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┗Ringwanderung(470-474/498)
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474 :
独
10/20-15:10
#20181020 15:10 -Leben
>夕闇と共に波の如く冷気が漂い出す。
快晴だった天気も午後には崩れ出した。午前0時を少し過ぎた頃から音も無く雨が降り出していた。明日も雨が降るそうだ。彼奴の居る空もまた雨模様なのだろうか。確かに彼奴は出掛けると言っていたな…彼奴が外に出る間くらい雨が降らなければいい。
#俺の方は特に変わりない。
59務明けで溜まった洗濯を干し、部屋の掃除、愛犬たちの散歩を済ませたのち時間が出来たなら読書でもしようと思っているが…どうやら兄貴が来るらしい。今に始まった事ではないとはいえ、本日もきっとゆっくり出来そうにない。
- - -
22:00
>久方振りに、
というわけでもないが兄貴と外食に出掛けた。兄弟水入らず、と他者は言うのだろうが大して改まった感じでもない。兄貴は相変わらず終始テンションが高くてよく喋る。帰りの車内は行き以上に機嫌が良かった様に思う。
#「嫁は元気か」
そう兄貴に問われ、俺が「変わりない」と返すより先に「お前の手記の通りか」とあの豪快な声で笑われた。確かに言うまでもないかもしれないな。兄貴も其れ以上問うことはなかった。
#帰宅した後は、
やるべき事を済ませ、最愛の帰りを待ちながらまた読書をしていた。夕刻に酷い雷雨に見舞われたせいか、今晩は一段と冷える。彼奴は寒さにあまり強い方ではないから少々心配はあったが、どうやら大丈夫なようだ。
安心した途端に一気に眠気が増した。
今夜はこの辺にして眠ろう。
#Gute Nacht.
今夜も最愛の平穏な日々を願う。
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473 :
独
10/19-06:10
#20181019 06:10 -Leben
>早く寝たせいか何時より目覚めが早かった。
最愛はまだ眠っている。余程、昨日の59務が大変だったのだろう。眠た気な彼奴をベッドへ運んでやったが…そのまま寝入ってしまった。昨日は彼奴にキス出来なかったな。有言実行が叶わずに残念だ。明日、59務から帰還したなら必ず彼奴にキスをしようと思う。
#此れは希望ではなく宣言だ。
#気候が徐々に冬支度を始めたせいか、
愛犬たちが寄り添って来る時間が増えた。昨日の休息日に洗ってやった毛からはシャンプーの良い香りがする。知ってのとおり、俺は強いて言うならば犬派だ。だが最愛という名の猫は別格である。気紛れで犬の様にはいかないが彼らとは比べようもない、正に掛け替えのない存在だ。無論、愛犬たちも大切なことに変わりはないがな。
#懐に木天蓼でも仕込んでおけば、
擦り寄ってくるんだろうか…うむ、彼奴の場合は一筋縄ではいかんだろうな。きっと木天蓼よりもっと良いものが必要だな。彼奴になら木天蓼代わりに俺の魂をくれてやってもいいとさえ思える。
今日も最愛の平穏な日々を願う。
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472 :
独
10/18-08:10
#20181018 08:10 -Leben
>ジョギング時に頬を撫でる風が心地よい朝。
天候は快晴、申し分ない休息日の始まりだった。一つ問題点を挙げるならば、最近は少々欲求不満気味である事が身体的変化として露わになって来た事だろう。こうして体を強制的に動かしでもしなければ、彼奴を襲い兼ねない…というのは少し誇張が過ぎるな。
#そんなに俺の理性は柔ではない。
彼奴は早朝から59務があると言っていた。
相も変わらず多忙な奴だが、どうやらあまり自覚はないらしい。彼奴は彼奴で俺を「59務が恋人の奴」などと言うくらいだ。恋仲など彼奴一人で十分だというのに実に不名誉な事を言われたものだ。
>気にしているかと問われれば答えはjaだ。
#俺が如何に彼奴を愛しているか。
彼奴にはまだ理解が足りてないらしい。
本来ならば其の身に嫌と言うほど解らせてやりたい所だが…当人が居ないようでは致し方ない。幾らでも此の手記に綴ってやる。此れまでの言葉ではまだ足りないと解釈した。
>時に恋い焦がれ、
>時に内なる欲望をも捻じ込んで、
>如何にお前を愛しているかを教えてやる。
#先に述べたとおり、
俺は欲求不満気味である訳だが、何も今に始まった事ではないんだ。彼奴に関して日々沸き上がる欲望とやらは尽きる事を知らぬようで、彼奴に関してなら慢性的に欲求不満だ。常日頃から彼奴に触れていたいと思っている。触れるだけでは足りない。抱き締めて呼吸を忘れる程の口付けと愛撫で、彼奴の意識を根刮ぎ奪いたいとさえ思う。
#聞き飽きたと彼奴が根を上げる位。
此の唇でお前の名と愛を其の白い耳に繰り返し注いでやりたい。口下手な俺でも本能に従順になれば此れぐらいの事はきっと容易い。触れるだけではなく、彼奴にも触れてほしい。俺が髪を撫でる事を許すのは彼奴だけだ。他者に触れらるのは好まないが、彼奴からならば幾らでも構わない。少しばかり体温の低い彼奴の手が触れた部分から熱くなるのが分かる…此れほどまでに彼奴に触れられるのが好きなんだ。あまり皆まで言いたくはないが…妙に気恥ずかしくなる。だが、こうして白状したのだから…否、此れ以上は伏せておく。彼奴が察してくれたら嬉しいんだが…彼奴も鈍感だからな。
>無論、彼奴には其の自覚はない。
#I love you.
先日、たった一言だが寝る間際に言った彼奴の声が耳に残っている。あの言葉と肌から伝わる体温とが、渇いた土に水を与えるかの如く、じわりと身に染みて欲求不満さえ満たされていった。相変わらず単純な奴だと笑ってくれて構わん。
>愛を前にして我々の脳は案外と単純なものだ。
#次に休みが重なったなら、
朝からベッドで彼奴を余す所無く愛したい…などと言えば、流石に彼奴も意識して一日中俺の事を考えてくれるだろうか。だが束の間の休みだからこそ、その身の疲れを労ってやりたいのも事実。こうして悶々として何時も夕刻に身体を重ねる所為で不完全燃焼に終わりそうになる。反省点は明確に分かっているが、中々改善に至らんのが情けない。
#何方かが素直に想いを白状すれば、
#もう片方も素直に言葉を吐き出す事が出来る。
口下手同士の愛は他の恋人たちより、
幾分も時間を要する。
自覚があるのに改善出来んのは、
俺も彼奴も筋金入りの頑固者だからかもしれないな。本当に変な所が良く似てしまった。
#Arthur.
#Ich liebe dich.
口下手な俺は今日も全ての想いを込めて、
最愛へ触れるだけのキスを贈る。
>僅かでも此の想いが伝わっているなら、
>お前もまたキスで応えてくれないか。
そして、
今夜は二人寄り添って眠りに就けたらいい。
今日も最愛の平穏な日々を願う。
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471 :
独
10/17-20:00
#20181017 20:00 -Leben
>嗅ぎ慣れぬ香りに身を包む一日だった。
と言うのも先日に柔軟剤を切らしてしまった際、最寄りの店へ買いに行ったはいいが、いつも使用しているものは売り切れだった。止む無く別の物を購入したという経緯があって今に至る。
#此の匂いが常に香り立っているわけではない。
動いた拍子に微かに香る程度だ。自分で選んだのだから好みの香りではあるが、慣れていないと違和感を感じる。とはいえ、毎日嗅いでいれば数日後には慣れてしまうことだろう。
以前から使用していた柔軟剤は、
最愛に勧められたものだった。
#随分と前の事だ。
彼奴はもう覚えていないかもしれないがな。あれから今までずっと其れを使っていた。理由を答えるならば、好みの良い香りだった、という事にしておいてくれ。真の理由は気恥ずかしくてこの場でも書き記し難い。
>其れは内へと秘めさせてもらおう。
昨日に上司からある紅茶を貰った。
偶然にもその銘柄が良く最愛が好きだと言っていたものだった。昨日の59務の際にその紅茶を飲んでいた。最近はずっと珈琲ばかり飲んでいたせいか、少し新鮮に感じる。束の間の休息に紅茶を飲みながら、いつか最愛と紅茶屋巡りをした日の事を思い出していたが、あれから随分と時が経ったな。
>とても懐かしく温かい記憶だ。
久々に、
あの時買ったものと同じ紅茶が飲みたくなったが…買いに行く時間はなさそうだ。互いに時間が出来たなら、また行きたいものだな。彼奴と行きたいところは山ほどある。見せたい景色も食べさせてやりたいものも数え切れないほど増えた。
#いつか二人で纏まった休みが取れたなら、
#彼奴は何がしたいと考えるのだろうか。
>柄にもなく今夜は彼奴に触れたい。
>可能ならば最愛をこの腕に抱いて眠りたい。
>彼奴の温もりがあれば寒さなど感じないだろう。
とは言ったもののなかなか思うようにはいかない。
#Gute Nacht.
今夜も最愛の平穏な日々を願う。
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470 :
独
10/15-13:00
#20181015 19:30 -Leben
>火照った身体に冷たい雨の降り注ぐ昼。
ランニングと水泳を併せて約20kmと軽い筋トレを済ませ、汗を流すべく更衣室にて備え付けのシャワーを浴びた…まで良かった。程無くして温まった身体で上機嫌にも外に出れば生憎の雨模様だった。建物から車までは僅か50m足らず、車まで駆け足で行っても半身が隈なく濡れる有様だ。今日は実に運が悪い。
#二度目のシャワーを浴びる羽目になった。
否、天然のシャワーを入れれば三度目だな。髪を乾かしてからはリビングで珈琲を飲みながら、ある小説家の書き残した随筆を読んでいた。時折、こうして他者の考えや価値観を知ると良い刺激になっていい。何事も視野を広く持った方が、より良い選択肢を見出せるものだ。
#話は変わってしまうが、
周囲を見回すととても幸せに満ちた日記が増えた様に思う。関わりはないものの、他者を大切に想う言葉を通してその日常を垣間見ると、不思議と此方まで心が温まる気がするんだ。そう感じるのも、俺自身の心に余裕が出来た証拠なんだろう。
#心に余裕が無い時というのは、
いつもあまり気にも止めない様な他者の成功や幸福というものに対し過敏になる者がいる。
>過去の俺とて此れは例外ではなかった。
時に妬ましく思う事も有るだろうが、実際のところは己の瞳には他者が映っているだけで、結局は感情を作り出す己自身の問題だと、後に冷静さを取り戻してから気付く。故にその場の感情で、粗を探し他者をどうこう言うのは適切な指導とは言い難い。安に己の醜さを露見させているに過ぎん。無論、規定や規約に反くものに対する指導行為は此の限りではない。
#長らく偉そうな事を述べたが、
#俺もまだまだ未熟者だ。
鍛錬を日々重ねながら此の場に連なる恋人たちの様に、最愛とより良い関係を築いていきたいと考えている。
俺は今日も最愛の平穏な日々を願う。
そして、
此の場に居合わせた恋人たちの未来が、
明るく華やいでいる事を重ねて願っておこう。
- - -
#本日、私信を1件更新した。
>>413
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