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86 :
朽木白哉
2010/09/14(火)23:08:05
痛々しい、と言われた指の包帯がとれた。
相変わらず爪の形は歪だが、少しずつ癒えているようだ。
次に会う時にはお前が好きだと言ってくれた綺麗な指に戻っているといい。
>愛しこ犬は悲しみを我慢しないこと。
―――
私信。
以前見舞いの蝶をくれた者達にはこの場を借りて礼を。
場所が場所だけになかなかどうして治癒し辛かったようだが漸く完治の兆しを見せている。
反応が遅くなり申し訳ない。
本当に、ありがとう。
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87 :
朽木白哉
2010/09/16(木)01:08:32
犬の居ぬ間に。
決して駄洒落等では無い。
>「妄想同居人バトン」
>同居人→阿散井恋次
>◆彼との同居が決まった時まずあなたが口にした台詞は?
嫁入り道具はそのちっぽけな風呂敷包みで足りるのか。
貴様一体どういう生活をしていたのだ。
>◆ではその時の心境は?
漸く私の妻になる心が整ったか…長らく待ちわびていた。
幸せにする、恋次。
>◆新生活スタート!
>◆同居生活における家事はどんなふうに分担しますか?
炊事洗濯掃除・家事全般:恋次。
朧ごはん:私。
なんだ、その不服気な目は。
>◆朝はあなたより1時間早く出る予定なんだって。
隊長の出舎を待つのも副隊長の務め。
私も直ぐ行く、昼食はお前の作った弁当を二人で食すとしよう。
>◆やけに余裕のある朝だと思ったら時計が止まっていました。
寝坊など認めぬ、私が是と言えば是なのだ。
…というのは冗談だが私とした事が、油断していた。
>◆急激に決まった同居生活の事、友達に話す?話さない?
ともだち…(う)
>◆帰ってきた彼に言う台詞
お帰り、お疲れ様。
夕餉にするか、風呂にするか、鯛焼きにするか、
さあ選べ。
>◆夜ご飯にて彼に好き嫌いが発覚
好き嫌いしていると強くなれぬと爺様が仰っていた、恋次。
私のように…私を守れる程に強くなるのだろう?
>◆お風呂に入ろうとしたら彼が先に入ってました。 腰にタオル一枚の姿を見てしまったあなたの対応と心の声
何という事は無い、貴様が手拭い一枚など日常茶飯事。
(…はみ出ている…)
>◆ちょっとした事でケンカしました。原因は何?
愛妻弁当にりくえすとしていた手作りから揚げが入っていなかった。
…現世の冷凍物だった。
>◆仲直り成功!!あなたも彼も寝るまでまだ時間があります。
しりとりをする。
返事は「はい」以外受け付け『ぬ』。
恋次、『ぬ』だ。早くしろ。
>◆疲れたのか彼が布団に入らずに寝てしまいました。
起こさぬようそっと赤子のように抱き上げ私の布団に寝かせよう。
私を放った罰として、暫し間抜けな寝顔を眺めるのも一興。
>◆あなたが寝ようとしたら彼の口から寝言らしき声が。何て言った?
私だけの特権だ、私の中にあればいい。
>◆お疲れさまでした!このバトンを1~5人に回して下さい!
・Ich liebe Sie.の両名。
・Murphy's law!の黒崎一護、または檜佐木修兵。
未回答であれば是非、暇潰しにでも。
―――
何時かそんな日々がくることを夢見て。
>愛しこ犬は私を一日たりとも忘れぬ事。
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88 :
朽木白哉
2010/09/19(日)01:07:17
鳴らぬ羽音にも幾分慣れた。
されど時折圧し掛かる様に重い虚無に心が惑う。
お前が居ぬ時間、かつて私は何をしていたのだろう。
空白の時を何をして埋めていたのか、今では記憶の果ての出来ごとだな。
ともあれ募る空白を放置することも出来ず、何か無いかと広い屋敷を歩けばルキアが現世で購入したというの料理本に遭遇した。そういえば恋次も現世の料理を幾度か振舞ってくれた事があったか…何気なく手にした本を徐に開けば、見た事の無いような料理の写真と共に片仮名の名が連なり、中には恋次に作ってもらった白いすーぷの作り方も記されていた。
更に頁を進めれば今度は手作り弁当の頁に。握り飯と卵焼き(正しくは卵を焼いたもの)しか作った事の無い私からすれば目から鱗の色彩豊かな手料理が小さな箱に所狭しと詰め込まれていた。
成程、これが真の手作り弁当…。
以前私の手料理を食べたいと言っていたのを思い出す。
何時も私はお前の手作りをもくもくと頬張るだけであったからな、それでは些か芸がない。当主たるもの…否、お前の恋人たるもの料理の一つ二つ出来ぬは恥。
何時もの真ん丸握り飯と三角卵焼きの私ではない。
食べられる日を楽しみにしているといい。
(そして私に惚れ直せばいい。)
…料理本は、少しの間借りておこう。
>愛しこ犬は私の料理を食べる事。
―――
追記。
記しておらぬが勿論、お前もばとんに答えてほしい。
何時になるとも知れぬが恋次の回答、楽しみにしている。
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89 :
朽木白哉
2010/09/22(水)01:48:12
この冬は忙しくなりそうだ。
夏を終える今更になって思った。
お前の帰還も冬になると聞いたのに、逢えなくなるのは苦しいな。
今のうちに、お前がいないうちに成すべきを成さねば後悔してしまいそうだ。
私も頑張る、お前と一緒にな。
だから来る冬は沢山一緒にいよう。
…居たいぞ、恋次。
>愛しこ犬は添い寝させること
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90 :
朽木白哉
2010/09/25(土)01:34:08
季節は少々外れるが、先日現世の海へ足を運んだ。
何時もぐだぐだに寝そべっている朧を、不在のお前の代わりに供にしてみた。初めての砂浜に恐る恐るといった様子で四足を埋める彼奴を横目に、人気のない(といっても現世の者には私の姿を見ることは叶わぬのだろうが)海辺に波が寄せては引いて行く音に耳をすます。
夕刻の頃も重なり海原を照らす夕日の光に、きらきらと煌めく水平線が美しい。
空が宵の藍と雲の灰と陽の紅に染まる色彩が、お前の髪のようで少し心が震えた。
今年の夏も二人そろって海へ赴く事は叶わなかったが、来年に向けてまた目標が出来た。
朧と共に訪れるのも悪くは無いが、今度こそ、何時かのように二人で砂浜に足裏を埋めて歩きたいものだ。
砂浜に残した足跡と、名前は、今はもう波に沈んでいるのだろう。
…そうだ。
海岸で白くて小さな貝殻を拾ってきた。
先のとがった巻貝で、滑らかな表面に夕日を思わせる鮮やかな橙色の筋が入った愛らしいものだ。
これは頑張っているであろうお前への土産としよう。
小さな巾着に入れて朧に使いを頼んでみようか…否、お前が帰ってくるまでに辿り着く気がしない。
持ち主不在の殺風景な執務机にでも飾っておくとする。少しは見栄えもよくなろう。
お前がこれを目にするのは、あとどれくらい先になるのだろうな。
>愛しこ犬は来年こそ、私を海に連れ出す事
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