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┗2918.a ghastly draft(131-135/190)
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131 :
黒崎一護
2013/02/15(金)02:00:05
>愛しい人の大切な日
確保
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132 :
黒崎一護
2013/02/25(月)02:45:59
壁の白さは暗くなるとより浮き出る
角には影が生まれ伸びる方向が自分に向いていると体が緊張する
含みのなかった言葉が俺の中からも生まれる
それは進歩だか怠惰だかわからねぇ
暗闇にある星や月の光は細く細くそれでも等しく手を伸ばしていたのに
作り物の眩しすぎる光は太陽を真似た
抗体がねぇなら分け与えた果実も毒となる
善意も悪意も何もかもが受け渡す側と受け取る側のふたつ
存在が有ろうが無かろうがそれは確かに"在る"
でも俺も、作り物の小さな光を受け取った
これで怯えないで済むだろうと
だが光があるほど影も濃く映ることは言えないまま
はじめての夜を迎える
02.28
その光も消して、無かったものにした
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133 :
黒崎一護
2013/03/01(金)00:57:47
自分の心臓の音に、一番近くで答えてくれる音がひとつ
俺の傍にと落としてくれた、小さく温かなひとつ
人が生に縛られていられるのが1世紀
自分が自分だという意識が保ち続けられる
きっと沢山あるその"なにか"のうちから
最もおしゃべりなひとつが人へ与えられたのかもしれねぇ
そんなひとつが、広い夜の中、言葉を向けられずにここに居る
目を閉じれば確かに聞こえてくる
自分以外の"その"鼓動の音が止まらないでほしいと口に出来ずにここに居る
その鼓動の音が特別
音が聞こえなくなったひとつに
退屈になったひとつは音を探してしまう
本当はその鼓動を聞いていたかったのに
聞こえる
声と言葉とおなじようにそれも"音"だから
聞こえないぞと内から叩き訴えるその"声"に
ひとつしか自分しか刻まなくなったその"声"が不安げに苛立ち訴える
謝るようにうつ伏せになって奥へ奥へ仕舞う
体の異変を知らせるものでもないこんな痛みじゃ、感じない
怖くて消せない
落とせない作り物の明かり
外は夜だから、見ない
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134 :
黒崎一護
2013/03/06(水)01:20:47
こんな深い夜の中でも
明ける空の色が見える瞬間も
その腕の中で小さくなる俺を抱いてくれる
>………暗くてもあったけぇだろう?
温かいな
アンタの優しさに触れてる温まる
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135 :
黒崎一護
2013/03/14(木)03:11:26
一日だってだめだった
眠れねぇ夜は長すぎる
早く会いたい
飛んで行きてぇ
欲しいものは大き過ぎて
何を引き換えにしたって求められずにいられねぇ
曝した醜態も、何もかも
もう一度声を聞くために
早く会いたい
また傍に置いてほしい
待ってる…阿近さん
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