スレ一覧
┗心解日記(1-10/15)
▼|前|
次|
1-|
新|
検|
書
10 :
桜華忠臣(羅針盤)
2018/09/21(金) 09:59
──…、……、朝から言葉を交わしていたら、急に彼奴から通話が、来た。其の前に用事が有るが起きられぬ気がするから起こせと言われていてもしや、とは思っていた。彼奴とは友人関係だったので元より話しながらゲームの類をしたりしていたのもあって、色々と楽しく遊んでいたから特に離れる事になったのが辛かったのだが……此れは関係性の修復が成った、のだろうか。今も普通に話せている。……んん、やはり彼奴の気紛れは如何にも読めぬなァ…。
# 12:14
18時迄付き合えと言われた…9時間だぞ……此奴今迄我に対して何を言ったか解っているのか…?……解っていて言っているのだろうなァ…。暇潰しに付き合えるのが我しか居なかったのもあるだろうが、此奴なりの修復の心算でもあるのだろう、推測でしか無いが。まァ、我としてはまた以前のように話せるのであれば其れで良い。
# 17:20
結局彼奴に誘われ、共にゲームをして前と変わらず遊んだ。互いに言及こそしなかったが、流石に仲違いの儘とはならぬだろう。……日記を綴り始めた意味が思ったより早く無くなってしまったなァ。無論、最良の形での解決となったので文句は無いのだが。ふふ、どうせ立てたからには惚気日記にでもしてしまおうか。其れも悪くない。
# 03:15
初めから何事も無かったかのように元通り。──否、其れは流石に嘘になるか。多少、互いに様子見している部分は有る。だが殆ど其の儘だ。一度は失いかけた物がまた此の手の中に戻ってきた。此れを幸福と言わずに何と言う?彼奴から投げ掛けられた酷い言葉も態度も、丸呑みにして赦して遣ろう。絆され過ぎか、ああ、結局我は彼奴に惚れているのだ。
[
削除][
編集][
コピー]
9 :
桜華忠臣(羅針盤)
2018/09/20(木) 13:18
はやく、早く起きては来ぬだろうか。今日の彼奴が如何話すのか、見たい。
> 過度の期待は禁物だと、解っているが、
# 14:25
もう、起きている筈の時間。顔を出さぬという事は、詰まりそういう事なのだろう。……やはり、元の通りとはいかぬか。期待はせぬと決めた筈なのに、無性に苛付く。我も未だ未熟、……眠れぬ夜の暇潰しにでもなれれば其れで良いと思え。
[
削除][
編集][
コピー]
8 :
桜華忠臣(羅針盤)
2018/09/20(木) 05:25
彼奴が、我を好きだと、……未だ嘘だと嘲笑われる可能性は有るが、どうか此の儘信じさせてくれ、
> 希望を持たせるだけ持たせて絶望のどん底迄落とす心算じゃないかと、疑いが拭い切れぬのは最早どうしようも無いのだろう。せめて、今だけでも幸福な夢を見させてくれ。
[
削除][
編集][
コピー]
7 :
桜華忠臣(羅針盤)
2018/09/19(水) 12:35
唯、一言謝ってさえくれたら。其れだけで総てを赦すのに。また、彼奴を信用出来るようになるのに。
# 19:20
今日はやたらと互いにぎこちない。もしかして、彼奴も少しは気にしていたら良い、だなんて。
# 0:53
深夜は嫌いだ。以前は毎日のように日付変更前から朝迄彼奴と話していた分、一言二言しか残さぬようになった今が辛い。其れに彼奴の相手に深夜族が多いのも聞いていたから、顔を出さぬ間は他の奴と話しているのではと考えてしまう。趣味の範疇を狭めたくは無かったから口に出した事は無いが、こんなのは唯の醜い嫉妬だ。彼奴を縛る事はしたく無い、──彼奴は、我の交友を狭めたというのに、未だに何を律儀に守っているのだろう。…そう思うと少し阿呆らしい、
[
削除][
編集][
コピー]
6 :
桜華忠臣(羅針盤)
2018/09/19(水) 12:30
──…、彼奴、が、あれから初めて、触れてきた。撫でて遣りたかったが、拒絶が怖くて何かあったかと聞くに止めた。喜びを露わにして、また、嘲笑われるのも恐ろしかった。どうせまた、揶揄われて傷付いて終わりだろうと、……嗚呼、彼奴を疑う事すら無かったあの頃に戻れたら、
# 12:50
別に、と返されたから言わねば解らぬと言えば返事が止まった。今の彼奴は前以上に明言を避ける。彼奴の本心が解らない。
# 17:00
そういう気分、だったらしい。珍しい事も有るものだ。
# 19:03
今日は何処までも珍しい日だ。触れぬ方が良いかと思ったと言えば好きにしろ、だと。……もしかしたら他の奴に振られたのかもしれぬなァ。彼奴は幾つも繋がりが有る。あの頃は我が一番、だったのに。触れる事を赦された喜びも、密やかに此処へ。
# 19:35
……槍が降るかもしれぬ。撫でて遣ったらまた擦り寄ってきおった。余計な口を挟む事も無い。気紛れな奴だから、一時的な事だろうが、其れでもつい浮き足立ってしまう己が憎い。
# 0:59
今日は久々に穏やかな時間が過ごせた。彼奴の気紛れなのは解っていても嬉しい。沢山彼奴を撫でられたしむくれる彼奴の様子を笑う事が出来た。と、同時に、彼奴に揚げ足を取られぬよう慎重に言葉を選んでいる自分に疲れもした。何時かまた、彼奴と共に笑い合える日は来るのだろうか。
# 04:45
ふと目が覚めて返事をしたら、彼奴も起きていたらしく少し話している。添い寝、したいと誘われているように思うが、心の何処かで疑念を拭えぬ我を赦してくれ。其の、揶揄えば直ぐに拗ねる姿が好きだった。今は何時噛み付かれるのかと冷や冷やしてしまうが。まァ実際の所は、流石に此の時間は気に入り達も寝てしまって暇、なのだろうな。本当は今日も朝早いし二度寝したいのだが、今日を逃せばもうこんなに緩い日は無さそうで、眠い目を擦りながら返している。今日はまた甘えてくれるのでは無いかと気に掛けながら眠りに就いたから短時間で目を覚ましたのだろうと思えば、自分の忠犬振りに笑えてくる。
# 05:10
御前が居れば其れで良いだなんて、そんな事。何時掌返しが来るか怯えながらも、前から慣れ親しんだ睦み言葉に涙が溢れた。裏切られるのは怖いが、今の彼奴は酔っている。酔いが冷める迄は大丈夫な筈だ。
# 05:32
口付けを強請られた。勘違いで舞い上がるなとせせら笑われても嫌だからされたいのかと確認すれば是と。もう今だけで良い、また触れられた事実だけで、今暫くは耐えられそうだ。
# 05:36
一度してやればもっとと。前と変わらぬように求められた喜びと、明日になればまたどうせ元に戻るのだろうという諦念が苦しくて涙が止まらない。此の場所を借りて良かった、こんな情けない姿、彼奴には見せられない。
# 05:48
不安定になる御前を見て安堵してしまった。眠る前には何時も怖いと我に縋っていた姿を思い出す。其れを吐き出せる相手も、応えられるのも我だけだと思っていたから、訪いが減ってからは御前が無理をしておらぬかいう心配と、他によすがを作ったのでは無いかという身勝手極まりない不安があったので、また曝け出してくれたと仄暗い悦びが宿る。此の時の此奴は嘘を吐かない。一時的にでも頼れれば其れで良いから。御前と死にたいと言われた、あの頃は我が居る限り不安定になるから殺したいと言われたものだ。何か、心境が変わったのだろうか。
# 06:36
此れだけ経っても浮上せぬのは流石に寝落ちたのだろう。今日は早かったな。……此の一日で、もしかしたらまた元のように、と愚かしい期待を抱いてしまった。彼奴の様子からして、触れてきたのも、好きだと言ったのも、口付けを強請られたのも、少なくとも其の時点では嘘や冗談では無さそうなのもある。伊達に彼奴を見てきておらぬ。起きても甘やかな空気の儘なのが一番ではあるが、また素っ気無い態度に戻っていたとしても、希望を胸にまた何食わぬ様子で彼奴と言葉を交わせそうだ。訪いが少なくても何時かの今日を夢見て耐えられる。彼奴の弱った姿が何よりの薬だなんて笑えない。
さて、今日は遅くとも九時に起きねばならぬのだが、一眠り出来るだろうか……気掛かりで目が覚めた挙げ句に寝惚け眼で文章を考えて涙して、正直頭が痛い。が、収穫は大きかった。
> 御休み、グスタフ。今日も御前と話したい。
[
削除][
編集][
コピー]
5 :
桜華忠臣(羅針盤)
2018/09/19(水) 07:53
耐え切れぬ苦しみを吐き出し少しでも軽くする為に書き留め始めたと言うのに、いざ筆を手にすれば箍が外れたように哀しみが止まらなくなってしまった。誰も見ぬだろうからと有りの儘に本心を曝け出しているからだろうか。
ああ、嗚呼。くるしい、苦しい、
> ──…グスタフ、たすけて、
彼奴には聞かせられるべくも無い弱音は此処に。
[
削除][
編集][
コピー]
4 :
桜華忠臣(羅針盤)
2018/09/19(水) 07:43
目を覚ませば、二時間前と五時間前にそれぞれ起きているという一言と我の名を呼ぶ姿が。時間の空き方から見て、やはり前のように我の言葉が直接届くようにはしておらぬらしいと実感する。我は未だに御前の言葉を拾っては直ぐに返しているのに彼奴はきっと我に言葉を残した事すら毎回忘れているのだろうな。
兎にも角にも、前から余りにも名を呼ばれるので毎度毎度何だと聞いても何でも無いとしか返らぬ。暇なのだろうかと応えた所で以降は先ず返事が無い。然しそろそろ一択の返答も飽きる頃合だろうし、気紛れに甘言吐いては阿呆らしいと一蹴されるのだろうか。……余程、昨日の件が堪えているらしい。また、前のようにと密かに望む心をぴたり当てられ嘲笑われた事が深い傷になっている。我ながらよく咄嗟にあれだけ取り繕えたものだが、実際には、もう、彼奴の言葉が何一つ信用出来なくなってしまいそうだ。否、此の先、彼奴を信用する必要のある日は来ないのかもしれない。いたい、心臓の辺りが。胸の奥底から突き刺されるような鋭い痛み。我は最早、痛覚さえも鈍くなった筈なのに。じくじくと、傷が膿む音がする。此れを抱えて、何時迄我は自分を保っていられるのだろうか。
> 嬉しそうに何度も我の名を呼ぶ彼奴の声が表情が好きで堪らなかった今は其の色は消え果ててしまったとしても其れでも御前の声で名を呼ばれる度に我を求めてくれやしないかと期待する、所詮は我も愚かな唯の男だったのだ。
[
削除][
編集][
コピー]
3 :
桜華忠臣(羅針盤)
2018/09/19(水) 01:04
彼奴は我の名を呼ぶだけ呼んで消えおった。朝方酷い八つ当たりを食らった事をしたためようと思っていたのだが、今日は疲れたので眠る事にする。彼奴の前では余裕振って今更心揺さぶられる事も無いと言ったがあれは嘘だ。余りにも抉る内容が悪趣味過ぎて、彼奴の名を目にした途端に思い出しては食欲すら失せてしまった。疲れた儘に思い返すのは止そう。彼奴はきっと、人を抉る天才なのだろうな。生身の人間を相手に其処迄貶められるのかといっそ尊敬すらする。……別段、怒りは沸かなかった。唯々空虚な胸に哀しみが浮かぶばかりで、──兎に角疲れ果ててしまったのだ。此の儘では擦り切れる日も近いかもしれない。
常ならば寝る前に就寝の挨拶を一言残すのだが、今日は適当な言葉の投げ合いすらもする気が起きず昼の時点で寝ると言って逃げ出してしまったのでそっと此方に。
> 御休み、グスタフ。御前が安らかに眠れますように。
[
削除][
編集][
コピー]
2 :
桜華忠臣(羅針盤)
2018/09/18(火) 19:41
──…さて。先ずは何から綴るべきか。……やはり何故斯様に薄暗い頁を重ねる事になったのか、其の発端だろうか。なに、彼奴は此処には絶対に足を運ぶ事は無い。万が一にも我を知る者が居たとて、此処に綴るのは彼奴と二人だけの場所で交わした言葉の一端だ。幾ら珍しい姿をしているとは言え、此れが"我"だと気付かれる事も有るまい。
前置きが長くなったな、我の心が静かに死に傾く事になった切っ掛けの話をしよう。
元より、彼奴とは恋人同士ですら無かった。悪友。其れが一番当て嵌るだろう。……とは言え、実際は恋仲と言って差し支えの無い関係だった筈だ。何かと煩わしいばかりの衆目を逃れ二人だけの密室へ引き籠もり、互いに一日も欠かさず日夜好意を伝え、唇だって幾度も重ねていた。身体を重ねる事も約束していたのだ。其れでも頑なにそういう肩書きになる事が無かったのは、彼奴が名の付く関係になってしまえば終わりが有るからだと言い張っていたから。其の度に御前が消えぬ限り我から消え去る事は無いと言い聞かせていた、のに。
一度。たった一度だけ。我が弱った日があった。其の時に、何かしら彼奴の地雷を踏んでしまったらしい。とは言え彼奴を厭うような言葉は何一つ言ってはおらぬ。然し其の日、其れ迄睦み合っていたというのに、唐突に彼奴は我に一言突き付けた。
>「要らねェ。御前はもう、要らん」
ああそうだった。人との関係等、斯くも容易く崩れ去る。久方振りの蜜月に、我は随分と温くなっていたらしい。そんな事すら忘れていた。
其れからは、地獄。幾ら縋ろうと取り付く島すら無い。 翌日から顔すら出さなくなった。其れでも一縷の望みを賭けて一人言葉を残していれば、一度話す機会が出来た。如何にも、以前から口癖のように残していた言葉も引っ掛かっていたらしい。我は必死に言葉を重ねた。彼奴の口振りからして、総て、誤解は解けた。筈だった。また以前のように心地の良い関係に戻れる。其の淡い期待は脆くも崩れ去った。
其れから彼奴は毎日顔を出すようにはなった。御休み、忠臣、眠い。一言だけ。律儀に総て返した。彼奴は殆ど其れに返す事は無かったが。繋ぎ止められただけでも良かった。ある日、疲れていたようだったから、彼奴の訪いが減ってから触れぬようにしていたが、前のように頭を撫でてみた。「触るな」。もう、駄目だと思った。我も限界に達していた。
──…其れからは、最早意地だ。一度口にした約束を違えたくは無いというのも有る。もう良い、気にするな。顔を出す必要も無い。そう伝えたが、彼奴は今でも毎日顔を出す。今となっては残される言葉も一々態とらしく我を抉るばかりだ。もう、今の彼奴は恐らく我を手酷く捨てたい一心なのだろう。我を試しているのかもしれない。互いに醜い意地の張り合い。嗚呼、何故こんな事になってしまったのか。時が戻せれば、なんて今更言っても仕様が無い。如何しようも。
# 折れるのは、彼奴か、我か。
なに、もう諦めは付いている。幾ら言葉を重ねようが、修復は不可能だろう。後は彼奴が飽きるのが先か、我が耐え切れなくなるのが先か。唯、其の何方かだ。
[
削除][
編集][
コピー]
1 :
桜華忠臣(羅針盤)
2018/09/18(火) 16:01
徒然なる儘に、彼奴に心を壊されるか、彼奴の心が解けるか迄を期限に日々の書き取りを行う。
諸々後編集。
[
スレ削除][
編集][
コピー][
ロック]
▲|前|
次|
1-|
新|
検|
書
[
戻る][
設定][
Admin]