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┗だいたい調理部日誌!(6-10/49)

|||1-|||書込
10 :ギルベルト☆
09/12-08:48

たたえろー!



今年の体育祭は俺様どっちになんのか気になるぜ…。
ま、例え組が違おうと俺様達の誓いは不変だ!
アーサー今年はぜってーやってやろうな!

>やることなすこと覚え書き

・焼き芋パーティ
・園芸部の気まずく紙一重な日常
・園芸部と調理部のお手伝い合戦
・クリスマス☆プレゼント交換でメン☆トス!
・季節の変わり目、大流行いんふるの入り方
・塩じゃけ大好き☆本田のまゆみん流出事件
・組体操で楽しいね!
・借り物競争最高
・障害物競走はお兄さんは出ないよ
・それぞれの二人三脚
・部活対抗リレー何回やっても何回やってもバトンもらわないフェリシアーノ
・がんばった組対抗リレー
・沈黙のギルベルトとアーサー怒りの復讐失敗
・文化祭で合体(部活が)
・女装祭りフランシスの楽園
・二泊三日の研修キャンプ
・アーサーとフランシスの悲しい同盟~大陸横断事件~
・オッサンは見た
・身体測定の憂鬱
・プールサイドで捕まえて
・勉強会でなんだかな
・合唱祭でポコポコ

[][][]

9 :ギルベルト☆
09/12-08:37

名前の横の☆が想像以上にギルちゃんにぴったりだったねって言われたから、確保記念日!
褒めろ!


うっし、ここは覚え書きに使うとすっか!



#アーサー
>「もう何も信じられない」
>「スットコ兄さんのばーか!!」
>「オ゙ヴォアア゙ァ…!」
>「なんでだよ!!」
>「なんでだよ!?」

#菊
>「っていうかアルビノじゃないですかぁああ!!」
>「まあ物理的に無理ですよね」

#フランシス
>「美しくて可愛いものって俺の周囲で侍ってるべきだと思う」
>「それはね、お兄さんは可愛いと美しいの黄金比の結晶だからだよ」

#ルートヴィッヒ
>「この振り方なら鞭はもっとしなると思う」
>「兄さんまた芋に話しかけているのか…」

#フェリシアーノ
>「イヴァンー!マフラー貸してぇ~!」
>「いやあぁ!ぽごっぷ、ぷほっへ、ふわ、あああ眉毛怖いよおぉっ!来ないで来ないでよお!」
>「え~それってナイフレッド?アルフレッド?」

#アルフレッド
>「いたくてなみだがでちゃっても、またぼくがごしごししにいくんだぞ。ひみつにする、だからひーろーでもないたっていいんだよ、ぼくがきみのひーろーになるから」
>「ぼくはきょうからきみのとまとまんだ!」


#アントーニョ
>「でもフランシスは俺の嫌いなもん食べてくれるし、いつも応援いっぱいしてくれるやん。やからえーんやよ!」
>「え~?そうやなぁ…俺のいつものは、フランの作るのやったらなんでもええねん。お前の作るん、全部大好きやで」

[][][]

8 :アーサー☆
09/12-08:33



雨の日につい右隣を見る癖がついた。
ふと差している傘の中に上着を羽織る彼女が、俯きがちなあの横顔が見えるような気がして、未練がましく何度も何度も俺は隣を盗み見る。

幻でさえ何かに憚られるような気がして直接見れやしない俺が、どうして話しかけたりできるだろう。

彼女ともう一度話せたらいいのに。
控えめに話すのは初対面だったからだろうな。
金糸の睫毛に飾られた瞳はきらきら、光が瞬いて。
寒さに震える肩を抱くことが出来たら良かったのに、ハンカチを渡すのが精一杯だった。

彼女がもう決して濡れないように傘を傾けるのは、俺だけに許されたとても重大な役目のように思われて、誇らしくて、恍惚とさえしていた。

なんで同じクラスじゃないんだ。畜生。
知ってる、またあいつが隣にいた。随分と仲が良いらしいじゃないか。
俺だってずっと、幾つも、彼女に訊いてみたいことがあるんだ。
薔薇は好きだろうか。百合の方が似合うかもしれない。
紫陽花、桔梗、アベリアや木槿、露草や芙蓉に椿に蓮華にガーベラとデイジーやマーガレット、かすみ草や蘭や花水木かジャスミン、石楠花に牡丹、藤や桜や梅の花。
どんな花が好きなんだろうか、何色が好きだろう。
想像する。
彼女が少し屈むんだ。
少女らしい華奢なラインを持つ両足が屈んで、膝にはあの可愛らしい掌を乗せている。
菫色の瞳、視線が絡むのは薔薇の花。細い指が花を柔らかく囲う。ふっくらとした下唇が緩く反った花弁に触れて、微笑む。

花のかんばせ、綻ぶ様を見てみたい。


そんな妄想ばかりが浮かんでは消え、実際は雨にけぶる通学路しか見えないまま信号を待つ。

声が聞きたい。

話したい。

彼女に会いたい。


なあ俺のこと、覚えてるか?
覚えてなくったっていいんだ。構わない。なんでもいい。
今度は君の瞳に映ることができるなら。


また君の隣で傘を持って歩くことができるのなら。





梅雨空が絶え間なく降らせる絹糸のような細い雨の中を、俺は今日も独りきりで歩いていく。

[][][]

7 :フランシス@
09/11-13:47

>>6

アーサーの持参品である園芸部の鮮やかな薔薇はトゲ抜きしてあったから、花瓶に生けて飾る。 
そしたら、アルフレッドとギルちゃんが乱入してきた。こいつらはいつも出来上がるタイミングで来るけど多分狙ってはないんだろうな。あれ野生のカンで察知してんだろうな。 
アルフレッドは出来上がったクッキーをすでに口に放り込んでるが、ギルちゃんはキョロキョロ、ソワソワしてる。 
ああそっか。 
「ギル、菊ちゃんなら今日休みだぜ」 
「何ぃ!?」 
「今日はコ|ス|プ|レ衣装作るってさ」 
「あいつコ|ス|プ|レもするようになったのか…」 
「衣装作るだけみたいだけどね。レ|イ|ヤーさんに頼まれたらしい」 
我が調理部の幽霊部員の本田菊は原稿とかが修羅場入ると休む。今時期はイベ|ントないから、当然来てるものと思ってたんだろけど、甘かったな! 
まあそんな不憫がギルたる由縁なんだけどね。 

その後は、クッキー皿に並べてお茶を入れてお茶会にする。まあお茶会ってオシャレに言っても、男ばっかで騒がしいのが居るから優雅ではなかったよ。けど、みんな楽しそうだったし、こんなのもアリだとお兄さんは思うよ。温かい目で見るお兄さんマジお兄さんだね。 

片付けは全員でして、一緒に帰路につく。流石に買い食いはアルフレッドくらいしかしない。園芸部二人にまだ食うのかと突っ込まれてた。クッキーほとんどあいつ一人で食ってんだけどなー。 
いつもなら、ダラダラ寄り道したりするけど、今日はフェリシアーノとルートが用事があるとかで、菊ちゃんもいないし、寄り道はしなかった。 
ギルにはラッピングクッキーを菊の家に届けてって託した。使命を授かったギルは緊張した様子だったけど、スキップで駆けて行った。 
どうお兄さんナイスアシストだろ?感謝してくれて良いんだよ。 

と、今日の調理部はこんな感じだったよ!  
いつもは菊ちゃんも居たり、眉毛が兵器作ろうとしたり、調理部は毎日飽きないね。 
それじゃ、お兄さんの話聞いてくれてありがとう! 
夜更かしは美容に悪いからお兄さんはもう寝るよ。ボンヌ・ニュイ!

[][][]

6 :フランシス@
09/11-13:45

ボンジュール! 
フランシスお兄さんだよ!   
優雅に過ごしてるかい子猫ちゃん達? 
お兄さんが今日調理部であったことをお話してあげるから、ちょっと聞いてきなよ。 

放課後になって、部室を開けたのは今日はお兄さん。いつもはルートが開けてくれるんだけど、今日は日直で遅れるって言うから仕方なくね。フェリシアーノは鍵なくしそうだから、お兄さん頑張っちゃう! 
家庭科室に入って、カーテンを広げる動作も俺ってば素敵。 
さてと、今日はクッキーを作る予定だから準備準備。 
そういえば、アントンが園芸部でハーブが収穫できそうって言ってたからそのうち届けに来るだろし、ギルやアルフレッドもまあいつも通りたかりに来やがるだろうから、多めに作ろうか。クッキーじゃ腹膨れないから、どれだけ焼いてもやつらには適わないし持ち帰り用を持たせて満足させる事にする。お兄さんてば天才。 
そう考えてるうちに、フェリシアーノが来た。 
「フェリシアーノ、小麦粉持って来てー」 
「えー重くて俺じゃ運べないよ」 
「じゃあルート来たら頼もう」 

ルートが来たので小麦粉運搬係に任命すると、何か言いたそうな顔をしたけど、お兄さん何も見えないからね。 
クッキーは作るの自体は簡単だから、オーブンを休みなくフル回転でどんどん焼いてく。焼けたやつから小分けにしてラッピングしてくよ。 
色とりどりのリボンで結んでくんだけど、三人ともでちょっと特徴が出るんだよねー。 
几帳面なルートはゴツい手で綺麗に蝶々結びを作ってく。工場か!ってくらいどれも同じ。ゴツいだけの事はある。 
フェリシアーノは女の子みたいに袋にシール貼ったりもしてる。けどゴテゴテはしてなくてセンスあるよやっぱ。 
俺は結ぶ時にリボン一本じゃなくて、色違いを三本くらい重ねて、豪華な蝶結びの出来上がり。配色にも拘ってるよ! 

ダベりながら作業してるとアントンがハーブを持ってきた。窓から。 
よっ、と言いながら窓枠に足を掛けて靴脱いで入ってくる。ショートカットすんなよ。 
抱えてたハーブは思ったより多かった。どんだけハーブ畑の面積広いんだよ。 
今日はハーブティー、明日もハーブティー、明後日はハーブ入りスコーンでどうにか使い切ろうとお兄さんが絵になる姿で悩んでると、家庭科室の扉にもう一人の園芸部員がかいた。紅茶やスコーンが代名詞の眉毛ちゃんだ。扉から半分顔を出した状態でこちらを伺っている。 
目があった。けど、シカトしてみる。 
「アントンいつもメルシー!今日は一人で来たんだ。まぁゆっくりしてってよ」 
「無視すんなゴラァ!今目合っただろ」って怒ってくる。涙目になって楽しい奴だ。 
怒鳴り声にフェリシアーノが怯えるからってアントンと争ってる。埃たつから止めてくれ。 
喧嘩する子にはクッキーあげません!って言ってやると、アントンは慌てて謝ってくるし、アーサーは黙り込む。そんなクッキー欲しいか。可愛い奴らだな。

>>7

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WHOCARES.JP
6 :フランシス@
09/11-13:45

ボンジュール! 
フランシスお兄さんだよ!   
優雅に過ごしてるかい子猫ちゃん達? 
お兄さんが今日調理部であったことをお話してあげるから、ちょっと聞いてきなよ。 

放課後になって、部室を開けたのは今日はお兄さん。いつもはルートが開けてくれるんだけど、今日は日直で遅れるって言うから仕方なくね。フェリシアーノは鍵なくしそうだから、お兄さん頑張っちゃう! 
家庭科室に入って、カーテンを広げる動作も俺ってば素敵。 
さてと、今日はクッキーを作る予定だから準備準備。 
そういえば、アントンが園芸部でハーブが収穫できそうって言ってたからそのうち届けに来るだろし、ギルやアルフレッドもまあいつも通りたかりに来やがるだろうから、多めに作ろうか。クッキーじゃ腹膨れないから、どれだけ焼いてもやつらには適わないし持ち帰り用を持たせて満足させる事にする。お兄さんてば天才。 
そう考えてるうちに、フェリシアーノが来た。 
「フェリシアーノ、小麦粉持って来てー」 
「えー重くて俺じゃ運べないよ」 
「じゃあルート来たら頼もう」 

ルートが来たので小麦粉運搬係に任命すると、何か言いたそうな顔をしたけど、お兄さん何も見えないからね。 
クッキーは作るの自体は簡単だから、オーブンを休みなくフル回転でどんどん焼いてく。焼けたやつから小分けにしてラッピングしてくよ。 
色とりどりのリボンで結んでくんだけど、三人ともでちょっと特徴が出るんだよねー。 
几帳面なルートはゴツい手で綺麗に蝶々結びを作ってく。工場か!ってくらいどれも同じ。ゴツいだけの事はある。 
フェリシアーノは女の子みたいに袋にシール貼ったりもしてる。けどゴテゴテはしてなくてセンスあるよやっぱ。 
俺は結ぶ時にリボン一本じゃなくて、色違いを三本くらい重ねて、豪華な蝶結びの出来上がり。配色にも拘ってるよ! 

ダベりながら作業してるとアントンがハーブを持ってきた。窓から。 
よっ、と言いながら窓枠に足を掛けて靴脱いで入ってくる。ショートカットすんなよ。 
抱えてたハーブは思ったより多かった。どんだけハーブ畑の面積広いんだよ。 
今日はハーブティー、明日もハーブティー、明後日はハーブ入りスコーンでどうにか使い切ろうとお兄さんが絵になる姿で悩んでると、家庭科室の扉にもう一人の園芸部員がかいた。紅茶やスコーンが代名詞の眉毛ちゃんだ。扉から半分顔を出した状態でこちらを伺っている。 
目があった。けど、シカトしてみる。 
「アントンいつもメルシー!今日は一人で来たんだ。まぁゆっくりしてってよ」 
「無視すんなゴラァ!今目合っただろ」って怒ってくる。涙目になって楽しい奴だ。 
怒鳴り声にフェリシアーノが怯えるからってアントンと争ってる。埃たつから止めてくれ。 
喧嘩する子にはクッキーあげません!って言ってやると、アントンは慌てて謝ってくるし、アーサーは黙り込む。そんなクッキー欲しいか。可愛い奴らだな。

>>7

7 :フランシス@
09/11-13:47

>>6

アーサーの持参品である園芸部の鮮やかな薔薇はトゲ抜きしてあったから、花瓶に生けて飾る。 
そしたら、アルフレッドとギルちゃんが乱入してきた。こいつらはいつも出来上がるタイミングで来るけど多分狙ってはないんだろうな。あれ野生のカンで察知してんだろうな。 
アルフレッドは出来上がったクッキーをすでに口に放り込んでるが、ギルちゃんはキョロキョロ、ソワソワしてる。 
ああそっか。 
「ギル、菊ちゃんなら今日休みだぜ」 
「何ぃ!?」 
「今日はコ|ス|プ|レ衣装作るってさ」 
「あいつコ|ス|プ|レもするようになったのか…」 
「衣装作るだけみたいだけどね。レ|イ|ヤーさんに頼まれたらしい」 
我が調理部の幽霊部員の本田菊は原稿とかが修羅場入ると休む。今時期はイベ|ントないから、当然来てるものと思ってたんだろけど、甘かったな! 
まあそんな不憫がギルたる由縁なんだけどね。 

その後は、クッキー皿に並べてお茶を入れてお茶会にする。まあお茶会ってオシャレに言っても、男ばっかで騒がしいのが居るから優雅ではなかったよ。けど、みんな楽しそうだったし、こんなのもアリだとお兄さんは思うよ。温かい目で見るお兄さんマジお兄さんだね。 

片付けは全員でして、一緒に帰路につく。流石に買い食いはアルフレッドくらいしかしない。園芸部二人にまだ食うのかと突っ込まれてた。クッキーほとんどあいつ一人で食ってんだけどなー。 
いつもなら、ダラダラ寄り道したりするけど、今日はフェリシアーノとルートが用事があるとかで、菊ちゃんもいないし、寄り道はしなかった。 
ギルにはラッピングクッキーを菊の家に届けてって託した。使命を授かったギルは緊張した様子だったけど、スキップで駆けて行った。 
どうお兄さんナイスアシストだろ?感謝してくれて良いんだよ。 

と、今日の調理部はこんな感じだったよ!  
いつもは菊ちゃんも居たり、眉毛が兵器作ろうとしたり、調理部は毎日飽きないね。 
それじゃ、お兄さんの話聞いてくれてありがとう! 
夜更かしは美容に悪いからお兄さんはもう寝るよ。ボンヌ・ニュイ!