諦念 - 日記-R18-

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┗諦念(21-25/159)

25 :日
12/11-23:43

熱燗は喉を温めど心までは温めてくれません。
私は決して泣き上戸では無いのです。

唯、貴方が私に擲つ優しさが嬉しいのです。漸うに心が温まりました。貴方が貸そうと申し出て下さった外套と優しさを羽織り暖を取りたく思います。

さて…貴方の日誌を見付けました。
灰に戻さずこのまま筆を執り続けましょう。

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>>>3674 / Embrasse moi!!

日誌鎖国からの少し開国を。
このようなコミュ障全開の日誌を本棚に立てかけて下さり有難う御座います。
まさか花盗人の言葉に囁きがあるとは思いませんでした。花は誰にでも愛でる権利があると説くに相応しい一首に喜悦とするに十二分。

私はフ／ラ／ン／スさんが文末に認めるお熱い言葉が好きです、とこっそり。

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[返][削][編]

24 :日
12/11-23:18

>>>3678 隷属な犬

娼館に売るのは構いませんがその得たお金で私に逢いに来て下さい。
港の娼館に入り浸った貴方ならそういうのも御好きでしょう。
年季が明けましたら、もう二度と売りたくないと思える悪夢を若造へ与えに参ります。

さて、爺の軽口は此処までに…日誌を一冊御持ちに為られたのはあの日私に仰って下さった事が起因でしょうか？自惚れならすみません。
所以は如何であれ貴方の日誌を拝読出来ます事が嬉しいです。

綴る内容に命令を授けて宜しいならば数多と在りますがどれも互いに纏わる事ばかりです。貴方が筆を離してしまう様な無理難題を押し付けるのは如何かと思いますので暫く眺めさせて頂く事にします。

追伸
可愛いはポイント制でしたね。
今何ポイント貯まっていますか？

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先日購入したヤング仕様の硝子デスク。
現在マウスパッドが無いので風呂敷を折り畳みマウスパッド代わりにしています。其処だけ線香臭い爺感が否めませんが若い方に負けていられないとLEDキャンドルを購入しました。爺も本気を出せばこんなもんです。その前にマウスパッドを買えよという話ですが今の私の頭の中はキャンドルです。一見火が灯っている様にも見えますが実際はライト、そんな騙された感のある此のキャンドルの周りは本物の蝋で出来ているため火を近付けると溶けます。

仄暗い部屋で一人蝋を熔かす作業を行っておりますと低温蝋燭が欲しくなりました。それにしても蝋が溶ける様子は淫靡ですね。

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[返][削][編]

23 :日
12/11-19:41

予め訊いていたとはいえ、貴方がこうして筆跡を残して下さると嬉しいものです。有難う御座います。

貴方の目に映る私と謂うのは実に退屈な男だと思っておりましたので返る言葉を見て安堵しました。貴方と言葉を交わし、婀娜を見せられると盲いられたも同然、貴方しか見えておらず自分すらも見えず。唯ひたすら貴方だけを此の眼に焼き付けておきたいのです。花の首を刎ねるのも、悋気深いのもその所為かも知れませんね。

私の前では隷属な犬の貴方も時に蜜を求める蜂。此の爺よりずっと若くて綺麗な花が数多といらっしゃいます。況してや貴方の様に心を擽る事が巧みな方は引く手数多と。…ですが、貴方が私を択び金鳳花で羽根を休めて下さるのでしたら花を枯らさぬよう務めるまでです。

さて、アーサーさん。
他称百戦錬磨の私が貴方との房事に厭いていればさっさと済ませて寝ています。ご安心を。けれど苦手な部類に入るのは知りませんでした。無理する事はありません、斯く云う私も情を通すのは苦手といいますか…、ええ。

そして貴方の家のメニューを二つとの事ですが、料理本を参考にフィッシュ＆チップスとシェパーズパイを振る舞わせて頂く事にしました。ミートパイでもいいかと思いましたが先に述べたお料理が馴染み深いので此処は敢えてラムで作ります。お母様には負けてしまいそうですがプディングも口直しに。それから貴方に是非食べて頂きたい茶碗蒸しと天麩羅も用意します。箸の使い方は私が直々に。

貴方からのYummyが訊きたくて。

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[返][削][編]

22 :英(乱入)
12/11-13:01

さて何をどう記せば良いのか。
我が女／王／陛／下は高慢と言う名の仮面を被っている。にも関わらず言動は慎ましくしおらしくそれはそれは恥ずかしがりで、疑り深く愛情も深い。不義理をすると庭の花の首を刎ねて回る程度に寂しがり。
仮面の下の純朴な素顔が透けて見えるようだ。フフ、本当にカワイイなァ。
そんなカワイイ女／王／様は俺を蜂と思ってるようだ。駄犬だって言ってんのに人の話を聞かない。陛／下の耳はよくできた飾りみてえだな。でも目は見えるだろ？麗しの女／王／様の信を得るためにこうして筆を執ったってワケだ。

我が女／王／陛／下。本当なら触れることすら叶わぬ高嶺の花。お前が蜂を好むのなら、俺は蜂になっても構わない。Yes, Your Majesty.そう言ったろ？
それでも許されるなら、美しい赤のラナンキュラスに少しでも長く留まれるよう愛を込めて。哀れな恋の奴隷より。

追伸
本当の所、夜伽は苦手な部類に入る。百戦錬磨の女／王／様が拙い返事に厭いていないか心配だ。

追伸２
我が92のメニューを二つ。お前の得意料理をひとつ。酒は俺が用意する。

[返][削][編]

21 :日
12/11-00:34

赤い花金鳳花を手向けて下さる方が居ます。
聡明で、素敵な方。不安を答えに変えてしまう私の一歩先を歩み、手を差し伸べて下さいます。一つ足を踏み外せば奈落と知りつつそんな物は如何でもいいと私は美しき誤解を抱いてしまうのです。

蜂は一定の花に止まらずあらゆる花に愛をばら撒く。
花金鳳花の様に美しければ蜂の気も引けたでしょうに。
遺憾の意とは正に此の事。

そんな素敵な方は此処を知っていたようで。
頭が温い事がバレてしまったと焦り、一旦布団に潜り見えない何かから隠れ呼吸を整えるという奇行。ああもう本当に恥ずかしいです。

諦念と括る日誌が私と謂う人間を醸していたのでしょうか？
元より暈す気も無く、悪目立ちするので有りの儘で居たのですが此れが羞恥を生む結果になりました。

此の日誌は区切りの良い所で灰に。良いのです、所詮爺の戯言。
貴方は勿体無いと仰って下さいましたが、恥ずかしくて堪りません。
この羞恥を虐げる事で晴らせるならとも考えましたが耄碌の頭には到底…。

結局何が言いたいのか解りませんが、日頃御世話になっております貴方に一言申し上げたく筆を執らせて頂きました。

いつも有難う御座います。
何時か私に夕飯を振る舞わさせて下さい。
貴方の好きな物を作りますよ。

綺麗な貴方に宛てて。

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