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┗3420.春宵一刻(31-35/111)
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31 :
黒崎一護
2016/11/07(月)01:26:07
丁度キッカリ、1時間して、石田が突然起きた。
「僕、寝てた!」
…えぇ、そうですね。
「…恥ずかしい。」
いやいや、何で?
「流石、僕。ちゃんと起きたな…。」
…何がサスガなのか分かんないけど、寝入り際を見守られんのが恥ずかしいみたいだ。
いつも忙しい石田。
普段あんまり話せないから、
”今日は、話せて良かったよ。ありがと。”って言ったら、
”僕も、ありがとう…。”って、眠たそうに返って来た。
寝るよ、って言うので、
うん。と返事して
お休みのキスを交わして、
瞳を閉じる。
しあわせ。
ここにあった。
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32 :
黒崎一護
2016/11/07(月)21:33:44
石田が帰りながらLINE送って来た。
|ω・)チラッ
みたいなヤツ。俺の箱からは出せねぇよ、その顔。
だから俺は、石田の好きな…
つ【和菓子】
つ【お茶】
って送ったら、
(☆Д☆)カッ
⊂(・ω・)⊃バッ
(だから顔文字そんな使わねぇから俺の箱じゃあ出ない…。)
って来て、続いて
(和菓子もっもっ)
(お茶ごくごく)
|≡サッ
って打ちながら家に帰って来た。(笑)
帰るなり、シャドバするって言うから、”張り切ってらっしゃい。”と言ったら、
「一護もしよう。」
「一緒にしたい。」
って、じーっと見詰めてくるから、”分かった。”ってアプリ開こうとしたら、
「ありがとう。」
って言われた。何でもシたいコトは言って良いのに。
シャドバは前から一緒にやりたいって言ってたけど、俺がやんないから機会が分かんなくてずっと落としっぱなしになってた。
まぁ、こういうのは初めはチュートリアルからですよねー…。って思いながら、始めたら存外に長くて(チュートリアルが)、石田も自分で闘いながら待ってくれてたんだけど
「僕…多分、寝る。」
って宣言通り、
…寝ちゃった。
すよすよしている。
…――――今朝、俺がエロい夢を見たんデスと申告したら、
”…一護のえっち。”って返って来たから「溜まってるんです!」って喚いたら
”じゃあここでどうぞ。”って言われてビデオ設置されたので崩しておいた。
寝顔撮るぞこの野郎っつったら、
倍返しにするぞ、って言われた。
”もう君とピロートークはしない。”って言われたから凹んでたんだけど、
…何だろうな、この状況は(笑)
昨日に引き続いて目の前で寝てるじゃねぇか。
…かわいい。
…そっとしとこう。
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33 :
黒崎一護
2016/11/08(火)05:53:09
白兎を完全に見失った。
もう逢えないと思って良いと思う。
石田が起きて来て、ゲームするっつって、
分かったっつって…。
紅い毛並みの狼と話をしながら、
纏まらない思考に
自嘲する。
辛辣なあんたの言葉と、
消えた友人、
冴えない嘘、
嗚呼。一番逢いたかったのに。
サヨナラ。もう傷付きたくない。
カナ、シイ。
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34 :
黒崎一護
2016/11/08(火)12:00:24
…早よ、ゴザイマッス…。
…ねむい!
白いの1個、黄色いの3個かじった状態で紅い狼と話して居た。
紅いのが寝てから、白兎がひょいと姿を見せて出て行った。
以前より随分ちょこまかと焦っていて、同じヒトなのか分かんないぐらい、そわそわしてた。
馬鹿、だの、何だの、罵られて、また急に姿を見せないから…、
”バイバイもう永遠に逢えないな。”
そう思って、白いのを2個、黄色のを3個かじる。寝ちまいてぇ。
そう、願っていたのだけど、空っぽの巣の中でぼーっとしていたら、白兎がまたひょこっと顔を出して、誰に向けてか何やら呟いて居る。
それにしても、白兎はどうにも辛いらしい。眠れない程に。泣いてしまう程に。
「俺は、こういう時の為に居るんだろ。」って胸を貸してやろうとしたら、
そんな都合の良いコトは失礼で出来ない。…と、馬鹿真面目な答えが返って来た。
嗚呼、それでお前そんなにダメージがデカいのか………。
人の心を重んじるタイプのヤツだから、尚更あいてのコトを許せねぇのか………。
どう、なんだろうな。
”俺が何の為に、日に何度も連絡帳を覗いてたと?”と吹っ掛ければ、
”目前逃走。”と言われ、…当たらずも遠からず。苦笑した。
白兎が気まぐれに違う連絡帳を作ってくれた。
ちょこまかちょこまか、動いているイメージ。何の時間に追われてるんだ?
いったん落ち着いて、神機整理して、さっさとアプリのインストールをお勧めしマス。
俺が便利なんだよ、その方が。
そして、日が昇り始める頃に、また黙ってすっと消えた白兎。アリスの時計兎みてぇに、いつも嵐の様に通り過ぎる。
2つの連絡帳が変わってないか、ずっとずっと、観察している。
ふっと落ちては浮上しての繰り返し。
メールくれた方が、楽なんだケド。
そうこうしてる内に、紅いのが起きて来たから、色々とお世話になっている。
…紅いのとこうして話すコトになるとは、期待していたけど、叶わない事だろうと思っていた。
でも、俺の心配が嬉しかったと、これからのお前を見て行きたいと言ってくれ、昨日の夜の霧みたいな暗い気持ちは割と引いて居た。
現実は変化なし、なんだけれども。
ひっそりと、俺は作っている。
高い、高い、其れを。
いつか来る審判の日までに。
>創った高い其れが、彼との未来を防いでしまわないように。注意。
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35 :
黒崎一護
2016/11/08(火)19:54:23
”おいおい、本体を置いて、俺の靴跡だけ先に歩いてんじゃねぇよ。”
そんな気分。
今日は1日、ごろごろしてた。
眠れもしねぇから、紅いのとぺちゃくちゃ喋りながら、
石田からの連絡を待っている。
多分、こっちからしても良いんだろうけど、
なんかな。
前へ進まないメリーゴーラウンドみたいに、
おんなじところをぐるぐる回るだけ。
音も崩れて、
まるでホラー映画だ。
ホーンテッド遊園地へようこそ。
退けば老いる。
臆せば死ぬ。
その通りだね、斬月。
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