初 - 覚書帳

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┗2641.初(26-30/142)

26 :阿散井恋次
2010/04/20（火）21:57:31

明後日から二日間程、現世任務で忙しなくなっちまって隊長への蝶も何時もみてェに飛ばせねェだろうから、此処に想いを残して行こう。

今朝はしとしとと雨が降ってたけど、昼過ぎには止んで晴れ間も広がって暖かかった。

昔は雨は好きでも嫌いでも無かったんだが、最近はあんまり好きじゃ無ェ。
何でって、お忍びでデートしてる時は相合傘で隊長とくっ付けるけど隊務で大勢の部下を引き連れてる時なんかは、お互いの傘が邪魔して隊長に近付け無ェ。
其れに、隊長が雨に濡れて風邪引いちまったら大変だし、綺麗な黒髪が痛んじまうのも心配だ。

そして何より、雨に降られて鬱陶しそうな表情より、明るい日差しの下で俺を真っ直ぐ見詰めてくれる朽木隊長の方が好きだ。
朽木隊長は太陽の光を燦々と浴びて爽やかな笑顔を振り撒く様な性質じゃ無ェけど（笑）、やっぱり隊長も雨の日より晴れの日の方が笑顔が多い気がする。……気がするだけかも知れねェけど。（悩）

俺はアンタの笑顔が見たい。
アンタの笑顔が好きだ。

普段は殆ど笑顔を見せねェアンタが、自然と零す其れ。
俺だけの宝物だ。

俺が留守にしている二日間、若し寂しくなっちまったら此の恋文を読み返して下さい。
其れだけでホラ、笑顔になれるでしょう？

行って来ます、朽木隊長。

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>時速４km・一護
俺達の綴りを読んでくれてるんだな、有難う。
惚気万歳のお前の綴り、俺達も読ませて貰ってるぜ。
お相手さんとお倖せに、こっそり応援させて貰うな。
朽木白哉・阿散井恋次より。

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27 :朽木白哉
2010/04/23（金）00:20:28

>●シークレットバトン●

>時速４Km、黒崎一護より。
>…斯様に卑猥なものを私に回すとは、余程その腕いらぬと見える。
…というのは建前、驚いたというのが正直なところ。
とはいえ「私が答える」との点に兄は更に驚くのだろうか？
戯言はさておき「しーくれっとだから黒字」には思わず納得させられた故、私もそれに便乗させてもらう。
未だ迷っているようだが私としては是非兄のお相手様とやらの回答も見てみたいところ、互いを知るのも円満への回路とは思わぬか。一抹の期待と好奇心を胸に、お節介をひとつ。
此度は礼を言う、黒崎一護。

>>１：ムード派？関係なし？

むーど、派。
あまりに唐突だと気持ちが追いつかぬ。

>>２：自分からエッチに誘ったことはありますか？

ある、片手で足りるが。
さりげなく誘っているつもりでも、恋次には決まって大胆だと揶揄われる。
…解せぬ。

>>３：好きなプレイは？

守備範囲は広い。
が、ところ構わず匂いを嗅ぐな。

>>４：襲われたことはありますか？

…これは恋人に、ということなのか？残念ながら彼奴にそんな甲斐性はない。
私が襲ったことはある、無論後ろを喰らう気で。

>>５：相手の反応は？

ぷるぷる震えて泣きそうな顔をしていた、さながら尾を丸めた犬といったところか。
股間に激震が走ったが罪悪感故、大人しく身を引いた。あのような顔、私以外に見せることは許さぬ。

>>６：自分が一番して欲しいことは？

…触れて欲しい。

>>７：お風呂は一緒に入る派？一人派？

一度一緒に入って酷い目にあった故、一人派。
彼奴が泣いて頼むのなら、共に入ってやらぬでもない。
…泣いて頼まずとも、入ってやる。
……入るぞ、恋次。

>>８：エッチ中に、ついでてしまう言葉は？

あまり鮮明に覚えておらぬ…。
無難に名とでも。

>>９：エッチの時、音楽あり派？なし派？

伽に音楽、だと…。
斬新な発想だ、考えもしなかった。

>>１０：やってみたいシチュエーションは？ (場所、時間、コスチューム等)

色々あるがゆっくりと実現させていきたい、…というより恋次の希望を聞いてみたい。

>>１１：セフレOK派ですか？

恋次に居たなら解せぬ。
そんなものを抱く暇があるなら私を満たすのが先だろう、どういうつもりだ。早漏のくせに生意気な。

>>１２：何人切りしましたか？

斬った人数だァ？そんなもんいちいち覚えてられるかよ、俺より弱え奴に興味はねえ。
…どこから沸いて出た、更木。

>>１３：エッチでして欲しいことは？

もっとゆっくり、して欲しい…。

>>１４：コスプレするなら(してもらうなら)どんなカッコ？

大使…

>>１５：Ａ噛み派？Ｂ甘噛み派？Ｃ舐め派？

舐めるのは犬の専売特許だろう？
Bの甘噛み派。加減くらいは弁えているつもりだ。
時折行為後の彼奴の肩口にくっきり歯型が残っているが、断じて私ではない。記憶にない。

>>１６：人生最高多数、何Ｐですか?

将来的には３人をと恋次は模索しているらしい。

>>１７：１回で何回までイけますか？

一回は一回ではないのか、どういう事だ。

>>１８：何時間できますか？

私の体力と…奴のそれが続く限り。
私は兎も角…あまり長くはなさそうだ。

>>１９：何フェチですか？

刺青、舌、指、腕、喉、声。
誰のものでも良いというわけでは無い故、ふぇちと呼んでいいのか疑わしいが。

>>人に回しても構わないのならば…

お前だ、恋次。
とはいえ遠征で疲れているだろう、気が向けばやってみてほしい。

お前の回答、楽しみにしている。

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28 :阿散井恋次
2010/04/24（土）09:41:36

『六番隊副隊長・阿散井恋次、現世任務より只今帰還しました。』

きっと執務室で部下達の前でなら、こうやって真面目な顔して堅苦しい挨拶をしなきゃなんねェだろう。
だが、二人っきりなら話は別だ。

今一番してェ事。
朽木隊長の細っこい身体を目ェ一杯抱き締めて、黒髪の甘い薫りを嗅いで、白い頬に擦り寄って、唇を塞いで。
そんで優しい笑顔で、声を聞かせて欲しい。

現世任務に就いていたのはほんの僅かな時間。たったの二日間だ。
俺達死神の永遠とも思える程の長い人生の中の、たった二日間。現世の刻で云えば四十八時間程度。
だが、其の四十八時間が酷く長く感じられたのは隊長の声を殆ど聞けなかった所為だろう。

今回の現世任務は俺が希望したモノだ。
山本総隊長が希望者を募っているのを知って、自ら立候補した。
勿論、朽木隊長と離れ離れになっちまって寂しい思いをする事も承知の上で、だ。

寂しいなら立候補なんざしなきゃ良いだけの話。
だが、ずっと二人だけの世界に閉じ籠ってても良い事は無ェ。
実際、今回の任務で吸収出来た事も多いし、此の土産話を朽木隊長にしてやる事でお互い良い刺激になる。
寂しい時間を乗り越える事でお互いの絆が深まるし、逢えなかった刻の分、逢えた時の喜びや有難味が一層増すモンだと思ってる。
現に今、俺は朽木隊長の元に帰って来れた事を本当に倖せだと感じているんだからな。

朽木隊長自身も、一人での夜の散歩が趣味らしい。
きっと一人になって、色んな思考を巡らせたり夜景を見る事で何かを感じたりして、其れを俺への想いへと変えてくれてるんだと思う。
離れているからこそ、感じるモノや湧き上がる想いがあるんだ。

身体が離れていても、心は繋がっている。
だからこそ身体が繋がった時、心はもっと深く繋がるんだ。

『ただいま、朽木隊長。』

早くアンタの声が聞きてェ。

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『シークレットバトン』について一寸感想を。

隊長の答えを読んで股間が爆発しそうになる位ェ興奮したぜ！
朽木隊長にこんなに卑猥な言葉を並べさせるとは…バトンを回してくれた一護、有難う!!（笑）
特に、風呂の回答はかなり興奮した！いいいい何時でも入りますよ、なんなら今夜でも…！

あ、でも俺ぷるぷる震えて泣きそうになんざなってませんから。
寧ろ朽木隊長の方が毎回顔真っ赤にして泣きそうになってるでしょう？
あと、大使って…わかめ大使の事ッスか？（笑）

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29 :阿散井恋次
2010/04/25（日）14:23:01

朽木隊長と俺は恋人同士。
其れは理吉や六番隊の隊士達には周知の事実だ。

流石に執務中はイチャイチャする事は無ェけど、六番隊舎の俺の自室に隊長が遊びに来る時なんかに廊下で隊士達と擦れ違うと、如何しても唯の隊長副隊長の関係とは思えねェ空気を醸し出してるみてェだ。
勘の良い奴なら俺と隊長が恋人同士だって事は直ぐに気付くし、そうなると隊の中での噂なんざ直ぐに広がっちまうだろう。
だから俺は、自分から隊士達に朽木隊長とは恋仲だって伝えてる。
変に隠してても仕方無ェし、隠せば隠す程逆に変な噂が立つだけだしな。
其れに、俺と朽木隊長が愛し合ってるのは真実だし…俺は隠し事はしたく無ェ。朽木隊長も、流石に自分から隊士達に『恋次と付き合っている』なんて直接的な事は言わねェけど、バレて困ってる様子は見当たらねェからな。

唯、やっぱり他の隊長格には中々言えねェし（まァ、檜佐木先輩や吉良辺りなら大丈夫だが）況してや山本総隊長には…なァ。
偶に総隊長に二人して呼び出された時なんかは、俺達の関係がバレねェ様に適度な距離を保つのに必死だ。
総隊長が俺達に指示を送っている時、無意識に隣の朽木隊長の横顔に魅入っちまったりして総隊長に注意される事もしばしばだ。
朽木隊長も時々…本当に稀だが、総隊長の前で説明する俺をジッと見詰めている事がある。
流石に朽木隊長は総隊長に悟られねェ様に、上手くやってるみてェだが。

『恋仲だと云う事を隠すのは難しいな。』

朽木隊長からぽつりと零れた言葉。
…へへ、朽木隊長も少し歯痒く感じてくれてたんだな。
本当は皆に俺達は愛し合ってるんだって知って貰いてェ、でも相手によっては其れが不可能な事もある。
二人共良い大人だし、其れ位の弁え方も知ってる。
俺達は恋人同士であり、六番隊の隊長と副隊長だ。其のバランスを上手く保っていかなきゃなんねェ。

俺達の関係を隠さなきゃなんねェ時、歯痒い思いをした時は此の帳面に目ェ一杯想いを綴ろう。
此処では何の躊躇いも戸惑いも気遣いも無く、唯アンタへの想いを紡げる。
上司だとか年上だとか他の隊の奴等の事とか、そう云う柵も関係無く一個人としてアンタを…白哉への想いを際限無く伝えられる。

愛してるぜ、白哉。

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30 :阿散井恋次
2010/04/25（日）21:36:06

>市丸

此処を編集するのは止めにした。
お前への感謝の気持ちを残す。

優しい言葉を有難う。

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