きれいな儘で居たいから。
私は、貴方の幸せを願うことは出来ない気がするの。だって、貴方が私の熱を軽んじた事実は動かしようがないンだから。
けど、それでも…──。
胸に燻りを抱えた儘居ることを私が嫌うのはホント。私は、本当に私の為に生きなきゃならない。それで喩え貴方を失っても、私の為に生きなきゃ為らない。
ねぇ、だから。云うの。
辛くても、怖くても、訊くの。云うの。
恋心を忘れない為に流す涙はもう終わり。次は、ちゃんと前を向くために泣くのよ。
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194 :
毒ヶ峰リルカ
2015/08/14(金)00:49:25
どうか屹度、安らかに。
何よりも清らかで、何よりも官能的で、咲顔と優しさに溢れた場所へ、どうか…───
ありがとう、ありがとう、
不器用だったけれどあたし、アンタのこと愛してた。ううん、そのことすら、教えて呉れたのはアンタだった。
打ち明けた泪と、匙を投げた憎悪と、何もかも受容れて、待ってて呉れてありがとう。
ねえ、最後まであたし、アンタに救われたのね。
大好きよ、好き。
此の気持ちだけは誰にも譲れない。
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195 :
井上織姫
2015/12/11(金)00:03:56
沢山、たくさん気持ちがあるのに。
有難うの辭以外見付からない。
愛してます。愛してました。大好きでした、大好き。
有難う。好き、好きです。
こんなあたしを見付けて呉れて、あたしをあたしにして呉れて、あたしに歌声や、翼を呉れて。
久方振りのあなたはやっぱり正しくあなたで、あたしの大好きなあなたで、けれど、あたしの大好きだったあなただった。
あたし達の呼気は以前と違わず重なって、あなたのことは変わらず沢山識っているし。頑張り屋さんで、論理屋さん。優しくて、真面目で、ああ。もう。
色々な別れが有る、ってことはね、識ってるよ。
けれど、あなたは最高のお別れを呉れました。
こんなに、こんなに穢いあたしに。最後迄最高の優しさを呉れて。
あたし、ホントはあなたに御姫様扱いなんてされて好い女の子じゃないのに。あなたは今でも直向きにあたしを信じて呉れている。
迷う気持ちも有るけれど、振り返らない理由は無いけれど、最後位あなたを呆れさせないように、ちゃんとあたしを貫くの。
…───有難う、御座いました。
貌は変われどあなたはずっと、あたしの人生の中で掛替えのない人。
あなたの前に続く道が、誰よりも幸せなものでありますように。
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