能わぬ脳髄 - 覚書帳

綴一覧
┗3402.能わぬ脳髄(25-29/64)

25 :ザエルアポロ・グランツ
2016/06/24（金）00:02:23

主観を一旦置いて出来得る限り『僕』の印象を探ろうとしたが巧く行かなかった、難しい。
阿呆を今以上に曝す事に為るのでは無いかと不安だ。

然し『ボケるも可』と謂われてボケられるヒトは居るのだろうか……。

>【五感イメージバトン】
>これから出される五感に関する質問に、自分をイメージして答えて下さい。
>ボケるも可、真面目に答えるも可。好きなようにお答え下さい。

>［視］貴方のイメージカラーは？
前頭葉に広がる空間の色合いは烏羽玉の黒。機嫌に因っては薄墨辺りまで白む事も有る。
飽くまで《目指したい》止まりのイメージ。

>［聴］貴方に耳を傾けたとしたら、一体どんな音がしそう？
喩えば木に耳を宛てると通う水の音がすると謂うのだから僕からは生血が駆ける音が聴こえても可笑しくは無い。
其れから胸腔に谺する搏動。

>［嗅］もし匂いを嗅いだら貴方からどんな匂いがするかな？
奴と能く盛り上がるホルマリン液……と思ったが他者の器官に対して訴う彼の刺激が有るとは思えない。
矢張りミント、だろうか。態態嗅がずとも鼻腔に幽かに御邪魔する爽やかさ。

>［触］触れた時、貴方の触り心地はずばり？
輪郭を作る細胞層は指先を辷らせるに申し分無い厚さと柔らかさを帯びて居る。
《心地》と謂われると能く解らない。が、掴み所は無いらしい故触り心地も余り佳い物では無いだろう。

>［食］貴方からはどんな味がすると思いますか？
食感の方が目立って仕舞い味を感じ取る事は略不可能。
囓るのも骨が折れる。

>お疲れ様でした。回す人五人指名して下さい。
五感だから五人なのか、然うか。

滲み出る君に。図図しい事は百も承知だが、君の世界を構築する要で在る君のイメージを知りたい。

[返信][削除][編集]

26 :ザエルアポロ・グランツ
2016/06/25（土）16:32:48

噫――、済まない。
僕なりにジョークを交えた心算だったのだが如何やら失敗したらしい。
儘為らない脳髄だな。

詰まらない雑音を聞いたと思って流してくれ。

[返信][削除][編集]

27 :ザエルアポロ・グランツ
2016/06/25（土）16:33:04

回答有り難う。
君が認識する世界を僅か垣間観れた様な気がするよ。

──────────

キャパシティーを余裕で超過して仕舞って居て如何すれば佳いのか解らない。

──────────

振り幅と謂うのを憶えなければ為らない。

[返信][削除][編集]

28 :ザエルアポロ・グランツ
2016/06/26（日）23:36:51

心奥から意識に問う疑いが已まなく為って仕舞った。

──────────

『おまえみたいな詰まらない奴が思い切った事をするから失敗するんだよ』

男が嗤う。
否然し勉強に為った。

──────────

其れは独善にも似た――。

両極端、至極簡潔に謂えばそんな所。
何方かでしか有り得ないし在りたくも無い。
然う謂う部分が佳い筈も無いとは諒解っては居るのだが、――。

[返信][削除][編集]

29 :ザエルアポロ・グランツ
2016/06/26（日）23:37:03

思考を巧く纏められないからこそ莫迦の様な言葉を羅列する事しか出来ず、何かを話し始めると引き際を見極める事が出来ない。
取るに足りない事にこそ拘泥するのが迚も愉快なんだよ。

──────────

戻せる程度の振りなら佳いのだけれど、振った切り毀れて仕舞った場合其の身を振る事は二度と叶わない。
其処まで往って仕舞ったのだ、僕は。

──────────

畏れ多い言葉で恐縮。
だが、僕の脳髄に用意された抽斗には空虚が多くどんよりとした澱の様な空白しか無い。
否、僕としては『何とか賢く視せる事は出来ないか』と思って居るから然う謂う意味では巧く繕えて居ると謂えなくも無いのだろうか。

──────────

本当に申し訳無い――が、実際深く考え込んで居る訳じゃ無いんだ、とは謂えない雰囲気だろうか。
否謂って仕舞ったが。

何と謂うか一気に距離を詰め過ぎて仕舞ったかと謂う気が否めなくてね。
当てに為らない感覚でしか事に当たれない物だから如何しようかと思っただけなんだ。

済まない、気を遣わせて仕舞った。

[返信][削除][編集]

▲|前|次|1-|新|検|書|リロ

[戻る][設定][支配人の部屋]