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┗3420.春宵一刻(61-65/111)

|||1-||||リロ
61 :黒崎一護
2016/11/17(木)17:27:21

くうすか寝てた雨竜が起きて来て、話そうと言うのでごろごろしながら対話してた。
―――シャドバやってる?
って聞かれて、正直に
―――やってない。
と答えたら、”何で?”と不機嫌な声がして慌ててアプリを開く。ふ…二つシナリオを進めたぞ。
雨竜の言う目標には程遠い気がして意識が遠のくんだけど………。

何か、雨竜がラジオかけてて、バッハとか流れてて。
雨竜が”眠くなる…。”って呟いたかと思うと、ぐうぐう寝だした。
いつもの事なので、寝息に耳傾けながら隣でゴロゴロしてた。

たまに、雨竜が起きて来ては、「大丈夫!寝てない!」って叫んでまた寝る…、って言う繰り返し。
良いから寝ろよ(笑)

昼過ぎてからのそのそ起き出してきたので、ぺらぺら話してた。
「あ。…そうだ。記念日おめでとう。」って、また言ってくれたのが嬉しかった。

”…―――そういえば、毎日のアレ、まだ訊いてない。”

嗚呼。「愛してるよ、雨竜。」サラッ

と答えたら、酷く面白くなさそうに”何だかこなれて来た。”って文句を言われた。
次からはもっと甘い言葉にして貰おうかな、とも。

だから俺は

「チョコレート。」

って真顔で答えたんだけど、”そうじゃない…。”って残念そうに顔を横に振られた。

雨竜は夕飯の支度と家の用事に取り掛かるみたいだったので、会話を切り上げてそれぞれの持ち場へと散る。日が変わるまではパーリーナイツみたいなこと言ってたけど(ちょっと盛った)、ほんと真面目だなぁ雨竜…。100%で愛してくれる。だから、何が足りなくても、俺は好きなんだよ。

俺を視て、雨竜。
俺のコト、考えて。
俺を満たして、雨竜。

愛してます。

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62 :黒崎一護
2016/11/17(木)23:59:43

バイバイ、もう逢えない。

last 1 minute.

ENDROLL.

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63 :黒崎一護
2016/11/19(土)00:26:50

最近、野良の狐と話すようになった。
”狐は市丸サンじゃないですかね?”

って…言ってるケド、俺にはあんたがキツネに視える。

すっと日常に入り込んで来て、懐を暴く。
そういう処も、物語に出てくる狐の役柄っぽいよ。

まぁ、お陰で寂しさを感じるコトが少なくなった。
キツネが寝てからは、やっぱり寂しいけど、おっきい茶室場行けば、誰かしら居るから。

…明日が遠く霞んでる。
長い、長い夜を超えて、お前らの眠りを妨げないよう、密かに 溜息を放つ。

独りと、1人の違い。
最近、身に染みて感じる。

…しょうがねぇよなァ。
生きてるのは、俺だけじゃねぇんだから。

前へ進まない時間はない。
不変の事象はない。
分かっているけれど。過去の芝生を掴んで離したくない俺は、横道に逸れる。

前を見るのが、恐いんだ。

gd luck,my babys.
i luv u so mach.
sorry,thats i me.

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64 :黒崎一護
2016/11/19(土)04:54:42

…――夜が明ける。

キツネの温度は暖かい。

巣に招き入れてくれたのは、寂しいから?

雨が止んで、濡れた森の中 しっとりと、
まるい空き地で、ネコの集会に参加中。

疲れ果てるまで

言葉を紡ぐ。

はやく眠りに連れ去ってくれ。

心が虚しさに気付く前に。

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65 :黒崎一護
2016/11/20(日)19:52:30

THE ENDになるかもしれねぇな。

でも、前に進むために、足枷は総て外してしまおうと、思った。

幸い、キツネからも連絡がない。

冬獅郎は相変わらず意味不明なことをしているし、それに

今となっては、恋次に絶縁を言い渡されたのも不幸中の幸いな気がしてくる。

独りになれれば、そんな甘美なことはない。

眠り続けて、朝を迎えよう。

今更、などと言わずに。

もう、良いんだよ。

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