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┗万葉(1-10/31)
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10 :
乾貞治
2009/04/05 13:29
>>9お互い様だ、年度末だったしな。おはよう真田。
気は長いほうだし心配になれば声も掛けるよ。のんびりいこうじゃないか。
俺も含め青学は毎日健康、手塚に言わせれば「お前は人の事ばかりで自己管理が一番なってない」らしいが、特に不具合が起きるわけでもなし別にいいということにしている。
だが確かに寒いよなあ。桜が咲いて鳥が鳴いて綺麗に晴れているからって外に出ると驚くほど風が冷たかったりする。真田も気を付けて。
夢に限らず占いやおまじないの類は統計パターン上大体が当て嵌まりそうな内容を並べて、そういえばそうかも、と感じる事を楽しむ遊びだと思うんだ。
レム睡眠での人間の夢の意味についてはまだ科学的に解明されているわけじゃあないから断定し難いけれど、占いであるなら、脳が覚醒状態だとしても例えば授業中にぼうっと考える、黒板のチョークが勝手に動き出すとか、校庭の隅にある木の下でおじいさんとおばあさんが拾って来た桃を食べたら跡部になっちゃったとかの妄想を対象としても構わないのではないかな。あまりそういう無意味な事は考えない?
当たり外れのある、単なる可能性が何%かの問題なのだからデータも占いも同じようなもの。
俺の昼の夢にはお前が高確率で出て来てくれるよ、真田。お前のおまじないの効果はどうだっただろうか。
ははは、面白い事を言うな。彼が出演してるのはカラオケ屋のCMなんだ、偶然何かで見かける機会があれば、ああこれかって思ってくれたら嬉しいよ。
俺も滅多にテレビは観ずにネットか新聞ばかりだなあ。たまに観ると面白いよね。
日記の内容に許しなんて乞う必要はない。今オッケーを出しておくよ。勿論書いてもいいし書かなくてもいい、場所は逢ったときで構わない。
言葉の使い方を考えたり相手の意志を極力汲み取ろうなんて結局のところは格好つけたがりの一部だし。
心地が良いとは嬉しい話だ。この調子で油断しきっていてくれると俺としてはデータが取りやすくていいんだけど。
マ*レ*ー*ネさんを全然知らなくて調べてみたが、真田。……古い。
完全に俺達が生まれる前の人だぞ。万博経験してる世代じゃないか。初めて出される肉じゃがのちくわなんて目じゃないくらいレトロな時代に箸をつけているのにお堅いも何もないと思うよ、気にするレベルでは全くない。おれが楽しい。
一時は非常に悩んだが、今はいたって平然と朗らかに待ち続けているよ。あわよくば誰か他の人に恋ができないだろうかと思って過ごしている。
……それに、君の理解力はやっぱり凄い。そうもストレートに俺の心象を描かれてしまうと本当に嬉しくて、少し心恥ずかしい。
似ているから、というのもあるのだろう。じりじりと熱く焦がしたまま、不器用な想いを、あまりにも真っ直ぐに保ち続けている、その言葉が指すのは俺だけではないだろう?
私は悪人ですと言うことは私は善人ですと言うことよりもずるい。……誰の作品だったかな。「私もそう思う。」と続く。
俺もそう思う。だが、悪人だとか善人だとかの判断基準など定義付けて先に立たせるものではないね。
優しい人で居ておこう。
有難うな。
今日はちょっと遠出して花見に行ってくるよ。
それから、時間も余裕がでてきた。町がリニューアルする頃にどこか遊びに出掛けないか。
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9 :
真田弦一郎
2009/03/31 01:41
>>8こんばんは、というには遅い時間だな。
返事が遅くなってすまない、乾。ここ暫くは法事や学校の用事やらで纏まった時間が取れなかったのだがここまで長引くのならば予め知らせておくべきだったと反省している。
許してくれ。
早いもので三月も今日で終わりだが体調など崩してはいないだろうか。
花冷えという言葉に相応しく、桜もちらほらと咲き出したのにも関わらず冬並に冷え込んでいた故周囲でも体調を崩す者が続出したのでな、データで武装したお前ならば不意を突かれて風邪などは引かないだろうと思いつつも気になっていた。
気になっていたと言えば菊丸に関する夢占いだが、髪型が今一つ決まらないのはお前の夢の所為ではあるまい。
それは考えすぎだ…多分。
しかし、異常な性趣味に若干の心当たりがなくもないとは心理学としての夢占いもなかなか侮れない。
夢の欠片で垣間見せたお前の一面、一体どの様な趣味なのか聞いてみたい所だがここで聞くのは野暮やもしれんなと嘯いておこう。
だが俺は夢はあまり覚えてはいない所為もあってこういう診断も面白いと思ったし少し羨ましいとも思ったのは本当だ。
「お前が夢に出てこないかな」とお前は言ってくれたが、夢でもこうやって話せたらきっと楽しいだろうと俺も思う。
ならば今夜はとある和歌に準えて寝巻きの袖口を折り返して眠ってみるのも一興かもしれんな。
毛氈を敷いた満開の桜の木の下、「打つ手なし」の様相を示したチェスの板を間に挟んで取り留めなく近況報告をしあっている夢でも見そうだ。
ただただ穏やかな心地良さに、春の宵が尚短く感じそうではあるな。
そうそう、例のシンガーソングライターは雑貨屋の息子の彼で正解だ。
「俺/はジャ/イアンガ/キ大/将」などの国民的名曲がある。
ただ残念な事にCMでの美声を披露してるのを俺は聴いたことが無いのだが。
恐らく滅多にTVを観ないという生活が笑いの出会いを逃しているのだろう、至極残念でならん。
そんな彼に世話になるところだった日記はあるにはあるが盆と暮れペースの更新だ。
集会にも出た事は無く、交流も少ないのでな余り面白味の無い日記だが逢った時にでも教えよう。
その時にでもお前の事を書く許可が貰えれば有り難い。
>「経験ではなく、それを想像した時の感覚と、相手の想像の感覚が一致すればいいんだ、適当に。」この様に、今の俺には欠けている言葉を紡げる者と知り合えた喜びを拙いながらもしたためたいのだ。
相手と感覚や空気を共有したいと願ってもその方法がいつも手探り状態の俺にお前が口にする言葉は緩くて心地が良い。
お前相手ならば硬く気を張らずに事象に対して浮かんだ無意味な言葉を口にしても良いのかもしれんと油断しつつある。
例えば「タクシーみたいな味」に対して俺も女性的で且つレトロなものを思い浮かべたのだが、雨の日の場末の映画館だとかガス灯、或いはマ/レー/ネ・デ/ィートリ/ッヒの様な昔の女優だとかを想像してしまった。
実際ちくわ入りの肉じゃがと同じく、その様な味の料理には未だ味わった事は無いのだが想像する楽しみがあれば初めて出されるものにも躊躇無く箸をつけることができそうだ。
それにしてもお前と俺はやはり何処か似ているのかもしれんな。
あまり町を出歩かない事もさながら…恋愛事情もここまで似ているとは流石に驚いた。
もしも辛い事を聞いてしまったのならすまない。
だが、やはりお前は気持ちに熱い程の温度がある人間なのだと思った。
逢う回数が少なくともこの長い時間、熾き火の様に想いを保ち続けられるのは並の事ではないと俺は思うのだ。
向けられる好意を上手く包めない不器用さも愚直な程に真っ当に感じられる。
上手くは言えないが、やはりお前は優しい。
もしもお前が自分で言うようにいい人で無かったのだとしても俺はそう思い込んでおくぞ。
お前の言霊に呼応したこの胸の鳴りは嘘じゃない。
それではまた長々と済まなかったな。
返事に相応しい言葉を綴るのを難しいと首を捻る癖に楽しくて仕方が無いという始末の悪さを笑ってくれ。
ではおやすみ、乾。
袖口を折り返したまじないの効き目はまた後日報告するとしよう。
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8 :
乾貞治
2009/03/20 22:11
>>7うん、おはよう。うっかり大遅刻、許してくれ。
それに一回ずつそんなにお礼を言ってると足りなくなるぞ。
あのあと練習には特別な事はなかったが、菊丸は今日は髪のハネが悪いと言っていた。……俺のせいかな。
夢占いも面白い。当てはまるとするなら最後かな、ちょっとお腹こわしてて。今は平気。あとすごく早寝早起きした。
残る二つは無自覚でなんとも。異常な性趣味は若干の心当たりがなくもない。
充分、良いデータを有難う。フフフ記録した。
ひとっぽくて壮大な語だ。どれもたくさん意味が詰まっていて好きだが、二番目「打つ手なし」がいいな。潔い。
シンガーソングライター…少し考えたんだが、野外ライブが得意な雑貨屋の息子の彼で合ってるか? 最近CMで美声を披露してる。想像したら似合いすぎて噴き出した。
最初は、って事は今別のタイトルで町に日記があるのかな。差し支えなかったら訊いても構わないのだろうか。
あまり覚えてないが家もちくわ入れないなあ。よそで肉じゃが食べた時に入ってたんだよ。どっちがメジャーってことないんじゃないかな。もしかしたら東西のルーツ差があるのかも。肉じゃがの肉は牛か豚か違う所があるんだよね。
ははは、俺だってステップを嗅いだ事なんてないよ。それにきっと雨の後なんて余程使い古されていないとにおいなんてしないはずだ。経験ではなく、それを想像した時の感覚と、相手の想像の感覚が一致すればいいんだ、適当に。
タクシーみたいな味、も気になるな。女性っぽい感じがする。映画の撮影現場の涙とか、賑わったレストランにひとりで入ったとか。もしくは中年の刑事とか。
いい加減な言葉の使い方しかしない俺とまともに話をしてくれてるんだ、真田だって余程柔軟な頭だろ。あまりハードルを上げられると倒して歩いてしまうぞ。
そう? ならそうしておくよ。同じ事、小さな女の子が言っても不思議じゃないと思うんだよね。
季節か…春の近い今ならやはり公園がいいのかな。生物が芽吹きはじめているだろう。桜も木蓮も咲いている。
俺は特にどこが好きだとかは…。そうだな、自然公園か…教会と横の煉瓦小屋。一人で行くならストテニかな。あまり出歩かないんだ。
光栄だが、恥ずかしいよ。自分をそんなにいい人だと思えない。
優しさは優しい人に伝わるものなんだよ、と受け売り。
……何と、言うか…。あまりにも同じで、さすがに驚いた。
メールアドレスはあるが返事は来ない。町にもいない。それだけの違いだ。去年の夏に一度、町の外で逢ったのが最後だ。その前は一昨年になる。
…だからね、俺もそんなに恋愛に達者というわけじゃあないんだ。その間や出逢う前もだが、何もないわけではなくて。
自分に向けられる好意を上手く包んで返すことができず、そうでなければ器用に何股と掛け持ちもできず。…いや、やろうと思えば出来るのだろうけど、数年前は遊んでばかりだったしね。今はもうそんな気もわかないよ。
ああ、しかしお前の話をもっと聞きたいな。データを取りたい。焦っても仕方がないのにそわそわするよ。
お休み、真田。お前が夢に出てこないかな。
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7 :
真田弦一郎
2009/03/10 01:33
>>6これが目に届く頃の挨拶はおはよう、だろうか。
今朝は登校前の忙しい時間に関わらず返事をありがとう。
その後お前が見た夢はどのような形で出てきたのかとても気になる所だが、朝からはしたなく大笑いをしてしまったのはうちの部員には内密に頼む。
因みにその夢は昼に夢占いとやらで調べてみたのだが「男性としての魅力が上がる」というものと「異常な性的願望が芽生えた時に見る」、後は「健康状態や日常生活が不規則になっている現れ」だそうだ。
…これこそどうでもいい情報だから読み流してくれ。
ところで板のタイトルはこれで確定でいいだろう。
俺だったらどうしたかとあれから考えてはみたが、「不可知論の森」だとか「Stalemate」、後は「言葉のフレットをはずして」位しか思いつかなかった。
良いデータが取れなくて残念だったな。
もっと言うなら俺もかなり笑いを取ってしまう方で、最初は日記タイトルを「黄昏リサイタル」とつけようと思った位なのだが、勿論このタイトルのモチーフはかの有名なシンガーソングライターの剛/田剛な訳だったりする。
それから…お前の夢に引き続き、昨日はもうひとつ気になった事があるのだが……肉じゃがにちくわを入れるのは一般的なのだろうか?
俺の家では入っておらんのでな、つい気になった。
食べ物の味の表現には恐れ入ったが以前何かで「タクシーみたいな味」というのを読んだことがあるが、ああいう類の分析は本当に面白いと思う。
雨上がりの鉄でできた車のステップの匂いを嗅ぐ事も肉じゃがにポン酢をつける経験も無いが、何かを食べたり匂う事でそういう経験とリンクが出来るなら面白いではないかと思うのだが…どうも俺は頭が硬いのか表現方法はありきたりなので困る。
書いていてふとお前とグルメタウンなどで食事をすれば楽しいだろうなと考えてしまった。
そうすればこの石頭も少しは柔らかくなるかも、などもな。
…で、だな。
可愛らしいとは俺にはおよそ不似合いだぞ?
確かにロマンチストではあるとは思うのだが…うむ、言われ慣れない事を言われるのは面映いな。
だが、自然物は好きなのは否定はしない。
町で言えば真冬の海や夏の河原、春の公園ものどかで良いと思う。
赤也辺りに言わせれば親父臭いのだろうが、喧騒よりも季節の空気が味わえる夜が好きなのだ。
乾、お前はこの町では何処が好きなのだろう。
学校を離れればこうものんびりと和んでいられるのはきっと今まで出逢った人間が皆優しい者ばかりだったからだろう。
自然と感謝したり穏やかな気持ちでいられるのはその所為だ。
もちろんその中にお前も入っているんだぞ、と言っておく。
恋人と呼ぶにはどういう判断基準があるのか正直今一つ判らないのだが、大切に想う相手はいるのだ。
二人で最後に逢って話したのは去年の8月の終わりの一度きりで、板やメールアドレスという連絡手段も無いのだが…この町のどこかで時折落とされる彼の言葉が闇夜の海から見える灯台の様に確りと生きている想いを照らし出してくれている気がする。
…こう綴ると…如何に恋愛に関しては不器用なのだろうと自分で再確認をしてしまった。
今まで話した中で、お前は俺と違ってスマートに優しく相手の手を取れそうな気がしたのだがまたお前の話も聞かせて欲しい。
長々と綴って済まないな。
最初の一言では無いがレスは適当に端折ってくれ。
今日も一日お疲れ様。
お前はもう夢の中だろうが少し遅目のおやすみの挨拶を。
おやすみ、乾。
また明日な。
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6 :
乾貞治
2009/03/09 07:52
わ、ありがとう。お早う。
こういう心理学にあまり詳しくなくてよくわからないが、
菊丸の前で制服のズボンをまくったら毛がみっしり生えててうわって顔をされる夢を見た。
今日練習行ったら何かあると思うか。
あとすごく丁寧にレスを返してくれるけど、どうでもいい情報も多いし面倒臭くなる前に蹴っていいからな。
じゃ、行ってきます。
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5 :
真田弦一郎
2009/03/08 22:13
偶々上がっているのを見つけたから、一言挨拶を。
レスはまた後ほど編集させて貰おう。
おやすみ、乾。
今日は俺にとっても楽しい1日だった。
どうか今宵も良い夢を。
明日からもまたお互いに頑張ろう。
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4 :
乾貞治
2009/03/08 22:00
恐縮な話だ。そもそも俺が捜索したのだし、ここは俺が作っておくべきかなと思ったまで。
言う通り確かにセンスとか感性とかが存分に関わってくるから、
良いデータを取れる場面としていつもはこっそり活用してしまう。
話していてもこんな機会そうないし、代わりに自分のデータを晒すことになるし、
というかおれが趣味悪めで笑いに走りがちなためでちょっと恥ずかしいからなんだけど。これ確定押していいの。真田なら何てした?
ああ、そういうの結構言う方だよ、凄いな。
どこそこの家の美味しかった肉じゃがのちくわにポン酢つけたような味、とか
雨上がりのガレージ前の鉄でできた車のステップが食べ物だったらこんな匂いとか、適当なことをよく言う。
ちなみにこれ賛同を得られた例えだぞ。前者はパスタ、後者は繁華街の焼き鳥屋の前。
ただどうでもいいが人の顔に関しては全くダメだ。俺の言う「今の人は俳優の誰に似てる」に頷かれた例しがない。
君はいっそ可愛らしいほどにロマンチストだね。花や雨といったが、植物や空や、自然物が好きそうだ。
それによく似合う。何よりも何もかもを大切にしていて。
君の恋人は幸せだな。
パスワードは直接相談できなかったからね、お前に伝えたいけどそのまま書いておくのは気が引けるだろう。
洒落たことをしてくれるなあ、と思ったよ。
いつか万の事の端に、同じ時間を過ごした言葉こそがあるように。と添えて。
……。何…の話かな…。
前後の流れをさくっと無視して場違いな独り言を何も考えずその場のテンションだけで放置した何時ぞの話…かな…。…目聡いな。
楽しい休日だった。明日からまた頑張ろう。お休み、真田。
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3 :
真田弦一郎
2009/03/08 16:54
>>2移動の提案をしておきながら全面的にスレッドの作成を任せてしまって済まない。
そしてありがとう、乾。
こういう場面というのはかなりセンスを問われるものだと思うのだが、このスレッドタイトルは本質そのものを射抜いた題名でまた感銘を受けた。
お前の表現は感情や纏う空気の様に茫洋としたものを物や事象に上手く喩えていると思う。
例えば不慣れな高級料理などを食べに行って「何処かで食べたような味だ」としか俺が表現出来なくてもお前なら的確に届く例えを以ってそのモヤモヤに似た疑問を解いてくれそうな気がする。
まぁこれは極端な話だが。
乾の表現はややこしくて解り辛いと言われているとのことだが、決してそんな事は無いだろう。
恐らくそれはひとつの事を深く掘り下げるだけでなく、より伝えようと言葉が末梢にまで広がるからではないだろうか、と思う。
俺はさらりと表面だけを撫でる言葉よりもそちらの方が好きだ。
たとえその時に理解が出来ずとも、心に残る言葉が時を経て芽吹いたときにまたひとつ相手を知る事ができると信じているからな。
ところで最初の頁に書いた仮名序はあれで正解だった様で何よりだ。
与えられた面白い鍵を解いたという印に後半の語句を記そうと思ったのだが、そのままを書くのはどうも芸が無いのでこの先の願いを込めてあの一文を書き足した。
数学的な物を好みながらも夢見がちで知識や常識では割り切れない矛盾や葛藤に胸躍らせるのはお前が言うように日本人独特の性質なのだろうかな。
そうなればこれから花が咲いたり雨が降るたびに長々と語ることが増えそうだ。
改めてこれから宜しく頼む。
これから先感じたものを言葉にする時はやはり時間をかけてしまいそうな気がするのだが、お前の柔軟性を示す姿勢と「完璧を求めていない」という言葉に甘えさせて貰おうと思う。
速度を求める相手に出すのなら同じインスタントコーヒーでも予め器を温めたり温度や分量に気を付けるという心構えは大切にしつつ、速度も気遣いのひとつだと心得なければな。
何度推敲しても足りない処は出るのなら、その時その時に感じた事思ったことを伝えて後はお前に委ねよう。
…あぁ、そうだ。
3月7日の昼過ぎに一言に残してあった呟きはお前だろうか?
もしもそうならば午前に残した俺への返答の様で嬉しかったぞ。
ではあと少し、よい日曜を過ごしてくれ。
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2 :
乾貞治
2009/03/07 19:03
捜索の時もそうだったけど、自分でスレッドを作るのは緊張するよ。慣れないものだ。
それにしてもベタ褒めされると照れてしまう。参ったな。
俺の話はややこしくて解り辛いってよく言われるし。真田の読解力とか推理力が見事なんじゃないか。
きっと相手の心に限りなく近付く事も心を癒す事もできるだろう。お前のように大切に他人の事を考える人なら。
手間を掛けて丁寧に美しく育ったものなら、調理や盛り付けといった飾りがなくとも、むしろ後者よりも美味しく感じられる時がある。
プラス栽培方法と管理者という保証付きで美味しいと感じる心に安心性を付加し、天候良く、相手の好みの熟成度で、且つおなかが空いているのがいい。
手間の掛けた調理が見た目から窺えるものは堅苦しさやマナーが必要なふうに感じてしまう。
手間や愛情や丁寧さやこだわりや、そういったものは隠れたままシンプルな言葉が鋭く、人に刺さったあと内臓で溶けて吸収されるのだろう。
何より毎日フルコースじゃ胸やけしてしまいそうだし、毎日生野菜や焼肉でも素っ気ない。
お前と同じく俺はブルマンを挽く自分の本筋を変えるつもりはない。が、何より速度を求める相手にインスタントを出す柔軟性は身に付けたいと思う。
すぐに出せと言われた時に出来合いを探すのではなく、無理だから調理を待ってと言うのではなく、裏の畑で実っているそれを採ることができる状態でいたい。
広い敷地と多種類の種子に出来上がりの寸前をキープし続ける栽培技術が必要でなんとも難しいけれど。
ふと有名な仮名序を思い出した。のんびりしてる間に、有難う。分かってくれたか。
真田の言は可能だと、俺もこのひとも信じているさ。
全く、ロゴスが好きなくせに日本人の夢見がちな所は変わらない。
何にしろ俺は決して完璧を求めてるわけじゃない、お前の淹れたのならインスタントだって美味しく飲める。気楽にいこう。
[
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1 :
真田弦一郎・乾貞治
2009/03/06 21:46
(ひとの心を種として)
居心地に植える。
いつか万の言の葉に成る様に。
[
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2 :
乾貞治
2009/03/07 19:03
捜索の時もそうだったけど、自分でスレッドを作るのは緊張するよ。慣れないものだ。
それにしてもベタ褒めされると照れてしまう。参ったな。
俺の話はややこしくて解り辛いってよく言われるし。真田の読解力とか推理力が見事なんじゃないか。
きっと相手の心に限りなく近付く事も心を癒す事もできるだろう。お前のように大切に他人の事を考える人なら。
手間を掛けて丁寧に美しく育ったものなら、調理や盛り付けといった飾りがなくとも、むしろ後者よりも美味しく感じられる時がある。
プラス栽培方法と管理者という保証付きで美味しいと感じる心に安心性を付加し、天候良く、相手の好みの熟成度で、且つおなかが空いているのがいい。
手間の掛けた調理が見た目から窺えるものは堅苦しさやマナーが必要なふうに感じてしまう。
手間や愛情や丁寧さやこだわりや、そういったものは隠れたままシンプルな言葉が鋭く、人に刺さったあと内臓で溶けて吸収されるのだろう。
何より毎日フルコースじゃ胸やけしてしまいそうだし、毎日生野菜や焼肉でも素っ気ない。
お前と同じく俺はブルマンを挽く自分の本筋を変えるつもりはない。が、何より速度を求める相手にインスタントを出す柔軟性は身に付けたいと思う。
すぐに出せと言われた時に出来合いを探すのではなく、無理だから調理を待ってと言うのではなく、裏の畑で実っているそれを採ることができる状態でいたい。
広い敷地と多種類の種子に出来上がりの寸前をキープし続ける栽培技術が必要でなんとも難しいけれど。
ふと有名な仮名序を思い出した。のんびりしてる間に、有難う。分かってくれたか。
真田の言は可能だと、俺もこのひとも信じているさ。
全く、ロゴスが好きなくせに日本人の夢見がちな所は変わらない。
何にしろ俺は決して完璧を求めてるわけじゃない、お前の淹れたのならインスタントだって美味しく飲める。気楽にいこう。
6 :
乾貞治
2009/03/09 07:52
わ、ありがとう。お早う。
こういう心理学にあまり詳しくなくてよくわからないが、
菊丸の前で制服のズボンをまくったら毛がみっしり生えててうわって顔をされる夢を見た。
今日練習行ったら何かあると思うか。
あとすごく丁寧にレスを返してくれるけど、どうでもいい情報も多いし面倒臭くなる前に蹴っていいからな。
じゃ、行ってきます。
7 :
真田弦一郎
2009/03/10 01:33
>>6これが目に届く頃の挨拶はおはよう、だろうか。
今朝は登校前の忙しい時間に関わらず返事をありがとう。
その後お前が見た夢はどのような形で出てきたのかとても気になる所だが、朝からはしたなく大笑いをしてしまったのはうちの部員には内密に頼む。
因みにその夢は昼に夢占いとやらで調べてみたのだが「男性としての魅力が上がる」というものと「異常な性的願望が芽生えた時に見る」、後は「健康状態や日常生活が不規則になっている現れ」だそうだ。
…これこそどうでもいい情報だから読み流してくれ。
ところで板のタイトルはこれで確定でいいだろう。
俺だったらどうしたかとあれから考えてはみたが、「不可知論の森」だとか「Stalemate」、後は「言葉のフレットをはずして」位しか思いつかなかった。
良いデータが取れなくて残念だったな。
もっと言うなら俺もかなり笑いを取ってしまう方で、最初は日記タイトルを「黄昏リサイタル」とつけようと思った位なのだが、勿論このタイトルのモチーフはかの有名なシンガーソングライターの剛/田剛な訳だったりする。
それから…お前の夢に引き続き、昨日はもうひとつ気になった事があるのだが……肉じゃがにちくわを入れるのは一般的なのだろうか?
俺の家では入っておらんのでな、つい気になった。
食べ物の味の表現には恐れ入ったが以前何かで「タクシーみたいな味」というのを読んだことがあるが、ああいう類の分析は本当に面白いと思う。
雨上がりの鉄でできた車のステップの匂いを嗅ぐ事も肉じゃがにポン酢をつける経験も無いが、何かを食べたり匂う事でそういう経験とリンクが出来るなら面白いではないかと思うのだが…どうも俺は頭が硬いのか表現方法はありきたりなので困る。
書いていてふとお前とグルメタウンなどで食事をすれば楽しいだろうなと考えてしまった。
そうすればこの石頭も少しは柔らかくなるかも、などもな。
…で、だな。
可愛らしいとは俺にはおよそ不似合いだぞ?
確かにロマンチストではあるとは思うのだが…うむ、言われ慣れない事を言われるのは面映いな。
だが、自然物は好きなのは否定はしない。
町で言えば真冬の海や夏の河原、春の公園ものどかで良いと思う。
赤也辺りに言わせれば親父臭いのだろうが、喧騒よりも季節の空気が味わえる夜が好きなのだ。
乾、お前はこの町では何処が好きなのだろう。
学校を離れればこうものんびりと和んでいられるのはきっと今まで出逢った人間が皆優しい者ばかりだったからだろう。
自然と感謝したり穏やかな気持ちでいられるのはその所為だ。
もちろんその中にお前も入っているんだぞ、と言っておく。
恋人と呼ぶにはどういう判断基準があるのか正直今一つ判らないのだが、大切に想う相手はいるのだ。
二人で最後に逢って話したのは去年の8月の終わりの一度きりで、板やメールアドレスという連絡手段も無いのだが…この町のどこかで時折落とされる彼の言葉が闇夜の海から見える灯台の様に確りと生きている想いを照らし出してくれている気がする。
…こう綴ると…如何に恋愛に関しては不器用なのだろうと自分で再確認をしてしまった。
今まで話した中で、お前は俺と違ってスマートに優しく相手の手を取れそうな気がしたのだがまたお前の話も聞かせて欲しい。
長々と綴って済まないな。
最初の一言では無いがレスは適当に端折ってくれ。
今日も一日お疲れ様。
お前はもう夢の中だろうが少し遅目のおやすみの挨拶を。
おやすみ、乾。
また明日な。
8 :
乾貞治
2009/03/20 22:11
>>7うん、おはよう。うっかり大遅刻、許してくれ。
それに一回ずつそんなにお礼を言ってると足りなくなるぞ。
あのあと練習には特別な事はなかったが、菊丸は今日は髪のハネが悪いと言っていた。……俺のせいかな。
夢占いも面白い。当てはまるとするなら最後かな、ちょっとお腹こわしてて。今は平気。あとすごく早寝早起きした。
残る二つは無自覚でなんとも。異常な性趣味は若干の心当たりがなくもない。
充分、良いデータを有難う。フフフ記録した。
ひとっぽくて壮大な語だ。どれもたくさん意味が詰まっていて好きだが、二番目「打つ手なし」がいいな。潔い。
シンガーソングライター…少し考えたんだが、野外ライブが得意な雑貨屋の息子の彼で合ってるか? 最近CMで美声を披露してる。想像したら似合いすぎて噴き出した。
最初は、って事は今別のタイトルで町に日記があるのかな。差し支えなかったら訊いても構わないのだろうか。
あまり覚えてないが家もちくわ入れないなあ。よそで肉じゃが食べた時に入ってたんだよ。どっちがメジャーってことないんじゃないかな。もしかしたら東西のルーツ差があるのかも。肉じゃがの肉は牛か豚か違う所があるんだよね。
ははは、俺だってステップを嗅いだ事なんてないよ。それにきっと雨の後なんて余程使い古されていないとにおいなんてしないはずだ。経験ではなく、それを想像した時の感覚と、相手の想像の感覚が一致すればいいんだ、適当に。
タクシーみたいな味、も気になるな。女性っぽい感じがする。映画の撮影現場の涙とか、賑わったレストランにひとりで入ったとか。もしくは中年の刑事とか。
いい加減な言葉の使い方しかしない俺とまともに話をしてくれてるんだ、真田だって余程柔軟な頭だろ。あまりハードルを上げられると倒して歩いてしまうぞ。
そう? ならそうしておくよ。同じ事、小さな女の子が言っても不思議じゃないと思うんだよね。
季節か…春の近い今ならやはり公園がいいのかな。生物が芽吹きはじめているだろう。桜も木蓮も咲いている。
俺は特にどこが好きだとかは…。そうだな、自然公園か…教会と横の煉瓦小屋。一人で行くならストテニかな。あまり出歩かないんだ。
光栄だが、恥ずかしいよ。自分をそんなにいい人だと思えない。
優しさは優しい人に伝わるものなんだよ、と受け売り。
……何と、言うか…。あまりにも同じで、さすがに驚いた。
メールアドレスはあるが返事は来ない。町にもいない。それだけの違いだ。去年の夏に一度、町の外で逢ったのが最後だ。その前は一昨年になる。
…だからね、俺もそんなに恋愛に達者というわけじゃあないんだ。その間や出逢う前もだが、何もないわけではなくて。
自分に向けられる好意を上手く包んで返すことができず、そうでなければ器用に何股と掛け持ちもできず。…いや、やろうと思えば出来るのだろうけど、数年前は遊んでばかりだったしね。今はもうそんな気もわかないよ。
ああ、しかしお前の話をもっと聞きたいな。データを取りたい。焦っても仕方がないのにそわそわするよ。
お休み、真田。お前が夢に出てこないかな。
9 :
真田弦一郎
2009/03/31 01:41
>>8こんばんは、というには遅い時間だな。
返事が遅くなってすまない、乾。ここ暫くは法事や学校の用事やらで纏まった時間が取れなかったのだがここまで長引くのならば予め知らせておくべきだったと反省している。
許してくれ。
早いもので三月も今日で終わりだが体調など崩してはいないだろうか。
花冷えという言葉に相応しく、桜もちらほらと咲き出したのにも関わらず冬並に冷え込んでいた故周囲でも体調を崩す者が続出したのでな、データで武装したお前ならば不意を突かれて風邪などは引かないだろうと思いつつも気になっていた。
気になっていたと言えば菊丸に関する夢占いだが、髪型が今一つ決まらないのはお前の夢の所為ではあるまい。
それは考えすぎだ…多分。
しかし、異常な性趣味に若干の心当たりがなくもないとは心理学としての夢占いもなかなか侮れない。
夢の欠片で垣間見せたお前の一面、一体どの様な趣味なのか聞いてみたい所だがここで聞くのは野暮やもしれんなと嘯いておこう。
だが俺は夢はあまり覚えてはいない所為もあってこういう診断も面白いと思ったし少し羨ましいとも思ったのは本当だ。
「お前が夢に出てこないかな」とお前は言ってくれたが、夢でもこうやって話せたらきっと楽しいだろうと俺も思う。
ならば今夜はとある和歌に準えて寝巻きの袖口を折り返して眠ってみるのも一興かもしれんな。
毛氈を敷いた満開の桜の木の下、「打つ手なし」の様相を示したチェスの板を間に挟んで取り留めなく近況報告をしあっている夢でも見そうだ。
ただただ穏やかな心地良さに、春の宵が尚短く感じそうではあるな。
そうそう、例のシンガーソングライターは雑貨屋の息子の彼で正解だ。
「俺/はジャ/イアンガ/キ大/将」などの国民的名曲がある。
ただ残念な事にCMでの美声を披露してるのを俺は聴いたことが無いのだが。
恐らく滅多にTVを観ないという生活が笑いの出会いを逃しているのだろう、至極残念でならん。
そんな彼に世話になるところだった日記はあるにはあるが盆と暮れペースの更新だ。
集会にも出た事は無く、交流も少ないのでな余り面白味の無い日記だが逢った時にでも教えよう。
その時にでもお前の事を書く許可が貰えれば有り難い。
>「経験ではなく、それを想像した時の感覚と、相手の想像の感覚が一致すればいいんだ、適当に。」この様に、今の俺には欠けている言葉を紡げる者と知り合えた喜びを拙いながらもしたためたいのだ。
相手と感覚や空気を共有したいと願ってもその方法がいつも手探り状態の俺にお前が口にする言葉は緩くて心地が良い。
お前相手ならば硬く気を張らずに事象に対して浮かんだ無意味な言葉を口にしても良いのかもしれんと油断しつつある。
例えば「タクシーみたいな味」に対して俺も女性的で且つレトロなものを思い浮かべたのだが、雨の日の場末の映画館だとかガス灯、或いはマ/レー/ネ・デ/ィートリ/ッヒの様な昔の女優だとかを想像してしまった。
実際ちくわ入りの肉じゃがと同じく、その様な味の料理には未だ味わった事は無いのだが想像する楽しみがあれば初めて出されるものにも躊躇無く箸をつけることができそうだ。
それにしてもお前と俺はやはり何処か似ているのかもしれんな。
あまり町を出歩かない事もさながら…恋愛事情もここまで似ているとは流石に驚いた。
もしも辛い事を聞いてしまったのならすまない。
だが、やはりお前は気持ちに熱い程の温度がある人間なのだと思った。
逢う回数が少なくともこの長い時間、熾き火の様に想いを保ち続けられるのは並の事ではないと俺は思うのだ。
向けられる好意を上手く包めない不器用さも愚直な程に真っ当に感じられる。
上手くは言えないが、やはりお前は優しい。
もしもお前が自分で言うようにいい人で無かったのだとしても俺はそう思い込んでおくぞ。
お前の言霊に呼応したこの胸の鳴りは嘘じゃない。
それではまた長々と済まなかったな。
返事に相応しい言葉を綴るのを難しいと首を捻る癖に楽しくて仕方が無いという始末の悪さを笑ってくれ。
ではおやすみ、乾。
袖口を折り返したまじないの効き目はまた後日報告するとしよう。