瘡蓋 - 覚書帳

綴一覧
┗3159.瘡蓋(16-20/188)

16 :井上織姫
2012/08/17（金）18:12:18

あなたが大好きだから
もっと大人になろう

>誓い

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17 :井上織姫
2012/08/19（日）21:34:31

あなたには笑っていてほしい。
それが一番のあたしの幸せ。

>待っているから。
なんて言葉じゃないの。だって、わかっているもん、あなたは待っていてくれてるって。…ふふっ、あたしはあなたを信じてる。単純だとあなたは呆れちゃうかもしれないけど。

久しぶりにあなたを抱き締めた感触はやっぱり心地良いものだと再確認。あなたが小さく微笑んでくれた瞬間はきっと忘れない。泣きそうだったあなたの言葉もあたしのなかで生きている。
あなたはあたしにとって、恋とか愛とか以上にかけがえのない存在。空気みたい。もちろん良い意味で。あなたの言葉にあたしの心は嬉しくも苦しくもなる。どうしたらあなたの不安が和らぐかわからないけれど、いくらだってあたしはあなたの我が儘に付き合うよ。なんたって、求めてくることがあたしを満たす。
これから先だって、あたしはあなたの傍にいるから、いくらでもあたしを困らせて。あたしは誠意を持ってあなたと言葉を交わして抱き締めてあげる。あなたの言う我が儘はおねだりみたいなものなんだから！

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18 :井上織姫
2012/08/27（月）22:30:32

一気に現実に引き戻された。
ううん。違う。昨日も一昨日も今日も変わらない現実。だけど、あたしは空っぽになった。背負っていたものが肩から退いてしまって、その軽さの違和感に寂しさを感じる。空っぽのあたし。
減った容量をまた同じもので満たすことはもうできない。…どうせまた違うものがあたしの肩にのしかかるんだろうけどなあ。とにかく今は少しだけ休息。

あなたはどうしているのかな。
あたしたちの愛しいあなたへ。

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19 :井上織姫
2012/08/28（火）07:13:13

>ラブレターのお返し
>あたしたちの親愛なるあなたたちに送る手紙
>ちなみにあたしは彼の代理

テメェがいたから頑張れた。
帰る場所があるからな。
土産はテメェにしか付けられない口紅だ。…俺が丁寧に、何度でもテメェの口に引いてやる。

一日でも早くテメェの声を聞いて、温もりに触れたい。高飛車で我が儘で、俺を振り回すテメェを感じたい。
暫くは何だって言うことを聞いてやる。どんな無茶だって俺が叶えてやるから俺を呼べ。俺を必要としてくれ。
それは俺だけじゃない。人間に夢中な死神も同じ。

俺の大切なテメェへ

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20 :井上織姫
2012/08/28（火）18:57:28

ああ、もうすぐ月が変わってしまう。暑いのに、季節は秋。食欲の秋。スポーツの秋。…あなたなら、きっと、読書の秋かな。
そういえば、今年は花火をしなかったなあ。季節には少し早い花火大会にはたつきちゃん達と出掛けたけど。あたしだけの花火大会はしてないなあ。
気付けばね、あなたとは今まで季節が関係が無いような。お花見もお月見も…。お月見はしたっけなあ？でも、あなたが見た春の何かのお花も梅雨の紫陽花もちゃんと覚えてるよ。いつか、あたしが見たものをあなたにも見せてあげたい。ううん、見せてあげるね。

可笑しな話。
朝早くに目覚めて、書きながら眠ってしまっていた手紙を書き終えてから、今日一日あなたの事ばかり。気付いたら蝶が飛んでいないかと探してしまう。
あなたが涙で枕を濡らしていなければいなければいいのに。
早く声が聞きだい。
会えるかな、あなたに。
会えるといいな、あなたに。
会いたいな、あなたに。
あなたからの蝶を待ちながら少しうたた寝してみようか。さっきから意識が飛んでばかり。あなたの夢にあたしが出たらしいから、あたしの夢にはあなたが出てきてくれたら嬉しいな。

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