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┗3265.一筆啓上(11-15/35)
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11 :
小島水色
2013/11/29(金)17:56:47
記憶が抜け落ちてる。
彼の場所の鍵が今はもう解らないんだ。
扉の先に甘い幻想を抱いてるのに扉を開く鍵が見当たらないなんて滑稽だよね。
違う。本当は全ての記憶が曖昧模糊。
限られた記憶回路に何が刻まれて何が消滅してるかも解らないよ。
唯、倖せだった。
こんな寒い日も隣に並ぶ其の体温が僕に倖せを与えて呉れた。
其の事実だけが僕を今生かして居る。
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12 :
小島水色
2013/11/29(金)17:57:04
大事な大事な此の石は僕の動脈に。
大事な大事な此の意思は僕の静脈に。
瑠璃が運ぶ血液が巡り巡り想いと成って流れ込むんだ。
(どう?気持ち悪いでしょ)
此の血で虚空に絵でも描こうかな。
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13 :
小島水色
2013/11/29(金)17:57:21
選択しなかった。
僕が持つ言葉で此の複雑怪奇な心情全てを伝えるなんて到底無理な話。だから自然に自然にを心掛けたのが彼の結果。
でも実は一つだけ、彼の場では掻き消したんだよね。
臆病虫が怯えた理由は唯一つ。
視線を交わしたら再び逸らせ無く成る。
彼の日の僕はそう予感したんだ。
やっぱり、独り言の方が断然素直に成れる。
困った性分だと思わないかい。
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14 :
小島水色
2013/11/29(金)17:57:33
鉄棒に脚を引っ掛けて真っ逆様になりたいな。
頭上に地面、真下に蒼空。
脳に血液が溜まって思考は曖昧。
世界はアイマイ思考でサカサマに見るくらいが丁度良い。
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15 :
小島水色
2013/12/04(水)01:29:16
月が綺麗な夜。星が瞬く夜。
僕は思念を喰らって其の栄養分で君を想うんだ。
何時までも続きはしないよ。
其れでも再び訪れる終焉の日まで勝手に想って勝手に生きるだけ。
僕に残された唯一の生存意義。
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