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┗2927.*Asura de la rezar*了(41-45/200)

|||1-|||書|リロ
41 :檜佐木修兵
2011/09/07(水)03:35:33



──見つけた。



大切で、
護りたい
綺麗な、

一輪の、呑み仲間。




(如何か、自分を責めないで下さい。貴女のその、真っ直ぐな声が聞けただけで俺は最高に倖せモンです)


>記録。
>任務でヘロヘロ過ぎるが為に、せめて見つけた時を言い訳用に形に残してみる。

次に目が覚めたら、会いに行きたい。



俺だって、どれだけ貴女に会いたいと希った事か。

(ありがとう、…──御座います。)

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42 :黒崎一護
2011/09/11(日)01:44:24



最後と決めた。
最期と悟る。




希望の輝りだと勝手押し付けちゃァそう称させて貰ってた、大切な声。

もう、触れる事さえ困難と在れば無理に引き留める事なんて、きっときっと出来無ぇよ。


だから、…そうだな。


もう、平気だからと




自ら其の手を突き離そう。

>(こんな覚悟、本当はもうずっとずっと決めてた筈、だったのに)



なァ、





此の世界で

お前等の視えない世界に、如何して耐えられる勇気なんて何処にも無かった。


此れから先を歩める自信が何処にも無ぇよ。


耐える事に耐えられ無ぇ。






なんて、
頭じゃどんだけ恐怖したって、自分ェを取り巻く総ては自ずと俺を丸呑みした上で、勝手に平和を謳いやがるんだ。不思議だな。



俺は一体、


何を掴めば、再び今まで同様立って地を蹴って、がむしゃらにただ、只管前だけ真っ直ぐ見据えて進める事が出来るんだろうな。




此の掌は、

元々何を掴んでたんだろう。





>締め切った部屋に
>ぽつりと、転がる思い出のリング。

>拾い上げた、爪先は迷わず机上の小物入れへと伸びてゆく。


>さよならを
>告げる決意が

>今度こそ。 


(俺の世界を照らした輝りさえ、)
(手離そう。)


>I wonder if I can keep up with the speed of the world without you.

──斬月の、チカラが引き出すスピードが、俺を形造る全てだった。
(今の俺は、無力なただの人間に過ぎないんだ、)

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43 :朽木ルキア
2011/09/21(水)03:40:16


譬えば。
私は如何したって、両手に握り締めた希望の輝りを手離し切れずに此処に在る。
不運な話しが、一手彼方側が早かったと顔を覆うしか無かった。

私は狡く、臆病者だ。

>(何にも、時効はあるものなのかと眉を潜め、息を吐いた。)
私は、一体如何したいのだろうか。



『哀しい程に往生際の悪い、女だ』


>生を貫く気力を失くしたとばかり思っていたのは、それこそ自意識過剰に己れを飾り過ぎた所為なのだろうか。
(生きたい、活きたい、逝きたい。)


>*********************

今更事を、ひとつだけ。



ただいま、とは言い難い此の有様ながらに、

敢えての帰還を唇に。


果たして私の声は、届くのだろうか。

>虐めっこな元三番隊隊長殿へ。


(布団に寝転がる姿が、此の眼に視えれば『好し』と一人意地悪くこそりと拳を握り締めよう)


>*********************

□■朽木めも■□
(訳:言い訳とお詫び)


実は遅くて梅雨の頃より蝶々は態と停滞中。
意地が悪い訳では無く、ただ声が出ぬ。


皆に忘れられた頃に何食わぬ顔して、放る頃には幾つの蝶々が活きているのだろうかと近頃不安ばかりが過ぎる。

勝手に神隠しに遭いたいものだと過ぎる事もしばしばながら、それでも意地汚く息を欲する此の世界への執着は侮れぬもの。
一度身を楽に、手に遺る総てを棄てたらきっと呼吸は軽くなろう。


その頃を見計らって一斉に羽音を解くとしたら。


私は相当に友人不幸。

否、自意識過剰に言い訳するなら。
そうでもせねば他者に余計な気遣い等させたくも無いと胸を詰まらせてしまうから。
今の現状、これほど無様な姿を晒した儘では誰にとも合わせる顔が無い。


私は私一人の力で、這い上がらねばならぬのだ。
(これは生きる為の一つの試練)


生まれ変わる事が適うのならば。


(私は蝶々に変わりたい)

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44 :松本乱菊
2011/09/23(金)05:14:34








溢れ出した大好きが、何にもせき止められる術無く

ポロポロ零れて仕様が無い。





莫迦ね、あたし。


(此れが最期だと、何度口にしたら気が済むの。)
(本当は怖いんでしょ。情け無いわね。)


如何して、過去を振り返ったのか。
出来心ってのはおっかない。







アンタを懐かしむのは、此れが最期だから・なんて。

出来ない試みなんて最初から解ってたのに。何やってんのよ救えない。


(紅も黒も、斬り離せないの。)
(どっちも、其れ々れ大切だから)


(臆病な女郎を、じゃぁ一体誰が助けてくれるのかしら) 



如何してあたし、此処で無様に泣いてるの。


(何れだけ声を張り上げたって。)



>もう、彼の紅に届く事なんて無いと言うのに。



(ひとつ、アンタに教えてあげる)
(掴める希りも視えないのなら、此の魂は屍んだも同然。)

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45 :井上織姫
2011/09/26(月)23:06:28




>其の名を紡げば
>届くと思いました。


(B que B)

>(真っ暗な洞穴で。)
>(貴方の霊圧を探しました)





薄くだけ。

開いた唇が、只。
なぞったのは、哀の色。



貴方の御心を、揺り動かしたのは


闇なのですか──…?
>(それとも、輝りが貴方を閉ざすのでしょうか、)


閉口された唇が
如何に何を示唆してくれているのかと

あたしは此の眼を(心を、)疑った。

>(消えそうな、声と杞憂があたしをこうも恐怖させるの。)





朽木さんの背中が、小さく見えるから。
またそれを、あたしはどうして伝えようとしているのだろう。
>(いつもいつも勝手な真似を、ごめんなさい)

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