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┗2927.*Asura de la rezar*了(11-15/200)

|||1-|||書|リロ
11 :黒崎一護
2011/07/01(金)21:34:42







やべ。


迷惑、掛けそう。

否・もう掛けた後、かも知んねえ。




此の手の事について、そうやって気ィ遣わせて、心配させて、

誰かの優しさが、




──本当に怖ェ。



優しさに、甘えてアンタを潰しちまうとこだった。馬鹿か。

下らねえ事聞かしてごめん。

アンタが知りたいのは、近況であって独白やら懺悔やらじゃねえのは判ってンのに、……っとに何やってんだクソッ!



希望に見えた
輝りに思えた


彼奴の大切な友達だから





でも


俺はチャンスの使い方を間違えちまった。

凄ぇ後悔。猛省。

溜息、

すら出てくれねえ。





(まさかと思うが)
(振り出し、か?)



>*********************

2011070223:50

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12 :天鎖斬月
2011/07/03(日)00:00:18



(獣が、ないた)




啼いて
、哭いた。



此れで理解ったろう?
思い出した、恐怖は絶大。
(其の子供は最早呼吸法さえ、失念している)



こころと言う、不確かな核を破壊したら

胸に空いた孔の所為だと涙を流す言い訳に位は成るだろう。



そら、顔を上げろ。

確り前が、視えぬか。

──…一護。



>**********************

16.

(20110704/18:56)

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13 :井上織姫
2011/07/05(火)07:57:47


声を掛けてくれた人達にちゃんとただいま・って言いたいのは山々で。


憧れの、あのひとの蝶を捕まえてみたいのも山々で。
(どうか消えて下さいませんよーにっ)



でも


笑えないの、笑えてないんだ。
どんな顔してるのかなんて、自分じゃてんで判らないのは確かなんだけど、でも周りがあたしを視て哀しい顔をするの。


きっと、
無意識下であたしのこころと同じ色に合わせてしまってくれているんだと、自惚れてしまう。
だってそれ程にみんな同じ顔、してる。


ごめんね。


あたしが、こんなに弱くなかったら。
弱虫泣き虫とばいばいできないまま、帰ってきたりしちゃうから皆に心配掛けちゃった。


(気を遣わないで、なんて言えないよ、…狡い事に嬉しかった。)



こんな季節に
こんな天気に


弱気が、戻る。



彼の一番近くに居る、あのひとも


あたし達の事情を知っちゃったあのこも


あたしの綴りに気付いたみんなも



優しい言ばっかり
あたしなんかを気遣って、くれるから



如何仕様も無い位、保って戻した強虫が簡単にぱっきり悄げて、弱虫になっちゃった。



でも。

あたし、元気だよ。
大丈夫。

お兄ちゃんだって護ってくれる。
黒崎君だって、強く成れる。
六花だって、随分力を付けてきた。



大丈夫。


ちょっと時々ナイーブが過ぎちゃったりするけど、あたしはやっぱり図太いのです!
楽しいことしてたら、楽しいなぁって思えるし。
嬉しい事見つけたら、幸せだなぁって思えるし。

今朝だって、星座占い三位だったんだよー!凄いよね。

寂しいとか、悲しいとか辛いとか苦しいとか、痛いとか辞めたいとか。



確かに蟠る、あたしの感情達は。


それでも彼を想った分だけ、──ううん。それ以上にあたしの中でもっともっと生まれていくの。
彼の為に、生まれていくの。

其れを素敵だねって心友の彼女は咲ってくれて。

こんなにも助けられてる。
あたし、やっぱり倖せ者でしか無いんだなぁ。


うん。

頑張るよ、
頑張る。



だって、彼を待ち惚けていいのはあたしだけだもん。


よぉーっし!
今日も1日元気一発!


(さて、何を想おうか?)
>(貴方の好きな甘味をさがしてみようかな。この間、夏でも美味しい鯛焼き屋ってテレビで紹介されてたよ。)

ねえ、


>(そう言えば黒崎君は、アイスが食べたいって言ってたなぁ)


大好きな貴方へ、
親愛を込めてもう一度。
>(自分に誓うよ、此の胸に。)

今日も一日貴方を想い続ける事を、赦して下さい。


>大好きです。

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14 :朽木ルキア
2011/07/07(木)15:30:50


──其処、に。



まるで其処に私と言うイレモノが存在しないかの様な。

まるで其処に私と言う魂が取り残されてしまった様な。




そんな虚無。




嗚呼、と。


面を上げれば昊がわんわん啼いておる。


私を、私の声を消さんとする勢いで、啼き喚めいておる。




私は、声など上げぬと言うのに。
私は、静かに涙をのむと言うのに。



昊は何時でも、心配性だな。





>私は、泣かぬよ。
>未だに、泣けぬ。


**********************

昨年と全く同じ場所、少しばかり大きめな短冊にありったけの想いを込めて、希えるだけの願望を其処に記してきた七の日。
私の想いと裏腹に過ぎ行く時の流れはただ無情なものばかり。
果たして、あれだけ哭き喚いて居った昊の其の向こう側で牽牛と織女の逢瀬は叶ったのだろうか。


否。

肌に触れるからこそを逢瀬と言うわけではない。
言葉を交わすからこそ逢瀬と言うわけではない。

時を、僅かばかりでも共に感じるからこそ

心を、僅かばかりでも共有出来たからこそ


逢瀬、だと。

相見えたのだと、私は想えるのだ。


温もりを交わせずとも良いかも知れぬ。

長きの時を幾度と超え耐え抜いて

ならば其の想い人の姿が己れの瞳に映ってくれたなら。
一瞬でも構わぬから、と焦がれた其の心へ己れの想い託すことが敵ってくれたなら。


……それだけで、きっと。



想い人へ触れられたのだと長きより溢れ抑えた感情は留まり知らずときっと一滴たりと逃す事無く零れ落としてしまうのだろう。

愛しいよ、
恋しいよ。

愛していたのだ。
慕っていたのだ。


焦がれていたのだ。
渇望していたのだ。



なあ、昊駆ける星々よ。



彼等は七の晩、逢えたのだろうか。
会えたのだろうか。


──…心繋がることが、出来ただろうか。


>(なれば、幸いだと私は瞳を閉じて天へと頭を下げるだろう)

**********************

あと、数日後。

昨年の私は出逢ってから初めて御前を泣かせてしまったね。
想いの儘、有りっ丈の気持ちで叩られた頬の痛み・熱、籠もる激情を私は今まで一粍たりと忘れた事は無いよ。

今に迄続く、其の傷さえ御前を苦しめる要因であるとしたのなら。


矢張り、私は

思いきり責め立てて欲しかった。

(未だ誰も私を責めぬのだ)

>…其れが、苦しい。

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15 :井上織姫
2011/07/09(土)10:53:30


(昨年と同じ言葉を、唱えさせて。)
>If you are saying you love me, please hug me now.


***********************


きっと、今口を開いてしまったら私は貴方さえも責めてしまいそうで、怖いのです。

貴方を、ただ突き放して振り切って、あまつさえ傷付けてあわよくば怒り怨みを、煽ることが出来たなら・なんて描いていた私が甘かった。

貴方は、そんな人じゃなかった。


彼の大切な友人は、
彼にとてもよく似て、強く優しく思慮深い。

私は、


私の傷の為に貴方を利用しようとした。


もう何度自分を責めても何も無い事位、直ぐに気付いてしまう訳で。
だからと言って、誰かに今を打ち明けたって、誰もあたしに『自業自得だ』なんて言ってくれない。

だから、貴方に縋ったの



御前の所為だ
御前のお陰で

御前が居るから
御前と出逢ってしまったから



彼は、
尻尾を丸めて怯え暗い洞穴へ隠れて出て来なくなってしまったんだと


一思いに、

殴って欲しかった。


其れで気が晴れるだなんて思わないけど
其れでも、少しだって身が軽くなるんじゃないか・って

思ってた。




なのに、


謝らないで下さい。


貴方の言葉は何一つだって酷なんかじゃない。
あたしが、本当に望んで・目指して叶えたいと欲した本当に無くてはならない成りを、教えてくれたよ。

弱虫な此の背を、押してくれた。


そんな貴方が酷だと言うのなら。
きっと其れは、貴方の優しさ。




…如何して、あたしが居るって気付いたんだろう。


(彼の傍に居る資格なんて三ヶ月前にはとっくに失ってしまっていると言うのに。)

何故、貴方は見付けてくれたの。


……彼を、滅多打ちにした張本人だって知っているのに。


(ごめんなさい、)
(ごめんなさい。)





気持ちが、落ち着いたらもう一度


貴方に勇気を貰いに行っても良いですか。

(貴方はあたしの、──黒崎君の最後の希望。)
貴方さえも失ってしまったら、其れこそがあたし達の『最期』なんだと、言ってしまっても過言じゃ無いと思います。



>貴方こそ彼が遺してくれた希望の輝りだと、私は信じています。
(Love little and love long.)

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