春宵一刻 - 覚書帳

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┗3420.春宵一刻(36-40/111)

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37 :黒崎一護
2016/11/10（木）02:24:46

―――たまには暗い顔のヒトツでもしてみりゃ、
お前の顔色も変わるんだろうか。

眼鏡を折ってしまった。

フレームの歪みに腹を立てて、ぞんざいな扱いをしたらポッキリと…。
困ったな、これの前の紫のヤツは何処かへ行ってしまった。

とりあえず、新しい眼鏡を作ろうと思いマス。
なるたけ頭が良さそうに見えるヤツ。

ここ２日、話す様に成った紅いのの処へ行っていた。

いつでも入口を開けておいてくれるから、訪れ易い。

”…―――なァ、”

と口を開けば、

”―――何だよ？”

って返してくれるから、心地良い。

大体はブツクサ、俺の生誕１から１０まで、
話し聞かせてる迷惑な内容なんだけれども。

「寒いなー。」なんて引っついてたら、
石田が「ねむい…。」ってメッセージ飛ばしてきて、

深夜　日付も変わった頃に、

２，３会話をしたらアイツすこっと寝た。

紅いのも、寝たし

白いのは、良く分からない。(大丈夫か？)

俺も床につけば良いのだけど、

注いだ烏龍茶が苦くて目に染みる。

海の向こうでは、真冬のアホウドリが南下している。

そっちの方向は暖かいんだろうか。

それなら俺も、連れて行ってよ。

>置いてかないでくれ。

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38 :黒崎一護
2016/11/11（金）20:34:03

…――ただいま。
今日は病院行って話してきた。買い物もしたから、ちょい疲れたな…。

昨夜、控室に来訪者が居た。
平子。
面白いヤツで、つい”覚書に書いて良い？”って聞いちまってた。書いたぜ。
その後、ひとり来て、もひとり浦原さんが来て、４人で俺・初のサイコロ遊び…、ってうおお。箱がサイコロで”賽子笑”って覚えた。要らんコト学習せんで良い！(笑)

「スニーカーはちょっと…。」

石田に苦言をさされた。
金使いすぎです。

でも、今日も病院がてら買い出しに行ってきた。
店はもう冬支度。どこもかしこも、専門店もスターバックスも、クリスマス仕様となっている。
俺も流行りに乗ろうと揚々しなものを見るんだけど、財布の中身を思い出してそっと棚に戻すコト数回…。
クリスマス用品は、１２月にしよう。

いつものお茶を購入。
店のお姉さんが俺の顔おぼえてくれた。
今回は、あったかくて甘いレモンティーが飲みたかったから、ニルギリの茶葉をストレートで購入。

次いで、カルディで取り寄せ注文してたチーズ(「ドゥブーシュ」ってヤツ。美味いよ。)が届いてねぇか聞きに行った。ら…、まだだった。
店頭で貰ったミルク珈琲(いっつもマイルドカルディ。)を飲んだらやっぱり美味しかったので、店のお姉さんに、「どうやったらこう濃く淹れられますか。」って尋ねたら、なんか…。砂糖とクリープのミックスパウダーみたいなのを出されて、”それ売ってますか？”って聞いたらスサササって売り場まで連れてってくれた。込み入った店内、人の隙間をすり抜けるだけで大変だ。

珈琲に入れるシロップのお試し版、キャラメルを鷲掴みにしてレジ…ってうおお。
何で俺が買おうとするタイミングで並ぶ…。

買い物袋をガサガサ言わせながらスタバに寄ったら…、うおお。だから、なぜ並ぶ…。
一瞬のうちに列が出来た。
スノー…何とか…、ピーカンナッツ・ラテ？それと、チャイティーラテと悩んだんだけど、ここは胃の事を考えて、無難にチャイラテにした。あと、栗に誘われパウンドケーキひとつ。
…どっちも甘くて、１/３で親父に輸送した。

昼に食ったステーキとガーリックライスが腹に残ってる…。
ステーキは半分の半分しか食べれなかった。

…食ってたら市外局番から電話かかってきて、「？」と出てみると、カルディからだった。
”お求めのドゥブーシュがたった今、入荷したのですが…まだお近くにおられますか～。”とのこと。
ありがたい。親父に財布わたしておつかいに行かせた。

なんか家に帰ってから、遊子がキッチンで「あれ？おうどんがひとつ足りない…。」って探し回ってて、「？一人前なら昨夜、夜食に食ったけど…。」って話してたら、うどんセットの説明書を読んでいた夏梨が叫んだ。「あ゛ッ！！コレ一袋に二玉入ってる！！」
…何ですと？

流石に多いと思ったんだって。
だってどんぶりから溢れそうだったもん。
恋次と炬燵に入りながら食ってたんだけど、口に入れても入れても減らなくて、食い尽くしあぐねて残した。”それ、大盛じゃねぇの。”って言われつつ食ってたんだけど、そうか…道理で…！！

…そう。道理で今日はらがパンパンな筈だ。
１日でだいぶ太ったってコレ…！おいおい…！イヤだ！！
明日からまた頑張る！

さて。
今日は、ポケットWi-Fiも手に入れましたよ。ある事に使うから。
ついでにタブレット月々１１１エーンなんて、キャンペーンやってたから”んじゃそれも…。”と、欲の手を伸ばしてきた。いかんいかん…、石田に怒られる。

１２月の決済が恐いデス。

そんなこんなで、俺と石田、１か月を迎えました！８８８８８。

今日は石田サンが休みなので、ゆっくり話せるかな…と思ったけど、何やら忙しそうだ。
寂しいな…。

でも、”記念のサプライズありがとう。”ってメッセージが来てたから、うれしかった。

ふっ、と指の隙間から零れ落ちそうなお前の存在に、ときどき背中が寒くなるよ。

２か月めも、クリスマスも正月も、安堵のため息をつけたら…と願う。

話したいよ、石田…。

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