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┗2285.[時計の針を亡くした時計](11-15/177)
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リロ
11 :
阿近
2009/05/30(土)00:14:11
月影沈下。
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>月
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月は雲に覆われ、姿を隠しても、尚己の姿、存在誇示の為に淡い光を放つ。
月の光は時に太陽に似て、時に太陽すら凌ぐ。
太陽に憧れていた月の噺など、全く逆なのだ。
月に憧れた太陽は、光の放ち方を忘れているのだ。
故に、光は熱く、眩しく、目を背けなければ、眼を潰して仕舞う程に。
月に憧れた太陽は、憧れた分の熱さと光に任せ、月を想う。
月。
淡く光る月。
雲に覆われても、尚、光で在ろうとする。
月。
鈍い色。
孤影を照らす唯一。
叫び出したくなる程の静寂を連れて来る。
月、見上げた先。
未だ遠く、手を伸ばさずにはいられない程遠く、そして知る拒絶。
其の手、掴む事を無知とし、離す事を知識とする。
月。
己の天に在りて、天を廻すのである。
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己、知り難き事、多々有りて惑う。
月、未だ誰にも赦されぬ事無くして、太陽を想う。
手、未だに月を掴めず。
其れ、願い請う。
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12 :
阿近
2009/05/30(土)03:45:24
変な所で目が醒めた。
何でこんな中途半端な時間に目が醒めるんだ。
しかもご丁寧に夢で驚いて起きたみたいだな。
どんな夢かは実はうろ覚えで、わかんねぇけど、何故か言えるのはただ一つ。
>火傷は早目に冷やせば治る!
…………、ホント、どんな夢見てたんだ、俺。
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今日の観察対象。
先日に比べて活発な動きをしているように窺える。
鎮静剤でも、と思ったが、滅多に見れない姿な気がして、中止。
もう暫く観察してから、再度寝られるか挑戦してみる。
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13 :
阿近
2009/05/30(土)20:58:24
昨日結局眠れなくなった。
だからか、今日の昼間はとてつもなく眠かった。
珍しく昼間に仮眠を摂って、今の時間。
雨が降ってて、外から入る空気が冷たくて仕方なかったが、窓を閉めるのが面倒で、ほったらかし。
毛布被れば大丈夫だろ、と思ったが、よくよく考えたら毛布も研究室にある筈は無く。
結局白衣を布団代わり。
結構白衣は薄いが、まあ、何も掛けないよりはマシって事で。
……に、したのが良く無かったのか。
さっきから嚔が止まらない。
後、寒気がする。
…さて、これは風邪なのか、果たして勘違いか。
>(勘違いであって欲しいと願うのは、普通の思考だろ。)
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14 :
朽木白哉
2009/05/31(日)02:15:25
例えば其れは翼。
氷で出来た美しくも脆く、透明ながら、不鮮明。
覗けば私は歪んで見え、屈折しては色を映し、反射させ、私を捉える様である。
例えば其れは牢。
囚われたのは私ではない。
牢に身を置く姿に、映る姿は互いを憎むかの様に、暗く、悪意に充ち、鈍く眼光のみが動く。
牢だ。
誰もが囚われては許しを請う事も無く、唯、空を翔ける鳥達を羨むものでも無い。
冷たく。
白銀の鬣を踏み締め、我が道を歩む術を知る。
世界を知り、溶かす意味を拒み、理由を知らぬ。
只知り得る事のみを信じ、奪われる熱の冷たさよ。
私は其れを、情熱に似た熱さだと云うのだろう。
白銀の鬣よ。
未だ見果てぬ領域へ、足を踏み入れ、高みを求めよ。
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では、本日は是を以って就寝する。
雨音のみが響く夜も、悪くは無いものだ。
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15 :
阿近
2009/05/31(日)11:39:42
>ん?
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昨日風邪を引いたかと思ったが、特に体調を崩す事は見当たらない。
風邪ではなく、疲れか、変な所で寝たせいって事で。
一応大事とって休みを貰ったんで、今日は寝るぞ。
…と、思ったんだがな。
そういや部屋が資料散乱、研究帳散乱、とりあえず紙と紙と紙と思い出したかの様に、部屋で出来る研究器具が置かれてる。
(置かれてるって表現は変か。)
申し訳程度に布団が敷いてあるのが見える。
…部屋、片付けねぇと。
>俺にしては珍しい判断だ。
てな訳で、これから片付けの時間にする。
一日で終わらない気がしてきたぞ、確実に。
>始める前から気付いた現実もあるもんだ。
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片付け面倒だが、寝られないんじゃ仕方ねぇよな。
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