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┗146.ネヘレニアの涙ひとつぶ(背)(14-18/42)
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14 :
黒子テツヤ
2013/03/19(火) 01:11
今日は友人と出かけてきました。
昔から雨の日に足が痛くなるボクは、今日も膝がとても痛くて、みんなの手を借りながらゆっくりと街を歩いてきました。
みんなからおじいさんみたいだね、と笑われましたが、あながち間違いでもないところが笑えないところです。
(涙の温度を知っているか、
触れてそれは暖かく、
触れてそれは柔らかく、
触れてそれはとても冷たい。
涙の温度を知っていたい、
きみの涙に触れた時、
その温度に驚かないように。
涙に触れた指先で、
きみのこころにふれられるように。)
人を愛するということの尊さを一度知ってしまうとそこからはなかなか離れることができなくて、
傷ついても、涙を流しても、真っ暗で足元が見えなくても、それでもその手に触れようと足掻いてもがいて。
例え無様に見えてもそれだけ、その人の心に触れたくて。
ああ今日も、なんて涙が止まらない、愛していると叫ぶ心臓の、その姿のうつくしさが、ボクの心臓をさしころして、
水底に横たわった先に見える、光り輝く水面の上で、ぱしゃりぱしゃりと言葉が跳ねる。
(涙が流れるその先に辿り着くのは?)
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15 :黒子テツヤ
2013/03/19(火) 01:14
おはよう、おやすみ、こんにちは、こんばんは、さようなら、ありがとう、ごめんなさい、また明日。
挨拶が好きです。
知っているひとでも、知らないひとでも、ふとすれ違って、その時に一番小さく触れるのが、挨拶という心だと思います。
どうしてこんな短い言葉の一つ、それだけで幸せになれるんでしょう。
それが不思議でたまらなくてボクは、今日も誰かに、あなたに、世界に小さくそっと、告げるのです。
「おやすみなさい、またあした。」
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16 :黒子テツヤ
2013/03/19(火) 22:51
ふわ、り
と。
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17 :黒子テツヤ
2013/03/21(木) 21:38
心に突き刺さった氷が解けても、
傷口はすぐには塞がらなくて、
裂けたところからゆっくりと血が流れていって
両手でゆっくりとその傷跡を抑えて、
いたい、いたい、と泣くその心をなだめて、
愛していたよ、と嘆く
残酷な恋の歌
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どうしても、あらがいようもなく好きなものがあって、
そのことを考えると夜も眠れない程に心が躍ります。
愛していますと伝えても決して帰ってくることのない想いだけど、
少しでもその気持ちが伝わるように、
光の中でダンスを踊りたい。
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18 :黒子テツヤ
2013/03/24(日) 01:00
新しいサンダルに足を通しました。
藤の枝で編んだようなそのサンダルはとても軽くて、
足取りもとても軽くなります。
桜が少しずつ咲き綻びだすのを横目に、
もうすぐ春が来るのだと悟ります。
柔らかな陽射しはとても暖かくて、それでも吹きつける風は強くて、冷たくて。
思い出して過る寂しさに涙を流しそうになりながら、
ボクは両手を合わせます。
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