Yahoo!ショッピング

一覧
┗Cockaigne(54-58/63)

|||1-|||書込
58 :
08/31-20:11

これからどうなるんだろうと誰に言える訳でも言いたい訳でもないが、今まであいつを苦しめてきたのは俺だろうし、これから先もきっと苦しめる事になるんだろうなとは思う。それでも止められないし、ただ優しく頷くだけではいられないから、それを見て、あるいは受け止めてあいつはどう思うだろう。いっその事無関心になる位に嫌ってくれれば良かったのかもしれないが、結論が出ている前提で話をしてどうなるんだろうと自棄になって、きっと悩んだんだろうから最後ぐらいはその願いを…とも思ったけど、無理そうだ。身勝手な考えだし言葉だと思うけど、あいつの中で結論出した事に別に従う必要なんかないんじゃないかって、言い過ぎだし極論ではあるだろうけど、あいつはあいつで考えて出した答えを提示したのなら、俺は俺で考えて出した答えを提示して実行する。妥協なんかし合って時間を共有したって何も変化はないし、それを未来に立った時に無駄だったと思われるのは腹立たしい。
別の所で少しだけ零したまま書けずにいた石鹸の泡のような、中にあいつの優しい雰囲気だとか心地よい愛情を含んでふわりとした泡に包まれたままの中で囲われているのも良かった、幸せだしただただあいつの事だけ想って過ごしていれば良かったから。だけど、本当に石鹸のように身を削ってあいつが作ってくれていた環境だっていうなら、いつかは泡は消えてしまうし涙でも流せばすぐになくなるんだろう…でも、泡に包まれていたって、あいつがツンを腹の中に隠していてもどうにもならないんだろうな。結局傷付けるしか、心を削らせるしか出来てなかったんなら、俺が変わらずにいるのは駄目なんだろう。
愛を振り撒いて、尽くし体質だとかボランティアだとかしたければすればいい、それであいつの心が軽くなるなら。…と思うぐらいには、いまの状況にどうすればいいか分からなくなってるのも事実だし、大切な人が、あいつが幸せであれと思う心があるのも真実。あいつの日記を開く前に深呼吸して消されてないか怯えているのも、これから送るメールがエラーになるんじゃないかって少しだけ考えてんのも。でも、幸せでいて欲しいと同じぐらいに幸せになんかならないで欲しいのも、そう。お前一人が幸せならいい、満ち足りた日々を過ごして充実した時を刻んでるなら俺はそれでいい。でも、隣に誰かがいたら、俺の場所に…正確には俺の場所だった、か。誰かをお前が招き入れたらぶち壊してやりたくなる。きっととか多分じゃなくて、確信として。
嫌な奴でごめん。
でも多分、だけど。あいつも覚悟というか意味を分かってて言ってるし、その話題について出す事もなかったから…こうして俺が行動したって逆効果だろうなとは思う。それでもまぁ…すんなり頷けないんだし、嫌なら逃げてくれるんじゃないかって、変なとこ行動的なあいつの事を考えて笑ってしまうぐらいは、俺も覚悟してるけどな。…凄い早さで寝ちゃうって、何時だろうな。
届くかも分からないけど。

[][][]

57 :
07/03-22:51

>少しだけ、覚書に似た何か。

先の事を、未来の事を考えなくなったのはいつからだろう。期間限定で、って但し書きが付くのは自分で分かってるんだけど、此れが良い傾向なのか悪い傾向なのか自分でも分からなくてどうしようもない。
未来を期待しなくなった訳でもないし、望みを抱かなくなった訳でもない、ただ漠然とした不安がなくなって極々自然と、最愛と明日を迎えるんだろうと普通に思う期間がある、というだけ。
些細な仕種や言葉、帰ってきたあいつの第一声や寝る間際に贈られる言葉の一つ一つがすんなりと入り込んできて、一日を過ごす中で磨耗した、あるいは奪われ、または押し潰されて出来た空白の中をそっと満たしてくれる感覚の心地よさに浸る。優しさとか愛情とか、あいつを形成する諸々に満たされた硝子瓶の中に沈んでいるような、溺れる事もなく息苦しさや何もかもを感じる事なく、愛情だけで溢れそうな硝子瓶の中で過ごしているような、そんな日々を過ごす。硝子瓶の蓋はどこにもなくて、コルクを押し込まれる事もなくてきっと手を伸ばせば縁を掴んで出られるだろうし、腕を伸ばせば最愛が引き上げて抱き止めてくれるんだろう。この心地よさだけの甘い甘い中でシロップ漬けにされて果実が柔らかく蕩けていくように、きっと俺も。
………なんて。
蜂蜜のような甘い愛情だけに包まれているのなら毎日毎日注ぎ込まれる甘露が毀れてしまわないように少しずつ飲み干していけば餓えもしないんだろう。綿飴に幾重にも包まれた嫉妬や独占欲も喉を鳴らして腹に入れてしまえば砂糖漬けの果物と同じように蕩ける事が出来るんだろうか。
こうして「いま」を楽しんで、当たり前のように「さき」を確信できる安寧を齎してくれているのは間違いなく最愛であって、その安寧を共にと望む相手は最愛でしかなくて、結局のところそれでいいじゃないかと思考を放棄して甘ったるい恋慕で満ちた硝子瓶の中に自ら飛び込むんだろう。透明な硝子の外から覗けば中で寛ぐ俺は歪んで見えるんだんろうか、それとも最愛は甘露を注ぐ為に真上から覗き込んでいるんだろうか。

>手を伸ばしたら引き上げられるんだろうか、それとも薄いのか厚いのかも分からない硝子越しに掌を重ねるんだろうか、きっとあいつの手は俺のよりも、少しだけ大きいんだろう。
>そうでなければ困る。

[][][]

56 :
04/30-01:37

負担になるんじゃないかとか、迷惑になるんじゃないかとか、そういう気遣いを忘れた訳ではないんだが、昔ほど気にしなくなったのは最愛が自然と受け止めてくれるからで、ここ何ヵ月かの不安定さにも呆れずに許しをくれるからで、本当にあいつには救われてるし助けられてる。拠り所って言葉がぴったりとは言わないが、本当にそう思う。重ねる日々をあいつと過ごして、時間の過ぎ行く分だけ愛しさが増していくのがわかる。
情けないのも弱いとこも曝け出して、それでも呆れずにいてくれる最愛の優しさだとか強さだとか、全部が愛しい。自分に呆れるぐらい依存してんのは情けねぇが…悪くないなんて思うようにもなったしな。勿論俺にもあいつにも欠点はあるし、何かしら抱くもんもあるだろうが…それを補える関係になれたと思ってる。最愛の言葉じゃないが…会えない夜を不安にならずに居られるのは、相手によるんだろうな。俺が心配ばかりしていても不安にはならないのは、間違いなく最愛のお陰で、信頼に応えてくれる今までがあるからなんだろうな。
今から怖がったって仕方ねぇのに、手が離れる時、俺はどうなるんだろうな。先日醜態を晒したのもあって、今まで以上に自覚させられた依存をどこかで断ち切らないといけないなんて辛い。きっと、その辛さは最愛への愛の深さと同じだけの傷を残して消えずにあるんだろう。

なぁ、いま何をしてるんだろうな。
俺は、いつもお前が寝る時間だって言う時間になってんのに、お前を思い出して日記を開いてるが…最愛、お前は何をしてる?
思考の片隅にでも俺がいれば嬉しい。

[][][]

55 :
03/16-02:29


指で梳く様に髪を撫でて、指先に掠めた耳朶をなぞって耳の裏側から首筋を辿る。そのまま掌で頬に触れ中指で目許をなぞり、人差し指で鼻筋を辿る。両手の親指の腹で唇から顎を撫で下ろして喉元に触れ、鎖骨の窪みまで。首筋から肩へのラインを指の付け根で撫でていきながら肩の厚みを確かめる様にやんわりと掴んで、Vの字を作るように厚みのある胸板に掌を滑らせ鳩尾を中心にXの字に。指先から脇腹を目指して腰に腕を回して身体を寄せていく。
……つまり、あいつに触れたい。
どうしてかは分からないが、俺の中で最愛の身体はトルソーのイメージがあって、首から腰までの造形しか浮かばない。別段困る訳でもねぇし現時点ではこのままでも良いかとも思うが、トルソーの身体にプラスして、蜂蜜漬けにされてんじゃないかと思う程甘ったるい言葉を紡ぐ良く回る舌とか、少しかさついた指先と堅くて温かな掌。細くも太くもなく筋がはっきりと浮き出る腕。……うーん、腰から下がまったく浮かばないってどうなんだ。歩幅は広そうだとか、踝の窪みは綺麗だろうなとか足の指の形はとか…、つまり足元は何となく頭に浮かぶんだが腰骨から足首までがまったく浮かばない謎。
関連付ける記憶がないからか…?いや、それにしても…。
髪を撫でるとか頬に触れるとか、抱き締める抱き締められるとか、上半身は何らかの行動を伴って最愛の存在を感じられる何かをしてきてるが、下半身は…あまり記憶にない気がする。不能呼ばわりしてる俺がいけないのかもしれないけどな。足を組むとか膝に座る……は重いとか言われたら腹立つから却下するとして、離れる事が滅多にないから歩く姿なんかも見た記憶がない、様な。トルソーが宙に浮いてる筈もないし足はあるんだろうが、思い描けないのは困った。かもしれない。
…いや、別に困らないか。

あいつが帰ってきたからペンを置くべきか迷ったが、まぁ…いいか。眠くなるその瞬間まで最愛と話していたり、最愛の事を考えていられるのは幸せだと思う。俺は、な。
しかし、夜中だからか、ただ単に欲求不満だからか、妙に思考がエロスに偏ってく気が…いや、元々かもしれないな。取り合えず最愛の意見や感情、行動諸々は関係なくあいつの身体に触れたいと思うし、舌を這わせたいなぁ、と何となく。甘噛みすんのもいいなとか(でもやっぱり腰から足首までの部位にどうこうが浮かばない)(あ、いや、足の付け根あたりの皮膚の薄い部分に思いきり噛みつきたいかもしれない)。俺は基本的に舐めるのが好きなんだろうな、つーか舌を這わせて甘噛みしてれば多分自分の中ではかなりの確率で満足出来る気がする。最愛が反応を返してくれなくても、俺だけは楽しい。極端な話だが熟睡してるあいつの身体に掌を這わせて舌を這わせて、起きるか起きないかのラインを探すように甘噛みしてればそれだけで楽しいかもしれない。まさかそんな自慰紛いの行動やロルを最愛に送ったりしないけどな。

結局のところ、愛してるの言葉を遠回りさせただけ、か。

[][][]

54 :
02/21-01:31

随分と長く、この日記を開かずにいたせいか気持ちの整理が出来ないままずるずると月日ばかりが過ぎていたのだと、今更でしかない実感に苦々しい笑みしか出ない。書かなかった理由は何もないのだが、書けなかった理由は幾らでも、指折り数えて両手の指を使いきるくらいには……勿論、そんな理由を、(書こうと思い立った理由も、)書いたりはしないが。
最近の自分を振り返っても何も糸口が見つからない、現状として足場がぐらついて、まともに、周囲に目を配る余裕がないといった方が正しいのかもしれない、自分自身の気持ちが分からない。余裕がなくて些細な…変化や幸せを噛み締めるだけの余力が持てない。ただただ、日々を浪費しているとしか思えず、それが苦しいばかりで…僅かな救いの光に縋るように最愛の温もりや、愛情や癒し、空気を噛み締めて正気を保っているよう、な。気持ちが分からないと前述したがあいつを愛しいと思うのは変わらないし好きだと断言出来る自信まで失ってはない。はっきりと言うのなら伝え方を今更ながら模索しているというべきか。
どうすればいいと自問自答ばかりが思考を奪い、身動きが取れなくなる。足元に見えない何かが絡み付いて一歩踏み出すのが精一杯、それならいっそ…あいつの所に近付く為にその一歩を使いたい。何も解決出来ないが。
愛しい、その伝え方が分からない。どうすれば伝わる?どうすればあいつの記憶に残せる?気持ちばかりが溢れ、先走って焦って何をしたらいいのか分からずに憔悴していくのが分かる。
ゆっくりと時間を作って、ゆっくりと…話したい。ただ連ねていたただけの言葉を縒って重ねて、リボンのように結わえたらいい。それで何かが変わるのか、何が分かるのかも未知のままとはいえ、きっと何かは、変わるだろう。

だが、これはただの我儘

**********


結論からしたら、本当に俺はばかだった。ぐちゃぐちゃに絡み合って解決する為の糸口を探す為の糸口を探して、見付からずに項垂れてはあいつに慰められたくて、また糸口を探そうとしての繰り返しをしていた悩みを、一本の線に変えてしまえば、愛してるってこれから先に何回伝えられるんだろうか、ってだけなんだから。
殴り書きした日記を見たあいつの言葉に謝罪して、それに返ってきた言葉と時間。それだけで良かったなんてもう笑うしかない。
時折あいつは、俺の奇跡や魔法の話題を持ち出してくるが、俺にとってはあいつの手が魔法の手なんじゃないかと、思う。
髪を撫でる、頬に触れる、手を繋ぐ、抱き寄せる、拾い上げてくれる、…それだけで満たされるんだから不思議だ。あいつの手が好きで、抱き締めてくる腕も、しっかりした体も、歩み寄ってくる足も、勿論髪も額も目も鼻も、頬や唇、首筋も何もかも好きだし俺だけのもの…ま、時々は切り取って大事に大事に硝子瓶に入れてしまいたくなる事もあるけど、全部愛しい。その中で一番好きなのが手、だってだけ。
俺が好きな一つ一つは全てあいつを構成するもので、どれも奪うことは出来ないし、あいつを構成しているからこそ、より愛しさが増す、ただ…あいつの手はあいつの優しさを象徴するものだと俺は思う。
そう、勝手に感じてるってほうが正しいんだが。

視線の迷いを見詰められる近さと、客観的になれる遠さとが共存してる、不思議なこの距離感が俺は好きだ。

[][][]

|||1-|||書込
[][設定][管理]
WHOCARES.JP