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484.Third Theater
 ┗14

14 :3番手
08/16(水) 22:21

目次②



遅れてきた3人の超新星

箇条書き7   >>13
箇条書き8   >>15
箇条書き9            >>16
箇条書き10            >>17
箇条書き11   >>18
箇条書き12            >>19
箇条書き13            >>20
箇条書き14            >>21
箇条書き15            >>22
箇条書き16            >>23

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13 :3番手
08/15(火) 22:57

【遅れてきた3人の超新星】

箇条書き 7


ジュリと2人になったステイクは、これから偉大なる航路を目指す為の進路を取ることと着いてきたきゃ歓迎する。でも去るなら追わない。好きにしろと告げる。

偉大なる航路に入る前までがタイムリミットだ。

と言い部屋を出た。

モティのケガの回復のためソアライ島に寄ったステイク達は先に島に着いて暴れていた鬼山兄弟海賊団の兄弟船長で懸賞金4100万ベリーの【金兜】オーガマウンテン・ギーバルと懸賞金4000万ベリーの【銀兜】オーガマウンテン・ゲーバルをベンケイと2人で倒し島を救う。

ギーバルとゲーバルは偉大なる航路から逃げ帰ってきた事を知ったステイクは2人から偉大なる航路の情報を聞き出し出鱈目な気候や海、そして航海には記録指針(ログポース)が必要でそれは西の海で確実に手に入るのはモーフィラス帝国だということを聞く。

島に滞在中にステイクは自分の懸賞金が3300万、ベンケイは2800万に上り更にモティにも700万ベリーの賞金が懸かったことを知った。

自分が賞金首になった事を頭を抱えて落ち込むモティに自分のせいだと謝るジュリ。

モティは自分で蒔いた種だと優しく笑う。

そしてモティの傷が癒えた頃ソアライ島を出航し船はモーフィラス帝国のあるモーフィラス島に向かった。

ステイクはモーフィラス帝国は嫌な国で以前来たことがあるが国王を筆頭に王族が天竜人の真似事をしている腐った国だ。長居はしたくないのでログポースを手にしたらすぐ出航すると言う。

やがて船はモーフィラス島に着く。

ひょうたんのような形をした。この島はステイクの言う通りここは西の海では最も臭った国だった。

特に国王モーフィラス・ボズオンが王位に着いてから35年前に絶対王族制度が始まってからこの国の身分は4つに分けられた

国王ボズオンとその子供達を王族としてその妻達、並びに直属の部下達、つまり城に自由に出入りできる者を上光者とする。

そしてその者達に仕える者達は光民と呼ばれこの光民までがひょうたんの形をした上側の太陽の地と呼ばれる島に住むことができる。

光民に属さない者達は否光下民と呼ばれる暗影の地

と呼ばれる下側の島に住む。

この島では王族と上光者の殺人は罪にはならない。

また王族が欲するものは全ての国民は差し出す。

上光者が欲するものは光民、否光下民は差し出す。

上光者と光民が暗影の地での買い物する場合は上光者に対しては5割引、光民に対しては3割引で売買しなければならない。

否光下民は毎月大人5万ベリー、子供2万5000ベリーの生住税を払わなくてはならない。

国民は義務として王族、上光者が見かけた場合は片膝を付き頭を下げなければならない。

(許可があれば立ち上がってもよい)

このような差別主義が国民を苦しめていた。

それにより国民にとって上光者や光民達に屈さない

海賊はヒーローだった。

故にこのモーフィラス帝国・暗影の地は海賊歓迎の街。

いつか海賊によって王族が討たれないかと期待しながら生きていた。

島に着いたステイク達は複数の海賊船を確認する。

偉大なる航路を目指すなら少し買い出しがしたいと言うモティはジュリを誘い買い物に出掛ける。

ステイクは記録指針は探しに街に出ると言い、ベンケイは長居しないなら船番をしていると甲板で眠りにつく。

モティはジュリに話を掛けながら街に入るがジュリは相変わらずほとんど喋らず‥

それでもモティはジュリを元気付けようと手を取り洋服屋に連れ込む

そしてジュリに服を買い友達の証とお揃いのペンダントを買う。

ジュリはそのペンダントを見て少し微笑んだ。

そしてそのまま昼食を食べにレストランへと向かう。

一方ステイクは無事にログポースを手に入れ船に戻ろうとするがその時女性の悲鳴に耳を大きくした。

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15 :3番手
08/16(水) 22:22

【遅れてきた3人の超新星】

箇条書き 8


女性の悲鳴の元に走るステイク。



そこには海軍に追われる女海賊が居た。



独特のスローテンポ喋りで海軍から逃げる海賊‥それはNGY海賊団の船長、懸賞金2900万ベリーの【分析】ネイチェルガウン・ユキュリだった



ステイクは海軍を一蹴しユキュリを助ける。



助けられたユキュリはステイクに一目惚れしお礼にと食事に誘いステイクは鼻の下を伸ばしながら付いていった。



そこでステイクは食事を取りながらユキュリからモーフィラス帝国は近々王位継承の儀があるらしくそこで長男のガディオンに王位が譲られること、その儀式の中の公開処刑に置いてガディオンは海賊の首を刎ね、国民に力を見せようとしていること、その為の高額賞金首を探している事を教えてもらう。



その頃違うレストランでモティとジュリは食事を取る。いつもの半分以下の食欲のジュリをモティは気にかける。



その時外の島の住民達がざわつき始める。

そして全員が片膝を付き頭を下げ始める。

店のものから王族が来たと聞き外の様子を見ているとモーフィラス帝国の次男のモーフィラス・ザリオンが護衛を連れ街を歩く。



ザリオンは売り物の肉やリンゴや勝手に食べながらまずいと言って捨て、商品を蹴り若い女性の尻を触りながら高らかと笑い歩く。



その前を物心のつかないような小さな子供が横切ってしまう。

ザリオンは顔は怒りの表情に変わり剣を手にして子供に剣を振りかざした。



それを見たモティは子供を庇いザリオンにびんたする。

ザリオンは更に怒りの表情になり護衛達にモティを捕らえるように指示を出す。



それを見たジュリはモティの前に立ち護衛達を蹴散らし子供とジュリを抱えて逃げる



その騒ぎを聞きつけたモーフィラス帝国管轄の海軍本部大佐の【磔】のゴスンが海兵達と共に駆け付けジュリとモティを取り囲むとジュリとモティが賞金首だと気付く。



ジュリは迎え撃つが口から釘を飛ばし指を釘に変えて襲い掛かるゴスンに苦戦する。



更に海兵達をも相手にしモティ達を庇いながら戦うがゴスンは爪を釘に変えモティに向かい発射。



ゴスンはクギクギの実の能力者の釘人間だった。



モティを庇い釘を受けたジュリはモティと子供を抱えて力の限り放り投げた。



その瞬間後ろから腹を貫かれる。



そして十字架に手の平と太ももを釘で打ち付け捕える。



着地したモティは子供を島民に託してジュリの元に戻るが既にジュリはジュリに張り付けられ海兵達に運ばれようとしていた。



助けに行こうとするモティだが後ろから口を抑えられ止められる。



止めたのはステイクだった。



モティは泣きながら制止を振り解こうとするがステイクから見殺しにはしない。今は分が悪過ぎる我慢してく‥となだめられ泣き崩れた。



船に戻ったステイク達をベンケイを起こしモティから成り行きを聞かされる。



話を聞いたステイクは王位継承の儀の為に高額賞金首のジュリは生贄となる為すぐには殺される事はないと判断するが相手は国‥たった3人て相手にするには規模が違い過ぎると言う。



それでも何とか助けたい言うモティに当然そのつもりだが巨大な山を切り崩すには入念なる戦略が必要だから少し時間をくれと言う。



この国について調べるからその間くれぐれも早まらないで欲しいと言い船を降りる。



そしてステイクは暗影の地を歩き周りのモーフィラス帝国について調べた。



その途中、島民達が片膝を付いて頭を下げるのを目の当たりにしステイクも島民に紛れ同じく片膝を付く。



その前を護衛の兵士を連れた女が歩く。



その女の名はモーフィラス・エリオン。

モーフィラス帝国の長女でザリオンの姉でガディオンの妹だった。



エリオンは片膝を付く見るからに貧しそうな島民の前に行くと金を投げつけ汚くて見苦しいから私の視界から消えなさい!と言い捨てた。

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16 :3番手
08/17(木) 22:55

【遅れてきた3人の超新星】

箇条書き 9


エリオンは貧しそうな島民達を見つけては金を投げ付け消えろと罵った。

島民達は唇を噛み締めながら屈辱に耐える。

それをあざ笑うかのようにエリオンは島民達を激しく罵る。

そして一瞬寂しそうな顔をした。

それをステイクは神妙な顔で見ていた。

そして丸一日以上が経過した次の日の夕方ステイクは船に戻ると泣きながらモティが近付く。

ステイクが仕入れた情報は‥

王位継承の儀は一週間後であること。

国王モーフィラス・ボズオン(66歳)には3人の子供が居てガディオン(31歳)、エリオン(27歳)、ザリオン(24歳)でそれぞれに護衛部隊がいて王を含む4人とも国民には嫌われていてそれぞれ母親が違い既に何らかの死を遂げていること。

護衛部隊は隊長一人と近衛兵250人で成り立っていること。

ガディオンの護衛部隊は 【十字槍】のスティードン率いる親衛隊、エリオンの護衛部隊は【番犬】のファンク率いる遊撃隊、ザリオンの護衛部隊は【罪人殺し】のゾネス率いる特攻隊であること。

遊撃隊隊長のファンクは2年程前までは海軍本部少佐で任務失敗の天下りでモーフィラス帝国に来た事。

エリオンは3年前までは優しかったがある日を境に性格が変わってしまった事。

城には偉大なる航路から買われてきた巨人が居て城の護衛をしていること。

この島には海軍基地があり、本部の大佐【磔】のゴスンが海兵300名が島の治安を守っていること。

ゴスン大佐は王の息が掛かっており島を守るよりも王族達を守っていること。

以上のことからモーフィラス帝国の兵力は1305人と巨人1人だと言うこと。

よってステイク達はたった3人で1305人の兵力と巨人を相手にしなければならなかった。

絶望的な戦いを強いられたステイクは頭を抱える。

モティとベンケイも言葉を失う。

その時ステイク達の船にユキュリが訪ねてくる。

再びステイクをご飯に誘いに来たのだ。

深刻な顔をする3人を見たユキュリは是非協力したいと言う。

巻き込む訳にはいかないと断るステイクだが、救われた命、勝手にでも協力させてもらうと告げるユキュリにステイクは甘んじて受ける事にする。

【分析】のユキュリ率いるNGY海賊団は総勢35人の海賊団。

ユキュリは超長距離の狙撃を得意するスナイパー。

そしてシュノシュノの実を食べた収納人間。体に引出しに変えていかなるものを収納することができた。

更に懸賞金1300万ベリーの(ユキュリン)親衛隊長の【灯台】のラムネルもタワタワの実を食べた塔人間だった。

それを聞いたステイクは考え込み‥ニヤリと笑い

『見えてきた‥』

と呟き、王位継承の儀、つまりジュリの公開処刑までの1週間の間にどれだけの事ができるでこの勝負に勝てる可能性が上げれると言う。

今すぐにでもジュリを助けたいモティはもっと早くならないかと詰め寄るが‥王位継承の儀こそがジュリを救える可能性のある日!闇雲に動けばジュリは絶対に救えない!こんな時こそ冷静にだ!

とモティに強く言う。

そしてくれぐれも早まらない事を警告し絶対に助けると約束する。

それを聞いたモティは唇を噛み締めて血を流し部屋に閉じ籠もった。

そして夜が明ける‥

早朝からステイクは更なる情報収集をするためベンケイと船を降りようとした時

『ぎゃあああっ!』

と言うモティの大きな悲鳴声を聞く

慌ててモティの部屋に入るとモティは白目をむいて泡を吹いて倒れて痙攣していた。

ステイクが駆け寄るとモティの近くで桃の形をした時悪魔の実が転がっていた。

数分前‥

一睡も出来なかったモティは少しでもジュリ救出に役に立ちたいと‥以前パナナにもらった悪魔の実も取出して噛じった。

あまりの不味さに絶叫したのだった。

ジュリの為‥いつか見つけたら食べたかったキョニュキョニュの実‥その夢を捨てたのだった。

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17 :3番手
08/22(火) 21:21

【遅れてきた3人の超新星】

箇条書き 10


モティをベッドに寝かせ改めて船を出るステイクとベンケイ。



ジュリ救出の可能性を少しでも上げるため街で情報を集める。



その頃ジュリは何度も脱走を試みるがその度に掴まりザリオンの護衛部隊の特攻隊の隊長の【罪人殺し】のゾネスにより拷問を受けていた。



ゾネスは拷問好きの巨漢の女で今までに島で王族や上光者に歯向かった海賊を捕らえては、拷問にて何人も殺してきた。



ザリオンにモティがびんたした時に不在だったこと、脱走時にジュリにぶっ飛ばされたことの因縁からジュリに対して執拗な拷問を行っていた。



殺すなよ‥とガディオンの護衛部隊の隊長【十字槍】のスティードンから警告される。



それにジュリはこんな奴に殺されるかとゾネスにツバを吐きかける。



ゾネスは巨大な針でジュリの体を複数回刺す。



しかしジュリは悲鳴一つ挙げる事なくゾネスを睨み付ける。



スティードンはあまり傷を付けると処刑価値が下がると再び警告する。



ゾネスはその為の医者だろ!‥と言い捨てモーフィラス帝国医療隊のガプターを呼びジュリを治療させる。



その時ガプターはジュリの耳元で『すまない‥』と呟いた。



その頃、ベンケイは体格の似た近衛兵を捕らえるとステイクに言われた通り光民達として太陽の地に侵入し、情報を集める。



そこで城にいる巨人は買われて来た時に従わせる為に首に鉄の爆弾付きの首輪をしている事を知った。



そしてステイクは王位継承の儀の為にゴスンが呼び寄せた海兵100名の中に紛れ込み新兵ステイキーと名乗り情報を集める。



そして3日経過する。

ジュリの公開処刑まであと3日‥



モティは悪魔の実のこの世のものとは思えぬ不味さに寄る体調不良によ三日三晩寝込む。



何かしたいと言う気持ちで何とか体を起こしステイクについていこうとしたその時体が布団くっつき動けなくなる。



驚いたステイクは間違い無く悪魔の実の能力だと言い落ち着いて体の原形をイメージしろと言いくっついた布団を取ろうとする。



何とか布団を剥がしたステイクはモティに推測の悪魔の実の名前を言い慣れるまでは体を普通に保つことを意識しろと言い共に船から降りる。





ステイクは街に出て王位継承の儀の開催される広場に行き、今考えられる作戦をモティに説明する。



その時運悪くステイクとモティは遊撃隊隊長のファンクと鉢合わせになる。



だがファンクはモティに気付くもステイクには気付かず‥何故かモティの事を捕まえる様子も無くその場を去った。



ステイクはその様子を不思議そうに見ていた。



その頃‥相変わらず脱走を繰り返し捕まっていたジュリは空腹と拷問によるダメージ、そして微量ながらも強力な毒を打たれ限界の直前に居た。



捕まってからはまともな食事を与えられていなかった。



どうせ処刑される身と食事を与えず少量でも一般人なら死ぬ可能性のある毒を打たれた為まともに体すら動かす事は出来ず‥



更に脱走をさせない為の手段として医療長を務めるガプターの提案で悪魔の実を食べさせ海楼石の手錠で繋ぐという手段でジュリの逃亡を完全に阻止する手に出た。



久しぶりの食べ物として悪魔の実を出されたジュリはあまりのうまさに絶叫してきれいに平らげた。



だが同時に海楼石の手錠をされると何の能力が付いたのか分からないまま力が抜けてしまいその場に倒れた。



その様子をみたゾネスは笑いながらジュリを踏みつけた。



そしてその日の夜、ステイクは城に侵入する。



屋根に登り、城を双眼鏡で覗いていると部屋で泣いているエリオンを発見するが、直後に巨人のビッグショーに見つかり吹き飛ばされる。



巨人の一撃を喰らったステイクは血まみれになりながらビッグショーと向き合うが戦う事がなく逃げるように退散した。



次の日の朝、ステイク達の船は港から消えていた。

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18 :3番手
08/24(木) 18:04

【遅れてきた3人の超新星】

箇条書き 11


モーフィラス城では昨夜侵入者が来たが巨人のビッグショーの脅威の前に敢え無く退散したと言う話が上がる

そしてステイク達の船が消えたことからジュリがミネルバ・モティと一緒に居た情報により仲間を救いにきたが巨人に成す術なく尻尾を巻いて逃げたと言う見解となる。

それを知ったゾネスは笑いながら一緒に居たミネルバ・モティと仲間達はお前を見捨てて出てったとジュリに言う。

ジュリは涙を浮かべながら、それでいい‥とモティが無事にこの島を出航した事を喜ぶ。

それを見たゾネスは不快感を示し拳を握ると振りかぶる。

そしてジュリも歯を食い縛る。

もし‥自分が悲鳴をあげればモティが助けようと戻って来るかもしれないから‥だからジュリはどんな拷問にも悲鳴を挙げなかった。

ステイク達の船が消えたと知ってからのジュリは脱走することもなく1人壁にもたれ天を仰ぎモティの事を想う。

王位継承の儀の日の前の夜‥抜け殻のようになったジュリの傷を儀式の見栄えの為無理矢理手当する医療長のガプターは海賊とは言え君のような若い娘がこんな腐った国の生贄になるのは心苦しい。

何も出来ない自分にも腹が立つと涙を流す。

ジュリはろくでもない人生で嫌われ者だった自分には当然の末路だと笑う。

しかしそんな自分を友達と言ってくれた女がいて迷惑だったと話す。

そして夜が明け王位継承の儀が始まる。

島民達は強制的に暗影の地の中央広場に集められ王族の行うパレードに見せられていた。

式典が始まりボズオン王の経歴やモーフィラス帝国の歴史を振り返る。

そしてボズオン王からの話を聞きボズオンから息子ガディオンへの王位を継承すると宣言すると親衛隊長のスティードンと護衛兵達に連れられたジュリが処刑台に上がる

多数の護衛が取り囲む中、処刑台に上がったガディオンはスティードンから剣を受け取り天に掲げると生住税の更なる増税と増税により城の装備の強化、海賊を寄せ付けない平和な国にしてやると宣言。

それを聞いた島民達は落胆する。

更に海賊達が使う金で何とか今の生住税を爪に火を灯す思いで何とか払ってきた。

海賊すら来ない島ではもう生きていく事さえ困難と絶望する。

ガディオンは高笑いし権力こそ正義!

と言いジュリに言い残す言葉は?

と訪ねた。

ジュリはまたモティの事を思い出す。

ろくでもない自分に優しくしてくれたこと‥

友達と言ってくれたこと。

それがジュリを少しずつ変えていった。

あいつのせいだ‥あいつに会わなけりゃあ‥

と口を噛み締め‥

死ぬ事なんて怖くなかった。

けど今は怖い。

もし自分が死ねばあいつは泣いてくれる‥泣かせてしまう。

一度も名前を呼んだ事もなかった。

恥ずかしかった‥どうすればいいか分からなかった‥

せめて‥名前だけでも‥友達として‥

そう思ったジュリは涙ながらにを国中に響く程の大声でモティの名前を叫んだ。

ガディオンは笑いながら満足したか?とジュリの首に剣を振り下ろす

そして血飛沫が舞う。

カラン‥カランカラン‥

とジュリの首に振り下ろされた筈の剣が落ちる

護衛兵の1人がガディオンの肩を後ろから貫く。

慌てる護衛兵とスティードンと護衛兵達。

ガディオンを刺した護衛兵が深くかぶった帽子を脱ぎ捨ててジュリに近付く。

『やっと名前を呼んでくれたね。でもそんなに大きい声じゃなくても聞こえてるよ。ジュリちゃん。』

護衛兵はモティだった。

あっけに取られる何故来たと声を荒げるジュリにモティは‥

『友達だから、ぶいっ。』

と優しく笑いピースサインをした。

『たまには守らせてよ。』

‥と槍を振り回しジュリの前に立つ。

スティードンの号令と共に一斉にモティに掛かる護衛隊

しかし全員がその場で倒れた。

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19 :3番手
08/25(金) 23:25

【遅れてきた3人の超新星】

箇条書き 12



倒れた護衛隊を見て言葉を失うスティードン



護衛隊が倒れた理由‥それは【分析】のユキュリの仕業だった。



超長距離の狙撃を得意とするユキュリは街外れの高い建物から風を計算し、寸分の狂いもなく護衛隊を撃ち抜く。



ボズオンは慌てて兵隊を処刑台に向かわせる。



先陣を切って走ったのは海軍本部大佐ゴスン



しかしゴスンを吹き飛ばし先頭で駆け上がる海兵が居た。



その海兵はチョコレートをかじりながら手柄はもらった!と笑いながら走る。



そして処刑台に登ると振り返りかじっていたチョコレートを左手に持つ



すると海兵達が登って居た階段がバキバキと崩れ落ちていった。



それを見た海兵はチョコレートにそんな強度はねぇよ。と高らかと笑い帽子を投げ捨てる



その海兵はステイクだった。



『俺の大事な仲間に手ぇ出すな!クソカモメ共!』



そう言うと驚くスティードンとガディオンを処刑台から蹴り落とし処刑台を乗っ取る。



ステイクは刀でジュリの手錠を斬ろうとするが斬れなく、触ってみると力が抜ける。



海楼石で出来てる事に気付き、ジュリが動けないのかと考え何か食わされたかと聞くと捕まってから唯一食べたのは渦巻きが模様のうまい果物だと答える。



味はともかく能力者にさせられ動きを封じられたと考えこの手錠が解ければ確実に勝てると踏んだ。



だがその時‥



ズシン‥ズシン‥と大きな足音がする。



城から呼ばれた巨人、ビッグショーが処刑台に向かって歩いてきた。



捻り潰せと笑うボズオンとザリオンとガディオン。



巨人を見たユキュリは対海王類用のバズーカに持ち替えビッグショーを狙う



しかし‥ステイクは指を3本立てて上に上げる。



これはステイクがユキュリに言っておいた待ての合図だった。



ビッグショーは拳を振り上げ処刑台に振り落とす。



ステイクは左手を出して身構える。



王族側がバカめ!と笑うなか、ステイクはビッグショーの拳を止める。



そしてステイクとビッグショーは笑う。



正確にはステイクが止めたのではなくビッグショーが止めたのだ。



そしてビッグショーは首に付いていた爆弾付きの首輪を紙の様に引き千切る。



同時にステイクの体が大きくなる。



3日前‥ステイクは城に侵入し、ビッグショーに接触した。



最初からそれが目的だったのだ。

そしてビッグショーと話をする。



その首輪を解く代わりに協力してほしい。

上手く行けばその後は自由にすると持ち掛けた。



ビッグショーは無謀だと呆れるが‥人間1000人相手にするのが怖いか?強要はしねぇが敵になるなら次は容赦はしないと言う。



生意気な小僧だ。だが面白い

‥と協力すると承諾。



ステイクはビッグショーの首輪に紙の性質を足していつでも破れると言う。



そして自分を殴り侵入者を追い払ったと報告してくれと言いビッグショーに吹き飛ばされる。



その後はユキュリのシュノシュノの能力ちよりステイク達の船をユキュリの体内に収納させて逃げたと見せかけた。





処刑台に現れた巨人2人!

そして街外れから的確な狙撃を繰り出す優秀なるスナイパー!

ユキュリのいる建物を取り囲むはユキュリん親衛隊隊長のラムネルとNGY海賊団の船員達!



形勢はステイク達に傾きつつあった。



しかし巨人になり暴れるステイクはビッグショーと共に大量のバズーカを喰らってしまう。



ダメージを受け過ぎたステイクはモティとジュリを掴み遠方に投げる。



そして能力を解除しビッグショーに普通の人間の性質をを足して小さくする。



等身大に戻った瞬間、背後からの槍を刀で止める。



襲い掛かってきたのは【番犬】のファンクだった。



港の方へ走れとビッグショーを先に行かせステイクはファンクと戦う。



刀を交えてファンクに何かしらの迷いがあることに気付いたステイクはファンクに礼を言う。



以前モティが海賊だと知りながら見逃してくれた事を‥

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20 :3番手
08/28(月) 22:00

【遅れてきた3人の超新星】

箇条書き 13



ステイクの一言にに動揺をするファンク。



更にステイクはこの国の態勢や元海軍だったことにに触れ、言葉巧みに動揺を誘って隙をついてファンクを峰打ちで倒す。



何の真似だと倒れながらステイクを睨みつけるファンクにステイクは俺も女が好きだと笑い走り去る。



体を起こしステイクを追おうとするファンクにエリオンが詰め寄り『時が来たかもしれない』
といいファンクに耳打ちし何かを渡した。



ファンクはかしこまりました。と言った。



ファンクを倒したステイクは仲間達との合流を目指して港の方に走る



だがその直後に十字槍を身構えるスティードンに道を塞がれた。



ステイクを刀を抜き、応戦する。



ステイクとスティードンの戦いがはじまる。



町はずれでは海兵達と護衛隊とNGY海賊団の船員達が戦っていた。



ユキュリが陣取る建物を守るラムネル率いるNGY海賊団達。



劣勢を強いられる海軍はゴスンに電伝虫で連絡を取る



連絡を受けたゴスンは海兵を引き連れ街外れの建物に向かいユキュリを討ち取ろうとする。



だが走り出した直後に激しく転倒した。



すまんな‥との詫びの言葉を聞いた直後顔面にパンチを受けて大の字に倒れるゴスン。



そこにはベンケイが仁王立ちしていた。



ステイクに投げられたモティとジュリは何とか無事着地したが周りを海軍と護衛隊に囲まれていた。



海楼石の手錠のせいで本調子ではないジュリを庇いながら戦うモティの前に巨大針を持った巨漢の女、ゾネスが不敵に笑いながら現れる。



島の各所では島民達は今までにない状況に興奮する。



もしかすると今日王族が滅ぶかもしれないと‥希望を抱く者出始める。



その島民達を護衛隊を引き連れたガディオンとザリオンが血でどす黒くなった木刀を振り回し威圧する。



ガディオンとザリオンが持つ木刀は躾刀(シツケトウ)と呼ばれこの島にいるものなら誰もが知っていた。



この躾刀で反抗的な態度を取ったものは意識を失っても殴られて来た。

時には女、子供、年寄りですら‥



ガディオンとザリオンはこの戦いに王族の敗北を考えた者は生住税を10倍にすると声を荒らげる



それを見て王族の敗北などない!と笑うボズオン。



ガディオンとザリオンが近くにいた島民に躾刀を振り下ろした時、両手で2本の躾刀を掴むビッグショー。



ステイクの能力で小さくなったビッグショーを笑うボズオン、ガディオン、ザリオン。



ビッグショーはでかいから巨人が強いわけじゃないと首をパキッと鳴らす。



その頃ステイクはスティードンと戦っていた。

砲弾によるダメージを抱えな苦戦するステイクだが同じ隊長であるファンクを愚弄するスティードンに怒りが爆発し、必殺技、覇道斬りにてスティードを倒し、仲間の元に急ぐ





町はずれで海兵達と護衛隊と戦うNGY海賊団の船員達は倒しても押し寄せてくる海兵と護衛隊にピンチに立たされていた。



そしてついに海兵の突破を許してしまう。



ラムネルはタワタワの実の力で塔になりユキュリを肩車して移動する。

だが足元を狙われピンチは続く。



ユキュリは援護射撃を一時中断しラムネルの足元に銃弾の雨(ユキュレイン)にて海兵と護衛隊を倒すと再び援護射撃を構えた。



その頃ゴスンと戦うベンケイはグリズリーの人獣型となるがクギクギの実の力に悪戦苦闘していた。



たかだか動物系の能力者ごときがと蔑むゴスンに右肩、腹と貫かれ倒れる。



ベンケイを倒しユキュリの確保に向かおうとするゴスンは勝手に終わらすなとベンケイから殴りつけられる。



その直後ベンケイはいびきをかいて立ったまま寝てしまう。



あっけに取られるゴスンだがそのまま死ねと両足を釘に変えてドロップキックで心臓を狙うがベンケイにキャッチされ足を地面に刺される。



足が抜けなくなり慌てるゴスンに何度もゲンコツをするベンケイ。



合計30発‥ゴスンの体は首まで刺さり気を失っていた。

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21 :3番手
08/31(木) 21:18

【遅れてきた3人の超新星】

箇条書き 14


ゾネス率いる特攻隊VSモティ&ジュリ。

海楼石の手錠を掛けられながらも奮闘するジュリだがいつもの勢いは無く護衛兵達に手こずっていた。

そのジュリを狙うゾネスの攻撃を必死で防ぐモティ。

だが次第にゾネスの怪力の前に押され始めていた。

ついに力任せに吹き飛ばされ倒れたところを巨大針で腹を貫かれてしまう。

串刺しにされたモティを見たジュリは悲痛なる叫びをあげゾネスを力の限り殴る。

しかしグラつきさせても倒すまでは行かず‥ゾネスに掴まり心臓に巨大針をあてられ絶対絶命!

しかし後ろから巨大針を弾かれる。

巨大針を弾いたのはモティだった。

モティは自分の食べた悪魔の実はモチモチの実だと理解する。

使い慣れてないが餅になった体には打撃や斬撃が効かなかった。

安堵の表情を浮かべたジュリだがそこにドーベルマンに乗ったエリオンが現れた。

ドーベルマンは遊撃隊長のファンクに変わるとモティと対峙する。

ファンクはイヌイヌの実、モデル:ドーベルマンの能力者だった。

エリオンは兄が処刑する海賊に手を出すなとゾネスを止める。

ファンクと戦うモティだが様子がおかしいことに気付く。

ファンクは戦いの最中モティに何かを渡した。

そして急げと言うとモティに背を向ける。

モティは頷くとジュリの元に走る。

ファンクの渡したのは手錠の鍵だった。

ファンクの行動に動揺するゾネス、そして優しく笑うエリオンは終わらせてください‥呟いた。

モティがジュリの手錠を解く。

ジュリは不敵に笑いながら随分世話になったと身構える。

ジュリの体がどんどんと大きくなり虎の様な姿になる。

ゾネスと護衛隊がその姿と悍ましい殺気に腰を抜かす中当の本人が一番驚く。

ジュリの食べた悪魔の実ははネコネコの実、モデル:虎(タイガー)だった。

漲る力のジュリはボディブローでゾネスの心を折る。

そして渾身の左ストレート繰り出そうとするがゾネスは猛毒針の付いたマントで身を守る

しかしそのまま殴られる。

その瞬間ゾネスの姿は島から消え遥か彼方の海へ落ちた。

凄まじいパワーの前に完全に戦意を喪失した護衛兵達はジュリが雄叫びを挙げると同時に蜘蛛の子を散らすようにその場から逃げ去った。

エリオンはモティの前に行き戦闘の意志はないと跪くこの国を滅ぼし国を救ってください‥と土下座して頼んだ。

ビッグショーVSガディオン&ザリオン+ボズオン

体が小さくなっても驚異的な強さのビッグショーだったが、島民達を庇いながら戦うことに気付いたガディオン、ザリオン、ボズオンは3人共に島民達に銃口と刃を向けビッグショーに庇わせ、いたぶる様に痛めつけていた。

何とか島民達を逃したいが護衛隊が取り囲みそれを許さなかった。

限界まで痛めつけられた体で必死に戦うが突破口が見い出せない。

その時、島民達を取り囲む護衛隊が次々と倒れていく。

驚くガディオン、ザリオンとボズオンそしてビッグショー。

ビッグショーが悪い人間ではないと悟ったユキュリはビッグショーの援護を始める。

あっという間に島民達を囲んでいた護衛隊は全滅。

残されたガディオン、ザリオン、ボズオンはビッグショーに睨まれ後退りする。

逃げ道はねぇよと刀を肩に担ぎながら駆け付けたステイクが道を塞ぐ。

そしてこの戦いは俺達の勝ちだ。だとビッグショーの能力を解き巨人に戻す。

ビッグショーは笑いながら3人を踏み潰した。

そしてビッグショーの方に乗ったステイクは拡張型の電伝虫で

『武器を捨てて降伏しろっ!これ以上の戦いは無意味!この勝負は俺達の圧勝だ!』

と叫ぶ。残った護衛兵達は武器を捨て降伏した。

島民達は涙を浮かべながら、支配が終わった‥と崩れ落ちた。

エリオンもありがとうございます‥と泣き崩れファンクに寄り掛かる。

こうして‥圧倒的不利だった戦いをひっくり返しステイク達はジュリを奪還し王族主義で島民達を苦しめていたモーフィラス帝国を滅ぼした。

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22 :3番手
09/02(土) 23:15

【遅れてきた3人の超新星】

箇条書き 15

勝利を知ったモティはジュリに泣きながら抱きつく。

ステイクとベンケイも駆け付けジュリに近付く。

ジュリがありがとうと言いかけた時ステイクはジュリに土下座して謝る。

待たせてすまなかった。痛ぇ思いをさせて、すまなかった。

そしてモティとベンケイも膝を付き頭を下げた。

それを見たジュリは涙を流しながら改めて礼を言うと仲間にしてほしいと頼んだ。

ステイクはそれを承諾。

そしてロープで縛られ捕られられたボズオン、ガディオン、ザリオン、護衛兵達に詰め寄り二度とこの国に近づかないないなら命は助けてやると言う。

ボズオン達は約束すると即座に応えるが心に復讐心を抱く。

しかしあっさりとステイクに見抜かれ再び巨人の性質を足してた巨大化したステイクとビッグショーに遥か遠方に投げられて海へと消えた。

エリオンもこの国を滅ぼして救ってくれた事を感謝し深々と頭を下げる。

ステイクは国民の為に酷いことをし続けるのも辛かったろう。今度はあんたが女王になってこの国を1から築き上げていけばいいと言う。

その言葉にエリオンは自分も父や兄と同類だからその資格はないと言うが島民達は懇願され涙ながらにを承諾した。

そしてステイクはファンクを仲間に誘う。

ファンクは困惑するがエリオンから今までに自分に仕えてくれた事を感謝され

『あなたはもう自由です。私を信じてくれるのなら私にこの国を任せてください。』

と言われステイクの船に乗ることを決意する。

その後‥モーフィラス帝国の支配とジュリの奪還を祝った宴が開かれた。

事実上国を救ったことになるステイク達は英雄扱いされ、島民満場一致で新国王となったエリオンからも再三礼を言われる。

そこで投獄中のジュリを治療していた医療隊長のガプターから命令とは言えジュリの体に微量の毒を打っていた事を謝罪され責任を取るため最後まで治療させてほしいと頼まれる。

そして拷問に耐えられる為の肉体強化と回復の為に悪魔の実を食べさせてしまったことも謝罪した。

ステイクは当の本人は気にしてねぇし、何よりあいつに動物系は適合し過ぎだ、と笑う。

支配から開放された島民達の宴会は続く。

久しぶりのまともな食事にひたすら食べ続けるジュリにモティは料理を運び続ける。

しかしその時‥両手に掴んでいた肉を落とすとジュリはうずくまり苦しみ始める。

それを見てガプターが駆け寄り診断すると銀サソリの毒に侵されていることが判明した。

銀サソリの毒は猛毒で感染すると体が銀色になり即座に命に関わるだという。

ジュリはゾネスを殴った際毒のマントごとゾネスをぶっ飛ばした。

その時に感染してしまったのだ。

次第に体の色が銀色変わってくるジュリ。

ガプターが緊急治療を行うがあとは運次第‥気力でどうにかなるものではないと言う。

全身が銀色に変われば死に‥侵食が止まれば生きる‥

感染する毒だが感染した毒は弱く治療は容易だがジュリには触れずに近付くなとガプターは言う。

だがモティはジュリの手を握って寄り添う。

驚くジュリに死ぬなら一緒と笑うモティの手は銀色に変わる。

そしてステイク、ベンケイもジュリに触り感染する。

それを静かに見ていたファンクもジュリ触る。

もしジュリが死ねば俺達の治療はいらないステイクがと言う。

ユキュリ達はステイク達の覚悟に見惚れ付き合いますとステイクに触って感染した。

そしてガプターとジュリ、そして感染者5人は隔離させる。

感染しながらもジュリを看病するモティとステイク達。

努力の甲斐あってか2日後ジュリの侵食は顔を残した状態で止まり復活した。

そしてステイク達もガプターの治療を受け復活する。

だが感染元であるジュリは経過観察の為に3日間の安静を余儀なくされた。

(Android/Chrome, ID:scrv5/y20)
23 :3番手
09/04(月) 21:09

【遅れてきた3人の超新星】

箇条書き 16


安静期間もジュリに付きっきりで看病するモティ。



そこに新聞を持ったステイクが笑いながら現れる。



その新聞と手配書を見たモティは目が飛び出る程で驚いた。



話は3日前に遡る‥



西の海の海域で海上で本部に電伝虫で連絡するゴスン



ベンケイに打ち込まれたゴスンは部下達に体を引き抜かせモーフィラス帝国軍の敗北を悟り、身を隠し宴の最中ジュリが倒れた隙を見て脱走していた。



国王のバックを失ったゴスンは今回の事件の経緯を自分の都合のいい様に本部に報告していたのだ。



そして現在‥



新聞に入っていた手配書は‥



マッドボーイ海賊団 船長

【戦略】マッドボーイ・D・ステイク 懸賞金 6000万ベリー



マッドボーイ海賊団

【闘眠】のベンケイ 懸賞金 4900万ベリー



【弁天】ミネルバ・モティ 懸賞金 3500万ベリー



【美獣】のジュリ 懸賞金 4500万ベリー



【番犬】のファンク 懸賞金 2500万ベリー



NGY海賊団 船長

【分析】ネイチェルガウン・ユキュリ 懸賞金 5800万ベリー



NGY海賊団 親衛隊長

【灯台】のラムネル 懸賞金 2500万ベリー



なかなかの通り名だと笑うステイクに手配書を見て固まるモティ‥そしてなぜ自分の懸賞金が大して上がらないのかと怒るジュリ。



だがこの時ジュリは自分の体に何か異変があることに気付いていた。



島では懸賞金の上がったユキュリはビッグショーの元に行き、自分と来ないかと誘い、巨人さんも入れますよ。と腹を引き出しに変えて開ける。



それも悪くないとNGY海賊団に加入するビッグショー。



一方、ベンケイとファンクは‥初頭から2500万とは‥なかなかか‥と呟くファンクだがベンケイは自分がファンクの倍強いと鼻で笑う。



倍じゃねぇ、今に見てろといがみ合い、睨み合う。



ジュリの体調も完全に戻り早く暴れさせろと鼻息も荒くなる。



それを見たステイクも明日の出航を決める。



ユキュリ達は一足先にと、偉大なる航路でまた逢いましょうとモーフィラス帝国を出航した。



出航前夜‥



ジュリはモティにここ最近心臓が早く動くこと‥胸が苦しくなること‥体が熱くなる症状があることを伝える。



もしや自分は何かの病気かもしれないと‥



モティがもしかしてそれは誰かを見た時?‥と聞き返すとジュリは頷いた。



モティはそれは恋だと教える。



そして恋とは何かを話しその人が好きでその人の前では女のコらしく振る舞ってみたら?と言い、好きだと言う想いを伝えてみるのもいいかもと言った。



次の日‥モティはジュリの和様子を見ていたがジュリはステイクにもベンケイにもファンクにも何の変化も無く過ごしていた。



首を傾げるモティの前に頬を赤くしたジュリが立っていて突然、『好きです。』と告げられた。



ジュリが恋していたのはモティだった。



モティは必死に女の子同士と主張するがジュリの耳には入らず抱き締められて押し付けられたジュリの胸にうっとりするがふと我に返る。



しかしその様子を全てステイクに見られていた。



ステイクは大笑いしながら皆に言いふらす。



その後ステイクはモティに3/4殺しにされるがジュリの想いは変わらず日に日に増していった。



そしてその2日後に無事リヴァースマウンテンを越え偉大なる航路(グランドライン)に入った。









第一部 西の海編 完













おや?

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