アマゾン

一覧
┗[ curinga. ] _〆(36-40/100)

|||1-|||書込
40 :
10/06-21:53

構って坊やがやって来た。元気か、なんて勝手やな。御前が放っとう癖に。俺は硝子細工のように繊細なんやで、大事にしたって。
「硝子は硝子でも防弾強化硝子だろ。」
「ひっど。御前に言われたァ無いわ。」
「御前が硝子細工なら俺は飴細工だな。」
「自分その飴粉々に為ってもソレ食って復活出来そうやん。」
「御前俺を何だと思ってやがる。」
大分図太いと思うてました。飴と硝子のハートを持った繊細コンビですゥ、宜しくドーモ。優しくしてネ、なんてな。
 
#
つい数頁前も夢の話書いたんやけど。
最近、何や良う歯が抜け落ちていく夢を見るんよ。彼奴に其れを言うてみたら、夢占い出してきてくれた。
「欲求不満なのか、──使命感。」
性的な節目、なんて書いとるもんやで真顔で言われた。あはは、打ち込ませてくれるん、て言うたら顔真っ青にしてアカンやて。分かっとうよ。
 
#
放っておけんわァ、と感じる彼の話をした。心配、しとうねんで、なんて。御前で癒し補給出来てるなら大丈夫だろ、とか、軽い発言に心底ほっとした。

[][][]

39 :仏娘
09/26-21:25

首元には微かなylang-ylangの香りを纏って。帰ってきた貴方にベーゼする唇には仄かな潤いを持たせて。抱擁の時に回した腕はそっと腰へと撫で下して。労いのコーヒーにはほんの少しのお酒を混ぜましょう。
この話が本当かは、内緒。でも気を付けて、お姉さんは何時だって貴方のcœurとpistoletを狙っているのよ。ジョケールは分からないように、そっと忍ばせるのが技なんだから。
「眠っている猫を起こしてはいけない」?そんな事言わないで、意地悪ね。起こして愛撫してもらうのを待っているのに。
 
嘘も虚勢も、美しく見せる為のビジュに過ぎない。私を飾る全てを剥ぎ取ってみせて。見栄と言う鎧の下ですら着飾る私を丸裸に出来たなら、ね。
 
#
貴方に首を絞められながら、深い深いベゼをしたい。唇に毒を塗っておくから。ねえ、優しい貴方は、こんなお願い、聞いてくれる?
 
#
えっちなお姉さんは好きかしら?

[][][]

38 :
09/02-21:54

埃が溜まりに溜まっとう床。其処に、足跡が残っていた。付けられてから僅かながら時間が経ったのだろう、ぼんやりと霞んだ足跡。其れは、一年以上訪れのなかった彼奴の来訪が、確かにあったという証明で。
…なあ、俺は気付いたで。数ヶ月、掛かってしもたけど。お詫びにテーブルに花束を置いてきたんよ。早よ気付いてや、話したいねん。
 
忘れられたと、思っとった。正直俺はもう使わんやろうと部屋の鍵を引き出しの奥の奥の方へやってしもて、探すンに時間が掛かった。まさか、帰ってくるとは、──否。そういう奴やった。
一年越しの会話をするんは初めてや無い。御前が居るから戻ったと、あの時お前は迷いも恥ずかしげも無く言うたんや。全く、これやから男前は! 
 
#
色鮮やかな本棚に並んだ沢山の帳面。俺の帳面の近くにあったンを一冊手に取ってみたら、偶然にも、彼奴やって。
俺な、気付いとったんやで、知っとった?
 
#
不安そうな顔がいとおしい。嫉妬に揺らぐ瞳に興奮する。趣味悪いて?褒め言葉やね。

[][][]

37 :
08/28-12:33

朝。何時迄もトイレに辿り着けんくて、我慢出来んと漏らしたお終いやて思ったら、夢やった。焦ってシーツ確かめたわァ、ウンウン。
──但し、下着は無事や無かった模様。寝る前にエロい動画見たらあかんわ、抜いてから寝るべきやった。疾うに枯れてしもたんやないかと思っとったけど、未だ未だ元気にしとうみたい。誰が通じたばっかの小学生男児やねん。
 
何で真昼間からこんな話しとうかって、昼飯食いながら「今日夢で親父に絞られてる夢見たぜー!」とか何とか夢の話題になったワケで。
夢って深層心理や願望や、自分のそういったモンが浮かぶもんやし、嗚呼此奴は“ オヤジ ”に逢いたがっとう、とか。そう言えば以前東の彼から「我が国では、自分に逢いたがっている方が、逢いたいと夢に遣って来ると考えられていたのですよ」と教えられたンを思い出した。
 
夢にすら現れてくださらない、貴方の私への想いはもう、消えてしまったのですね、──と、恨言を言う事も出来る。本当に消えてしまったのは何かも知らずに。
微笑みが恐ろしく、美しい。

[][][]

36 :
08/21-01:20

──御前って、俺の、何やったっけ。
唐突な疑問が、刺さる。
そんな事言わんといてや。何でも無いって、気付かれたくないねん。
 
#
ゴーグルを外したら、余りの明るさに目が眩んだ。眉間の奥の方、ぐうとくる痛さが堪らんわァ。世の中は眩し過ぎて、俺の目には如何やら少し堪えようみたいや。
目ェ瞑ろ、少し薄暗くなるまで、シエスタ、や。愛しい子抱いて御休み。
 
#
「俺が居るイマから、目を逸らすの禁止。」
言う事為す事、気障ったらしくて、あかん。心配せんでも、御前ン事は睨み続けとうよ。

[][][]

|||1-|||書込
[][設定][管理]
WHOCARES.JP